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東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か

配信日時:2025/08/22 08:05 配信元:FISCO
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か 本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯を予想する。前日21日のダウ平均は152.81ドル安の44785.50ドル、ナスダックは72.55pt安の21100.31ptで取引を終了した。小売りウォルマート(WMT)の予想外に冴えない決算や失業保険申請件数の増加を嫌気した売りに、寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に加えFRB高官のタカ派発言、製造業PMIや中古住宅販売の予想外の改善で年内の利下げ期待が後退し長期金利上昇に連れ続落した。相場は終日軟調に推移し終盤にかけてもパウエルFRB議長の講演を控えた手仕舞い売りに押され、戻りなく、終了。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯を予想する。米国の長期金利上昇や株安など強調材料はないものの、ジャクソンホール会議を前に売り手も大きく動けず、方向感の乏しい値動きが予想される。780ptでパラボリック陰転が警戒される一方、日足のストキャスティクス低下やボリンジャーバンドのミドルライン到達で過熱感は解消されつつあり、一定の押し目買い需要が見込まれそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比変わらずの783ptで終えている。上値のメドは790pt、下値のメドは775ptとする。

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