注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~FRB議長講演を好感も買い一巡後はこう着感強まる~
配信日時:2025/08/25 08:52
配信元:FISCO
*08:52JST 前場に注目すべき3つのポイント~FRB議長講演を好感も買い一巡後はこう着感強まる~
25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■FRB議長講演を好感も買い一巡後はこう着感強まる
■オリコンHD、25/9上方修正 営業利益 52.5億円←47.0億円
■前場の注目材料:ソニーG、ソニーセミコン、エッジAIで交通解析、日欧投入
■FRB議長講演を好感も買い一巡後はこう着感強まる
25日の日本株市場は、ギャップアップからのスタートとなり、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。22日の米国市場はNYダウが846ドル高、ナスダックは396ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はジャクソンホール会合での講演で、労働市場の下方リスク上昇に伴うリスクバランスの変更で利下げが正当化する可能性に言及した。ハト派姿勢を示したことが好感され、NYダウは史上最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比395円高の42965円。円相場は1ドル=146円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時43100円まで買われる場面もみられており、朝方はインデックスに絡んだ商いが集中することになりそうだ。日経平均株価は先週の調整でボリンジャーバンドの+1σ(42816円)を割り込んでいたが、同バンドを上回ってくることで+2σ(44029円)とのレンジでの推移が意識されてくる可能性がありそうだ。
ただし、43000円辺りで強弱感が対立し、上値の重さが意識されてくるようだと、次第に戻り待ち狙いの売りが入りやすくなるだろう。先週の急落の影響で少なからず需給状況は悪化したと考えられ、押し目待ち狙いの買いを慎重にさせることも考えられる。まずは43000円処を明確に上抜けてくることができるかを見極めたい。また、先週はソフトバンクG<9984>や値がさハイテク株の下げが日経平均株価の重荷になっていたため、これら銘柄への買い戻しの動きが強まるかを確認したいところである。
今週は27日に米エヌビディアの決算を控えている。決算を前に売られていたハイテク株を買い戻す動きがみられるようだと、センチメント改善につながるだろう。一方で、慎重姿勢が強まると、日経平均株価の上値も重くなるとみられ、こう着感が強まりやすいとみておきたい。また、米国の利下げ観測が高まるなかで、為替市場では円相場が円高に振れて推移しているため、輸出関連なども手掛けにくくさせそうだ。相場全体が買い一巡後にこう着感を強めてくる局面においては、グロース銘柄など中小型株での値幅取り狙いに向かわせそうだ。
■オリコンHD、25/9上方修正 営業利益 52.5億円←47.0億円
オリコンHD<2498>は2025年9月期業績予想の修正を発表。売上高は870億円から948億円、営業利益を47.0億円から52.5億円に上方修正した。国内市場においては、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」による公共工事の執行により、防災・減災関連のハード・ソフト対策業務、道路・河川・港湾等の維持管理業務等の受注環境は堅調に推移している。海外市場においても、開発途上国でのインフラ整備の需要は依然旺盛で良好な受注環境にあり、大型橋梁案件を受注するなど堅調に推移。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(42633.29、+23.12)
・NYダウは上昇(45631.74、+846.24)
・ナスダック総合指数は上昇(21496.54、+396.22)
・SOX指数は上昇(5754.46、+151.20)
・シカゴ日経225先物は上昇(42965、+395)
・VIX指数は低下(14.22、-2.38)
・米原油先物相場は上昇(63.66、+0.14)
・長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・トヨタ自<7203>研究開発費16年連続増、1位、1兆3700億円、本社調べ
・ソニーG<6758>ソニーセミコン、エッジAIで交通解析、日欧投入
・TOTO<5332>米に衛生陶器の新工場棟、300億円投資
・日産自<7201>新型軽「ルークス」今秋発売、復活の試金石
・スズキ<7269>印タタへの委託拡大、独自SDVの開発効率化
・東レ<3402>東レエンジ、米にサービス拠点新設、半導体装置など技術者増員
・クボタ<6326>アフリカで農機拡販、三井住友銀行と提携
・NEC<6701>国連機関とアフリカ支援で連携、農業・健康医療など
・エルテス<3967>AI上の企業評判監視、リスク検知・分析
・村田製作所<6981>PETフィルム再生拡大、異業種と連携
・旭化成<3407>先端半導体の感光絶縁材増産、160億円投資
・日本曹達<4041>KAICOと、動物医薬を共同研究
・京成電鉄<9009>天野貴夫氏、成田強化、需要取り込む
・東急不動産HD<3289>三菱地所などと、横浜に次世代物流施設、高速道IC直結
・ロート製薬<4527>エクソーフィアと資本提携、再生医療拡大
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■FRB議長講演を好感も買い一巡後はこう着感強まる
■オリコンHD、25/9上方修正 営業利益 52.5億円←47.0億円
■前場の注目材料:ソニーG、ソニーセミコン、エッジAIで交通解析、日欧投入
■FRB議長講演を好感も買い一巡後はこう着感強まる
25日の日本株市場は、ギャップアップからのスタートとなり、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。22日の米国市場はNYダウが846ドル高、ナスダックは396ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はジャクソンホール会合での講演で、労働市場の下方リスク上昇に伴うリスクバランスの変更で利下げが正当化する可能性に言及した。ハト派姿勢を示したことが好感され、NYダウは史上最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比395円高の42965円。円相場は1ドル=146円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時43100円まで買われる場面もみられており、朝方はインデックスに絡んだ商いが集中することになりそうだ。日経平均株価は先週の調整でボリンジャーバンドの+1σ(42816円)を割り込んでいたが、同バンドを上回ってくることで+2σ(44029円)とのレンジでの推移が意識されてくる可能性がありそうだ。
ただし、43000円辺りで強弱感が対立し、上値の重さが意識されてくるようだと、次第に戻り待ち狙いの売りが入りやすくなるだろう。先週の急落の影響で少なからず需給状況は悪化したと考えられ、押し目待ち狙いの買いを慎重にさせることも考えられる。まずは43000円処を明確に上抜けてくることができるかを見極めたい。また、先週はソフトバンクG<9984>や値がさハイテク株の下げが日経平均株価の重荷になっていたため、これら銘柄への買い戻しの動きが強まるかを確認したいところである。
今週は27日に米エヌビディアの決算を控えている。決算を前に売られていたハイテク株を買い戻す動きがみられるようだと、センチメント改善につながるだろう。一方で、慎重姿勢が強まると、日経平均株価の上値も重くなるとみられ、こう着感が強まりやすいとみておきたい。また、米国の利下げ観測が高まるなかで、為替市場では円相場が円高に振れて推移しているため、輸出関連なども手掛けにくくさせそうだ。相場全体が買い一巡後にこう着感を強めてくる局面においては、グロース銘柄など中小型株での値幅取り狙いに向かわせそうだ。
■オリコンHD、25/9上方修正 営業利益 52.5億円←47.0億円
オリコンHD<2498>は2025年9月期業績予想の修正を発表。売上高は870億円から948億円、営業利益を47.0億円から52.5億円に上方修正した。国内市場においては、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」による公共工事の執行により、防災・減災関連のハード・ソフト対策業務、道路・河川・港湾等の維持管理業務等の受注環境は堅調に推移している。海外市場においても、開発途上国でのインフラ整備の需要は依然旺盛で良好な受注環境にあり、大型橋梁案件を受注するなど堅調に推移。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(42633.29、+23.12)
・NYダウは上昇(45631.74、+846.24)
・ナスダック総合指数は上昇(21496.54、+396.22)
・SOX指数は上昇(5754.46、+151.20)
・シカゴ日経225先物は上昇(42965、+395)
・VIX指数は低下(14.22、-2.38)
・米原油先物相場は上昇(63.66、+0.14)
・長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・トヨタ自<7203>研究開発費16年連続増、1位、1兆3700億円、本社調べ
・ソニーG<6758>ソニーセミコン、エッジAIで交通解析、日欧投入
・TOTO<5332>米に衛生陶器の新工場棟、300億円投資
・日産自<7201>新型軽「ルークス」今秋発売、復活の試金石
・スズキ<7269>印タタへの委託拡大、独自SDVの開発効率化
・東レ<3402>東レエンジ、米にサービス拠点新設、半導体装置など技術者増員
・クボタ<6326>アフリカで農機拡販、三井住友銀行と提携
・NEC<6701>国連機関とアフリカ支援で連携、農業・健康医療など
・エルテス<3967>AI上の企業評判監視、リスク検知・分析
・村田製作所<6981>PETフィルム再生拡大、異業種と連携
・旭化成<3407>先端半導体の感光絶縁材増産、160億円投資
・日本曹達<4041>KAICOと、動物医薬を共同研究
・京成電鉄<9009>天野貴夫氏、成田強化、需要取り込む
・東急不動産HD<3289>三菱地所などと、横浜に次世代物流施設、高速道IC直結
・ロート製薬<4527>エクソーフィアと資本提携、再生医療拡大
☆前場のイベントスケジュール
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・特になし
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