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30日の米株式市場の概況、NYダウ171ドル安 パウエル議長会見で売られる

配信日時:2025/07/31 08:12 配信元:MINKABU
 30日の米株式市場では、NYダウが前日比171.71ドル安の4万4461.28ドルと3日続落した。米連邦準備制度理事会(FRB)がこの日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)では、副議長ら2人の反対を受けながらも政策金利の据え置きを決めた。その後のパウエル議長の会見がタカ派的と受け止められ、早期利下げ観測が後退。株売りを促した。  プロクター・アンド・ギャンブル<PG>やシェブロン<CVX>、スリーエム<MMM>が売られ、ナイキ<NKE>やアメリカン・エキスプレス<AXP>が軟調推移。フリーポート・マクモラン<FCX>が大幅安となった。一方、キャタピラー<CAT>とJPモルガン・チェース<JPM>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>がしっかり。V.F.<VFC>が値を上げ、ヒューマナ<HUM>が急伸した。  ナスダック総合株価指数は31.38ポイント高の2万1129.67と小反発した。エヌビディア<NVDA>が買われ、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が堅調。マーベル・テクノロジー・グループ<MRVL>が株価水準を大きく切り上げたほか、ザ・チーズケーキ・ファクトリー<CAKE>やアトリキュア<ATRC>が高い。半面、アップル<AAPL>とテスラ<TSLA>が冴えない展開。モンデリーズ・インターナショナル<MDLZ>が下値を探った。 出所:MINKABU PRESS

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