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東京株式(前引け)=反発、円安追い風に再び4万1000円台乗せ

配信日時:2025/07/31 11:55 配信元:MINKABU
 31日前引けの日経平均株価は前営業日比366円21銭高の4万1020円91銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は9億2770万株、売買代金概算は2兆3748億円。値上がり銘柄数は1230、対して値下がり銘柄数は338、変わらずは55銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場で日経平均は一時380円あまり上昇し、4万1000円台に再び乗せた。日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えるなかでも買い優勢の地合いとなった。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は市場予想通り政策金利据え置きとなったが、その後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見では早期利下げに慎重なややタカ派的な姿勢が示された。これを受け、外国為替市場でドル円相場が一時1ドル=149円台半ばまで上昇するなど、足もとドル高・円安基調で推移。決算発表を行ったメタ・プラットフォームズ<META>やマイクロソフト<MSFT>の株価が時間外取引で大幅高となり、米株価指数先物が上昇したことも全体相場に追い風となった。個別では決算発表を受けた物色が活発化。値上がり銘柄数は全体の約76%に達した。  個別ではフジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>が大幅高となり、ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>が上昇。ソフトバンクグループ<9984.T>も値を上げた。日立製作所<6501.T>、サンリオ<8136.T>も高い。三菱重工業<7011.T>は堅調。アイ・ピー・エス<4390.T>が急騰。さくらインターネット<3778.T>は急反発した。半面、アドバンテスト<6857.T>が小安く、武田薬品工業<4502.T>、任天堂<7974.T>が軟調。東京電力ホールディングス<9501.T>も値を下げた。カプコン<9697.T>が大幅安となった。 出所:MINKABU PRESS

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