みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・14日>(大引け)=fonfun、ビーマップ、トリドールなど
配信日時:2025/08/14 15:32
配信元:MINKABU
fonfun<2323.T>=後場急伸し一時ストップ高。13日は第1四半期の好決算を受けて上昇したが、この日は正午ごろにハイブリッドテクノロジーズ<4260.T>と業務提携を行うことで合意したと発表しており、これを材料視した買いが入っている。ベトナム子会社を含むグローバルなエンジニア体制を持ち、グループ会社との連携により、上流工程(UI/UX デザイン含む)から実装まで一貫して対応できる体制を構築するハイブリッドとこれまでに受託開発で培ってきた顧客提案力を強みとするfonfunが提携することで、両社それぞれの成長戦略を加速させるのが狙い。具体的には、fonfunからの技術派遣を通じたハイブリッドの開発体制の支援や、fonfun案件へのハイブリッドのエンジニア参画による受託開発プロジェクト推進などの取り組みを進めるとしている。なお、同件によるfonfunの26年3月期業績やハイブリッドの25年9月期業績への影響は軽微としている。
ビーマップ<4316.T>=物色人気にストップ高。同社は13日、宇宙・防衛事業の業務提携先であるSpicyCompany(東京都渋谷区)の米現地法人と共同で、北マリアナ諸島サイパン島に「宇宙防衛通信研究所」を設立すると発表。これが材料視されているようだ。同研究所は、衛星通信や長距離無線、ドローン、LEO軌道対応システム(地球低軌道を回る衛星との通信や運用に対応したシステムのこと)、防衛用途のセンサー開発などを対象とした先進的研究開発拠点。次世代宇宙・防衛・通信技術に関する実行可能性調査も同時に着手するとしている。また、同日には26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比22.8%増の2億8400万円、営業損益は1億1900万円の赤字(前年同期は1億2800万円の赤字)で着地し、通期業績予想については従来見通しを据え置いている。
トリドールホールディングス<3397.T>=大幅高で新展開入り。昨年1月の高値(4850円)を上回り、約1年7カ月ぶりに上場来高値を奪回した。この日午後1時過ぎ、4~6月期連結決算を発表。売上高は前年同期比6.1%増の698億6200万円、営業利益は同2.3倍の80億5200万円だった。主力の「丸亀製麺」事業は既存店が好調だったほか、新店が寄与し堅調に推移。海外事業は不採算店舗の閉店などが奏功し、大きく収益性が改善した。閉店に伴うリース解約益の計上など一過性の収益もあった。これを好感した買いが向かっている。
網屋<4258.T>=上げ足加速。連日で上場来高値圏を走る展開となっている。自社開発製品「ALog」を中核とするデータセキュリティー事業とネットワークセキュリティー事業の2部門に特化しSaaSを軸にストックビジネスに注力している。業績はサブスクリプションモデルの好調を背景に利益率の向上が会社側の想定を上回っており、13日取引終了後に発表した25年12月期上期(25年1~6月)決算は営業利益が前年同期比87%増の4億8600万円と大幅な伸びを達成、特に4~6月期の伸びが際立っており、これが株価を強く刺激する格好となった。株価は7月末にマドを開けて急騰した後も目先筋の利益確定売りを吸収し、急勾配の5日移動平均線をサポートラインとした強力な上昇波を形成していた。きょうは決算発表を受け上げ足を一気に加速させる格好となった。
セカンドサイトアナリティカ<5028.T>=急動意。金融や製造業向けを主力に人工知能(AI)を活用したデータ分析のアナリティクスコンサルティング及び解析システムなどを提供する。トップライン拡大に向けた施策が奏功し、業績は好調に推移している。13日取引終了後に発表した25年12月期上期(25年1~6月)決算は売上高が前年同期比39%増の6億5200万円と大幅な伸びを達成、営業利益は同10.9倍の8600万円となった。株価は今月1日に573円の年初来高値を形成後は調整を入れていたが、足もとの決算発表を好感する形で上値を見込んだ短期筋の再攻勢を誘っている。
FFRIセキュリティ<3692.T>=ストップ高。4~6月期決算受け買い戻しに火が付く。同社はサイバーセキュリティー専業の研究開発型企業で、標的型攻撃に特化した自社開発のエンドポイントセキュリティーソフトが企業のサイバー攻撃対策ニーズを捉えている。13日取引終了後に発表した26年3月期第1四半期(25年4~6月)決算は営業利益が2億6400万円(前年同期は200万円)と大幅な伸びを達成した。これを手掛かりに上値を見込んだ買いを引き寄せた。なお、通期営業利益は前期比12%増の9億1400万円を見込んでいる。株式需給面では貸株注意喚起の対象となっており、空売り買い戻しを誘発しやすく株価上昇に向けた思惑を助長している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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