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午後:債券サマリー 先物は8日ぶり反落、日銀オペ結果で売られる 長期金利1.490%に上昇

配信日時:2025/08/06 15:27 配信元:MINKABU
 6日の債券市場で、先物中心限月9月限は8日ぶりに反落した。この日、日銀が実施した国債買い入れオペが、債券の保有ニーズの乏しさを示す結果となり、後場に売られる展開となった。  日銀の国債買い入れオペは「残存期間1年以下」と「同1年超3年以下」、「同3年超5年以下」、「同10年超25年以下」の4本。オファー額は事前通告通りとなった。応札倍率は中期ゾーンの「同1年超3年以下」が2倍を上回り、「同3年超5年以下」で3倍弱、超長期ゾーンの「同10年超25年以下」は3.8倍強となった。日銀への売り意欲が示され、先物は午後に138円57銭まで下落する場面があった。  この日、自民党の河野太郎前デジタル相が記者会見を英語で行い、日銀に対し政府は利上げを要請すべきだとの見解を示したと伝わった。この発言に反応した債券売りも出たもようだ。  先物9月限は前営業日比27銭安の138円60銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.025ポイント高い1.490%に上昇した。 出所:MINKABU PRESS

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