注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~昨年7月高値を明確に上抜けるかを見極め~
配信日時:2025/08/13 08:46
配信元:FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~昨年7月高値を明確に上抜けるかを見極め~
13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■過熱感を警戒しつつも強含みの展開
■ミライトHD、1Q営業利益 31.2%減 10.27億円
■前場の注目材料:大王製紙、木材パルプ用途拡大、製紙、プラント拡充
■過熱感を警戒しつつも強含みの展開
13日の日本株市場は、買い一巡後はこう着が強まる可能性はあるものの強含みの相場展開になりそうである。12日の米国市場はNYダウが483ドル高、ナスダックは296ポイント高だった。7月の米消費者物価指数(CPI)は予想通りの結果だったことで、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が高まった。幅広い銘柄が買われ、S&P500指数、ナスダック指数は最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比635円高の43275円。円相場は1ドル=147円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行から始まることになりそうだ。日経225先物は一時43370円まで買われ、ボリンジャーバンドの+3σに接近している。過熱感は警戒されやすい面はあるものの、日経平均株価は連日の大幅高によって出遅れているファンドなどによる買いの動きが強まりやすいほか、買い戻しの動きも入りやすいだろう。過熱感から買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、短期的な売り仕掛けの動きは避けておきたいところであり、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
昨日の日経平均株価は昨年7月以来の最高値を更新した。ダブルトップが意識されるなかで大きく上抜けており、上へのバイアスが強まりやすい。ただし、バンドは切り上がりをみせているものの、+3σを明確に上回ってくる局面では過熱感が警戒され、いったんはピークを形成する可能性は意識しておきたいところである。インデックスに絡んだ商いが中心のため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの動向にらみの展開になりそうだ。
物色はインデックス中心のなかでは主力大型株に向かいやすいところ。相場全体がこう着感を強めてくる局面においては、グロース市場などの中小型株にシフトする場面もあろう。そのほか、人工知能(AI)検索エンジンの米スタートアップ、パープレキシティは12日、グーグルのブラウザー「クローム(Chrome)」を345億ドル(約5兆1000億円)で買収することを提案したと報じられている。AI関連への物色が意識される可能性がある。
そのほか、昨夕決算を発表したところでは、上組<9364>、K&Oエナジー<1663>、ケイアイスター<3465>、SCSK<9719>、アイスタイル<3660>、エクサウィザーズ<4259>、松屋フーズ<9887>、リブワーク<1431>、ジョイフル<9942>、冨士ダイス<6167>などが注目される。
■ミライトHD、1Q営業利益 31.2%減 10.27億円
ミライトHD<1417>が発表した2026年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比3.4%増の1213億7400万円、営業利益は同31.2%減の10億2700万円だった。 受注高が順調に積み上がり増収。損益面は従業員の処遇改善による人件費の増加やTVCM放映によるブランディング強化、成長投資によるのれん償却費等の増加により、販管費が増加した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(42718.17、+897.69)
・NYダウは上昇(44458.61、+483.52)
・ナスダック総合指数は上昇(21681.90、+296.50)
・SOX指数は上昇(5840.08、+169.71)
・シカゴ日経225先物は上昇(43275、+635)
・VIX指数は低下(14.73、-1.52)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ キオクシアHD<285A>関東電化で爆発事故、キオクシア・ソニーGなど三フッ化窒素調達急ぐ
・ 大王製紙<3880>木材パルプ用途拡大、製紙、プラント拡充
・ ドリームインキュベータ<4310>デンソーとインドでデジタル基盤の社会実装、供給網の最適化支援
・ トクヤマ<4043>ホンダなどと山口で定置電源実証、燃料電池使いDCに電力供給
・ 日本製紙<3863>トヨタ紡織などと共同研究、CNF構造材開発、NEDOプログラムに採択
・ コマツ<6301>コートジボワールに拠点、建機操縦トレーニング
・ 日揮HD<1963>カナダでLNG倍増、更新・見積もり受注
・ 西松建設<1820>NTT東日本と、建機遠隔操作にIOWN・ローカル5Gを初適用
・ NEC<6701>グーグルと協業、AI活用エコシステム
・ クラレ<3405>得意技で再生医療深耕、素材大手、「選択と集中」進む
・ DIC<4631>千葉にプラント、半導体向けエポキシ樹脂59%増産
・ 旭化成<3407>バイオガス精製技術の提供先を探索
・ 東急建設<1720>現場に可搬型木造建物、災害時は仮設住宅
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7月国内企業物価指数(予想:前年比+2.5%、6月:+2.9%)
<海外>
・特になし <ST>
■過熱感を警戒しつつも強含みの展開
■ミライトHD、1Q営業利益 31.2%減 10.27億円
■前場の注目材料:大王製紙、木材パルプ用途拡大、製紙、プラント拡充
■過熱感を警戒しつつも強含みの展開
13日の日本株市場は、買い一巡後はこう着が強まる可能性はあるものの強含みの相場展開になりそうである。12日の米国市場はNYダウが483ドル高、ナスダックは296ポイント高だった。7月の米消費者物価指数(CPI)は予想通りの結果だったことで、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が高まった。幅広い銘柄が買われ、S&P500指数、ナスダック指数は最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比635円高の43275円。円相場は1ドル=147円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行から始まることになりそうだ。日経225先物は一時43370円まで買われ、ボリンジャーバンドの+3σに接近している。過熱感は警戒されやすい面はあるものの、日経平均株価は連日の大幅高によって出遅れているファンドなどによる買いの動きが強まりやすいほか、買い戻しの動きも入りやすいだろう。過熱感から買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、短期的な売り仕掛けの動きは避けておきたいところであり、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
昨日の日経平均株価は昨年7月以来の最高値を更新した。ダブルトップが意識されるなかで大きく上抜けており、上へのバイアスが強まりやすい。ただし、バンドは切り上がりをみせているものの、+3σを明確に上回ってくる局面では過熱感が警戒され、いったんはピークを形成する可能性は意識しておきたいところである。インデックスに絡んだ商いが中心のため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの動向にらみの展開になりそうだ。
物色はインデックス中心のなかでは主力大型株に向かいやすいところ。相場全体がこう着感を強めてくる局面においては、グロース市場などの中小型株にシフトする場面もあろう。そのほか、人工知能(AI)検索エンジンの米スタートアップ、パープレキシティは12日、グーグルのブラウザー「クローム(Chrome)」を345億ドル(約5兆1000億円)で買収することを提案したと報じられている。AI関連への物色が意識される可能性がある。
そのほか、昨夕決算を発表したところでは、上組<9364>、K&Oエナジー<1663>、ケイアイスター<3465>、SCSK<9719>、アイスタイル<3660>、エクサウィザーズ<4259>、松屋フーズ<9887>、リブワーク<1431>、ジョイフル<9942>、冨士ダイス<6167>などが注目される。
■ミライトHD、1Q営業利益 31.2%減 10.27億円
ミライトHD<1417>が発表した2026年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比3.4%増の1213億7400万円、営業利益は同31.2%減の10億2700万円だった。 受注高が順調に積み上がり増収。損益面は従業員の処遇改善による人件費の増加やTVCM放映によるブランディング強化、成長投資によるのれん償却費等の増加により、販管費が増加した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(42718.17、+897.69)
・NYダウは上昇(44458.61、+483.52)
・ナスダック総合指数は上昇(21681.90、+296.50)
・SOX指数は上昇(5840.08、+169.71)
・シカゴ日経225先物は上昇(43275、+635)
・VIX指数は低下(14.73、-1.52)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ キオクシアHD<285A>関東電化で爆発事故、キオクシア・ソニーGなど三フッ化窒素調達急ぐ
・ 大王製紙<3880>木材パルプ用途拡大、製紙、プラント拡充
・ ドリームインキュベータ<4310>デンソーとインドでデジタル基盤の社会実装、供給網の最適化支援
・ トクヤマ<4043>ホンダなどと山口で定置電源実証、燃料電池使いDCに電力供給
・ 日本製紙<3863>トヨタ紡織などと共同研究、CNF構造材開発、NEDOプログラムに採択
・ コマツ<6301>コートジボワールに拠点、建機操縦トレーニング
・ 日揮HD<1963>カナダでLNG倍増、更新・見積もり受注
・ 西松建設<1820>NTT東日本と、建機遠隔操作にIOWN・ローカル5Gを初適用
・ NEC<6701>グーグルと協業、AI活用エコシステム
・ クラレ<3405>得意技で再生医療深耕、素材大手、「選択と集中」進む
・ DIC<4631>千葉にプラント、半導体向けエポキシ樹脂59%増産
・ 旭化成<3407>バイオガス精製技術の提供先を探索
・ 東急建設<1720>現場に可搬型木造建物、災害時は仮設住宅
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7月国内企業物価指数(予想:前年比+2.5%、6月:+2.9%)
<海外>
・特になし <ST>
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