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住友電が後場終盤に急上昇、データセンター向けなど需要堅調で26年3月期業績予想を上方修正

配信日時:2025/07/31 15:18 配信元:MINKABU
 住友電気工業<5802.T>が後場終盤になって急上昇している。午後3時ごろに発表した26年3月期の連結業績予想について、売上高を4兆5000億円から4兆6000億円(前期比1.7%減)へ、営業利益を2750億円から2950億円(同8.0%減)へ、純利益を1900億円から2050億円(同5.8%増)へ上方修正したことが好感されている。自動車関連事業や情報通信関連事業の需要が堅調に推移したことに加えて、米国の追加関税の影響が当初の見込みを下回っていることが貢献する。  同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1兆1484億円(前年同期比2.9%増)、営業利益603億100万円(同13.2%増)、純利益351億1900万円(同10.6%増)だった。前年同期に増益に貢献した銅価格上昇に伴う影響が一巡したことから、環境エネルギー事業は減益となったものの、情報通信関連事業で生成AI市場の拡大を背景に、データセンター向けの光デバイス、光配線機器、光ケーブルの需要が増加した。また、自動車関連事業でワイヤーハーネスや防振ゴムの需要が堅調に推移した。 出所:MINKABU PRESS

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