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前場に注目すべき3つのポイント~昨年7月高値を明確に上抜けるかを見極め~
配信日時:2025/08/12 08:35
配信元:FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~昨年7月高値を明確に上抜けるかを見極め~
12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■昨年7月高値を明確に上抜けるかを見極め
■シャープ、26/3上方修正 営業利益 300億円←200億円
■前場の注目材料:高齢者の金銭管理・入院・葬儀、新支援、厚労省検討
■昨年7月高値を明確に上抜けるかを見極め
12日の日本株市場は、買い一巡後はこう着が強まる相場展開になりそうである。11日の米国市場はNYダウが200ドル安、ナスダックは64ポイント安だった。翌日の米消費者物価指数(CPI)を控え、利益確定の売りが優勢だった。今週予定されているトランプ大統領とプ―チン大統領の会談を控えていることも様子見姿勢に向かわせた。シカゴ日経225先物は大阪比475円高の42295円。円相場は1ドル=148円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物は祝日取引で42480円まで買われる場面もみられており、7月24日につけた42080円を大きく上抜けている。朝方はインデックスに絡んだ買いが日経平均株価を押し上げる形になりそうだ。昨年7月11日につけた42224.02円を明確に突破してくるようだと、売り方の買い戻しの動きが強まりやすいだろう。一方で、高値を捉えることができないと、利益確定の売りが入りやすくなりそうだ。
昨年7月高値とのダブルトップが意識される可能性もあるため、買い一巡後は様子見姿勢に向かわせる可能性もありそうだ。ただし、押し目買い意欲は強いと考えられ、ボリンジャーバンドの+2σ(41854円)が支持線として機能するようだと、上へのバイアスが強まることが期待される。主力企業の決算発表が通過したこともあり、動きやすい面もありそうだ。もっとも、夏休みシーズンで市場参加者は限られていることもあり、買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、グロース銘柄など個人主体による中小型株での短期的なトレードに向かわせよう。
物色としては防災関連のほか、AIや防衛などが引き続き注目される。なお、8日の取引終了後に決算を発表したところでは、シャープ<6753>、JESHD<6544>、三菱HCキャ<8593>、サイバー<4751>、平和<6412>、ホシデン<6804>、サンリオ<8136>、TREHD<9247>、アース製薬<4985>、バッファロー<6676>などが注目されそうだ。
■シャープ、26/3上方修正 営業利益 300億円←200億円
シャープ<6753>は2026年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を200億円から300億円に上方修正した。コンセンサス(352億円)には届かなかったが、一転して営業利益を見込む。第1四半期の業績を踏まえ、売上高及び営業利益については、PC事業などの業績の上振れを反映し、また、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益については、これに加えて為替差益や持分法による投資利益などを織り込み、それぞれ上方修正している。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(41820.48、+761.33)
・シカゴ日経225先物は上昇(42295、+475)
・為替相場は円安・ドル高(148.10-20)
・米長期金利は低下
・米原油先物相場は上昇(63.96、+0.08)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・高齢者の金銭管理・入院・葬儀、新支援、厚労省検討
・TSMC技術、日本に流出か、台湾の対日世論影響も
・上水道旧式管、全撤去へ、老朽化、破損リスク大
・停戦優先、軍撤退相互に、ウクライナ・欧州、米に提案
・蓄電池対策、ハンディーファン回収、掃除機・カミソリも
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 7月マネーストックM3(6月:前年比+0.4%)
<海外>
・特になし <ST>
■昨年7月高値を明確に上抜けるかを見極め
■シャープ、26/3上方修正 営業利益 300億円←200億円
■前場の注目材料:高齢者の金銭管理・入院・葬儀、新支援、厚労省検討
■昨年7月高値を明確に上抜けるかを見極め
12日の日本株市場は、買い一巡後はこう着が強まる相場展開になりそうである。11日の米国市場はNYダウが200ドル安、ナスダックは64ポイント安だった。翌日の米消費者物価指数(CPI)を控え、利益確定の売りが優勢だった。今週予定されているトランプ大統領とプ―チン大統領の会談を控えていることも様子見姿勢に向かわせた。シカゴ日経225先物は大阪比475円高の42295円。円相場は1ドル=148円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物は祝日取引で42480円まで買われる場面もみられており、7月24日につけた42080円を大きく上抜けている。朝方はインデックスに絡んだ買いが日経平均株価を押し上げる形になりそうだ。昨年7月11日につけた42224.02円を明確に突破してくるようだと、売り方の買い戻しの動きが強まりやすいだろう。一方で、高値を捉えることができないと、利益確定の売りが入りやすくなりそうだ。
昨年7月高値とのダブルトップが意識される可能性もあるため、買い一巡後は様子見姿勢に向かわせる可能性もありそうだ。ただし、押し目買い意欲は強いと考えられ、ボリンジャーバンドの+2σ(41854円)が支持線として機能するようだと、上へのバイアスが強まることが期待される。主力企業の決算発表が通過したこともあり、動きやすい面もありそうだ。もっとも、夏休みシーズンで市場参加者は限られていることもあり、買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、グロース銘柄など個人主体による中小型株での短期的なトレードに向かわせよう。
物色としては防災関連のほか、AIや防衛などが引き続き注目される。なお、8日の取引終了後に決算を発表したところでは、シャープ<6753>、JESHD<6544>、三菱HCキャ<8593>、サイバー<4751>、平和<6412>、ホシデン<6804>、サンリオ<8136>、TREHD<9247>、アース製薬<4985>、バッファロー<6676>などが注目されそうだ。
■シャープ、26/3上方修正 営業利益 300億円←200億円
シャープ<6753>は2026年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を200億円から300億円に上方修正した。コンセンサス(352億円)には届かなかったが、一転して営業利益を見込む。第1四半期の業績を踏まえ、売上高及び営業利益については、PC事業などの業績の上振れを反映し、また、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益については、これに加えて為替差益や持分法による投資利益などを織り込み、それぞれ上方修正している。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(41820.48、+761.33)
・シカゴ日経225先物は上昇(42295、+475)
・為替相場は円安・ドル高(148.10-20)
・米長期金利は低下
・米原油先物相場は上昇(63.96、+0.08)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・高齢者の金銭管理・入院・葬儀、新支援、厚労省検討
・TSMC技術、日本に流出か、台湾の対日世論影響も
・上水道旧式管、全撤去へ、老朽化、破損リスク大
・停戦優先、軍撤退相互に、ウクライナ・欧州、米に提案
・蓄電池対策、ハンディーファン回収、掃除機・カミソリも
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 7月マネーストックM3(6月:前年比+0.4%)
<海外>
・特になし <ST>
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