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前場に注目すべき3つのポイント~中小型株や低位材料株などでの短期的な値幅取り狙い~
配信日時:2025/08/22 08:47
配信元:FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~中小型株や低位材料株などでの短期的な値幅取り狙い~
22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■中小型株や低位材料株などでの短期的な値幅取り狙い
■決算発表なし
■前場の注目材料:丸紅、アフリカ医薬品販売に出資、人口増地域に高品質品
■中小型株や低位材料株などでの短期的な値幅取り狙い
22日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうである。21日の米国市場はNYダウが152ドル安、ナスダックは72ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)が公表した7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に加えFRB高官のタカ派発言、製造業PMIや中古住宅販売の予想外の改善で年内の利下げ期待が後退した。また、ウォルマートが決算を受けて大幅に下落し、NYダウの重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比40円高の42650円。円相場は1ドル=148円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時42510円まで売られる場面もみられたが、42500円接近では底堅さがみられており、直近の大幅な下落に対する自律反発も意識されそうである。ただし、ボリンジャーバンドの+1σが抵抗となるほか、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を控えるなかでは、リバウンド狙いの買いも強まらないだろう。全体としては持ち高調整の動きが中心になりそうだ。
円相場は1ドル=148円台とやや円安に振れて推移しており、自動車株などには買い戻しの動きが入りそうである。ハイテク株についても持ち高調整の流れから買い戻しは意識されやすいものの、トランプ政権による半導体関税の行方が不透明であり、慎重姿勢は崩せないだろう。足もとでソフトバンクG<9984>の利益確定に伴う売りが強まっているが、直近安値水準の14500円辺りで下げ渋る動きをみせてくるようだと安心感につながり、先物市場でのショートカバーに向かわせそうである。
パウエルFRB議長は講演で今後の利下げ方針を述べるとみられている。9月の利下げを織り込んでいる米国市場は足もとで調整をみせているが、発言内容次第で大きく荒れる可能性もあるため、積極的な売買は手控えられる。そのため中小型株や低位材料株などでの短期的な値幅取り狙いの商いに向かわせそうだ。日経平均株価のボリンジャーバンドの+1σは42735円辺りに位置する。同水準での戻りの鈍さがみられるようだと、売り仕掛け的な動きが強まる可能性は意識しておきたい。
■決算発表なし
■前場の注目材料
・シカゴ日経225先物は上昇(42650、+40)
・為替相場は円安・ドル高(148.30-40)
・米原油先物相場は上昇(63.52、+0.81)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・旭化成<3407>旭化成発VB、深紫外半導体レーザー27年量産、実用化は世界初
・トヨタ自<7203>エンジン供給網強く、“決起集会”で不安払拭
・NEC<6701>ロボ自律走行を安全制御、AIで最適経路生成
・SBIHD<8473>第4のメガバンク再始動、東北銀行と資本提携
・ニコン<7731>横浜製作所を来月末閉鎖
・丸紅<8002>アフリカ医薬品販売に出資、人口増地域に高品質品
・住友商事<8053>米衛星データ分析に出資、被災状況把握に活用
・マツダ<7261>本社工場で実証、車載電池活用、トヨタ自動車の蓄電システム接続
・商船三井<9104>スズキなどと、インド・アフリカ間の車商流の協業で覚書
・日東製網<3524>ヤマハ発動機など9者で、アンゴラ漁業振興で連携、資源管理確立へ
・ホンダ<7267>インドに金融新会社、ローン拡大見込む
・ノリタケ<5331>GaNウエハー用パッド、耐酸性で研磨速度30倍
・グリッド<5582>北電ネット向け優先給電指令支援システム開発着手
・アルプスアルパイン<6770>小平哲専務執行役員「車載事業上振れ」
・東京ガス<9531>AI導入でDX支援強化、スカイディスクを子会社化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 7月全国消費者物価コア指数(予想:前年比+3.1%、6月:+3.3%)
<海外>
・特になし
<ST>
■中小型株や低位材料株などでの短期的な値幅取り狙い
■決算発表なし
■前場の注目材料:丸紅、アフリカ医薬品販売に出資、人口増地域に高品質品
■中小型株や低位材料株などでの短期的な値幅取り狙い
22日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうである。21日の米国市場はNYダウが152ドル安、ナスダックは72ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)が公表した7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に加えFRB高官のタカ派発言、製造業PMIや中古住宅販売の予想外の改善で年内の利下げ期待が後退した。また、ウォルマートが決算を受けて大幅に下落し、NYダウの重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比40円高の42650円。円相場は1ドル=148円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時42510円まで売られる場面もみられたが、42500円接近では底堅さがみられており、直近の大幅な下落に対する自律反発も意識されそうである。ただし、ボリンジャーバンドの+1σが抵抗となるほか、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を控えるなかでは、リバウンド狙いの買いも強まらないだろう。全体としては持ち高調整の動きが中心になりそうだ。
円相場は1ドル=148円台とやや円安に振れて推移しており、自動車株などには買い戻しの動きが入りそうである。ハイテク株についても持ち高調整の流れから買い戻しは意識されやすいものの、トランプ政権による半導体関税の行方が不透明であり、慎重姿勢は崩せないだろう。足もとでソフトバンクG<9984>の利益確定に伴う売りが強まっているが、直近安値水準の14500円辺りで下げ渋る動きをみせてくるようだと安心感につながり、先物市場でのショートカバーに向かわせそうである。
パウエルFRB議長は講演で今後の利下げ方針を述べるとみられている。9月の利下げを織り込んでいる米国市場は足もとで調整をみせているが、発言内容次第で大きく荒れる可能性もあるため、積極的な売買は手控えられる。そのため中小型株や低位材料株などでの短期的な値幅取り狙いの商いに向かわせそうだ。日経平均株価のボリンジャーバンドの+1σは42735円辺りに位置する。同水準での戻りの鈍さがみられるようだと、売り仕掛け的な動きが強まる可能性は意識しておきたい。
■決算発表なし
■前場の注目材料
・シカゴ日経225先物は上昇(42650、+40)
・為替相場は円安・ドル高(148.30-40)
・米原油先物相場は上昇(63.52、+0.81)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・旭化成<3407>旭化成発VB、深紫外半導体レーザー27年量産、実用化は世界初
・トヨタ自<7203>エンジン供給網強く、“決起集会”で不安払拭
・NEC<6701>ロボ自律走行を安全制御、AIで最適経路生成
・SBIHD<8473>第4のメガバンク再始動、東北銀行と資本提携
・ニコン<7731>横浜製作所を来月末閉鎖
・丸紅<8002>アフリカ医薬品販売に出資、人口増地域に高品質品
・住友商事<8053>米衛星データ分析に出資、被災状況把握に活用
・マツダ<7261>本社工場で実証、車載電池活用、トヨタ自動車の蓄電システム接続
・商船三井<9104>スズキなどと、インド・アフリカ間の車商流の協業で覚書
・日東製網<3524>ヤマハ発動機など9者で、アンゴラ漁業振興で連携、資源管理確立へ
・ホンダ<7267>インドに金融新会社、ローン拡大見込む
・ノリタケ<5331>GaNウエハー用パッド、耐酸性で研磨速度30倍
・グリッド<5582>北電ネット向け優先給電指令支援システム開発着手
・アルプスアルパイン<6770>小平哲専務執行役員「車載事業上振れ」
・東京ガス<9531>AI導入でDX支援強化、スカイディスクを子会社化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 7月全国消費者物価コア指数(予想:前年比+3.1%、6月:+3.3%)
<海外>
・特になし
<ST>
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