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午前:債券サマリー 先物は反発、長期金利1.485%に低下

配信日時:2025/08/07 11:52 配信元:MINKABU
 7日の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。米連邦準備理事会(FRB)による利下げが意識されていることや、米相互関税発動による景気悪化懸念などから買いが優勢だった。  前日の米長期債相場は続落(金利は上昇)したものの、同日に米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が利下げを容認する姿勢を示したことが円債の支えとなったもよう。また、米ホワイトハウス高官が6日に「相互関税」について、日本には15%の追加関税を課すことを明らかにし、日本経済への負担が懸念されたことも債券買いにつながったようだ。朝方の買いが一巡したあとは伸び悩む場面もあったが、前日に下落した反動で買いが入りやすいこともあって債券先物は一時138円79銭まで上伸した。なお、きょうは財務省が30年債入札を実施する。  午前11時の先物9月限の終値は、前日比14銭高の138円74銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.010%低い1.485%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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