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午後:債券サマリー 先物は続伸、様子見姿勢続く 長期金利は横ばいの1.555%

配信日時:2025/07/30 15:31 配信元:MINKABU
 30日の債券市場で、先物中心限月9月限は続伸した。前日の米国市場で長期債相場が上昇(金利が低下)し、円債相場を支援した。  米国市場では好調な7年債入札の結果を受け債券需給を巡る期待感が膨らんだ。6月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人数が前月から減少し、米国の労働市場を巡る懸念が強まったことも追い風となり、債券選好姿勢が強まった。米長期金利は4.32%に低下した。  この日は利付国債の入札や日銀による国債買い入れオペがなく、手掛かり材料が乏しかった。円債市場においては、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が日本時間31日未明に公表される。日銀の金融政策決定会合も31日に結果が発表される。ともに政策金利の据え置きがコンセンサスとなっているが、日米の中銀サイドから発信される情報を見極めたいとのムードが強まった。午後は小動きだった。  先物9月限は前営業日比8銭高の137円98銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は横ばいの1.555%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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