寄り付き概況
日経平均は132円高でスタート、サイバーや第一三共などが上昇
配信日時:2025/08/19 09:33
配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;43846.55;+132.24TOPIX;3128.20;+7.24
[寄り付き概況]
19日の日経平均は132.24円高の43846.55円と3日続伸して取引を開始した。前日18日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は34.30ドル安の44911.82ドル、ナスダックは6.79ポイント高の21629.77で取引を終了した。トランプ大統領と、欧州指導者、ウクライナ大統領との会談を控え、様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。
住宅市場指数が予想外に悪化し、相場は下落に転じた。速やかな利下げ期待の後退で金利が上昇し、終日戻りが鈍かった。今週開催される連邦準備制度理事会(FRB)
の年次会合、ジャクソンホール会合を控え動意乏しくもみ合いに終始。ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)などの上昇が支援しかろうじてプラス圏を回復した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら3日ぶりに反発したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株などの株価を支えた。また、外為市場で1ドル=147円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。さらに、ウクライナ和平への期待感も投資家心理を上向かせた。一方、昨日の米株式市場で、ダウ平均やS&P500が小幅だが下落したことや、海外市場で米長期金利が強含みで推移したことが東京市場で株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの続伸で1000円を超す上げとなり、25日移動平均線との乖離率が買われ過ぎとされる5%を超えて6.4%に拡大するなど、短期的な過熱感が強まっており、利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
セクター別では、医薬品、卸売業、倉庫運輸関連、不動産業、機械などが値上がり率上位、その他製品、非鉄金属、ガラス土石製品、石油石炭製品、ゴム製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、サイバー<4751>、F&LC<3563>、第一三共<4568>、アドバンテスト<6857>、中外薬<4519>、ソフトバンクG<9984>、良品計画<7453>、ニデック<6594>、ディスコ<6146>、西松屋チェ<7545>、三菱重<7011>、東電力HD<9501>、ソシオネクスト<6526>、トヨタ<7203>、東エレク<8035>などが上昇。他方、サンリオ<8136>、ラインヤフー<4689>、任天堂<7974>、IHI<7013>、SBI<8473>、スズキ<7269>、三菱UFJ<8306>、川崎重<7012>、NTT<9432>、古河電工<5801>、フジクラ<5803>、信越化<4063>、三井住友<8316>などが下落している。
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日経平均;43846.55;+132.24TOPIX;3128.20;+7.24
[寄り付き概況]
19日の日経平均は132.24円高の43846.55円と3日続伸して取引を開始した。前日18日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は34.30ドル安の44911.82ドル、ナスダックは6.79ポイント高の21629.77で取引を終了した。トランプ大統領と、欧州指導者、ウクライナ大統領との会談を控え、様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。
住宅市場指数が予想外に悪化し、相場は下落に転じた。速やかな利下げ期待の後退で金利が上昇し、終日戻りが鈍かった。今週開催される連邦準備制度理事会(FRB)
の年次会合、ジャクソンホール会合を控え動意乏しくもみ合いに終始。ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)などの上昇が支援しかろうじてプラス圏を回復した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら3日ぶりに反発したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株などの株価を支えた。また、外為市場で1ドル=147円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。さらに、ウクライナ和平への期待感も投資家心理を上向かせた。一方、昨日の米株式市場で、ダウ平均やS&P500が小幅だが下落したことや、海外市場で米長期金利が強含みで推移したことが東京市場で株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの続伸で1000円を超す上げとなり、25日移動平均線との乖離率が買われ過ぎとされる5%を超えて6.4%に拡大するなど、短期的な過熱感が強まっており、利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
セクター別では、医薬品、卸売業、倉庫運輸関連、不動産業、機械などが値上がり率上位、その他製品、非鉄金属、ガラス土石製品、石油石炭製品、ゴム製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、サイバー<4751>、F&LC<3563>、第一三共<4568>、アドバンテスト<6857>、中外薬<4519>、ソフトバンクG<9984>、良品計画<7453>、ニデック<6594>、ディスコ<6146>、西松屋チェ<7545>、三菱重<7011>、東電力HD<9501>、ソシオネクスト<6526>、トヨタ<7203>、東エレク<8035>などが上昇。他方、サンリオ<8136>、ラインヤフー<4689>、任天堂<7974>、IHI<7013>、SBI<8473>、スズキ<7269>、三菱UFJ<8306>、川崎重<7012>、NTT<9432>、古河電工<5801>、フジクラ<5803>、信越化<4063>、三井住友<8316>などが下落している。
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