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外為サマリー:持ち高調整の動きなどから一時147円05銭まで押される

配信日時:2025/08/15 15:12 配信元:MINKABU
 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円15銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭程度のドル高・円安となっている。  14日発表の米7月卸売物価指数(PPI)が高い伸びとなったことを受け、同日のニューヨーク市場でドル買い・円売りが優勢となった流れを引き継いでスタート。米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退するなか、ドル円相場は午前8時10分ごろに147円86銭まで上伸する場面があった。ただ、内閣府が朝方発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率1.0%増と市場予想を上回ったことが分かると、日銀の早期利上げを意識したドル売り・円買いが流入。仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)通過後は持ち高調整や利益確定の動きが強まり、午後2時10分ごろには一時147円05銭まで押された。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1671ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=171円74銭前後と同60銭弱のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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