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【↓】日経平均 大引け| 続落、半導体関連中心に利益確定が売り優勢 (7月28日)
配信日時:2025/07/28 16:40
配信元:MINKABU
日経平均株価
始値 41515.91
高値 41534.21
安値 40997.87
大引け 40998.27(前日比 -457.96 、 -1.10% )
売買高 17億1693万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆501億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は457円安と続落、4万1000円台を割り込む
2.前週末の米国市場はNYダウが上昇しナスダック指数は最高値
3.アドテストや東エレクなど半導体関連株が利益確定売りで下落
4.自民党の両院議員懇談会が午後3時30分から開かれ様子見姿勢に
5.トヨタやホンダが高く、リクルートや東電HDが値を上げる
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比208ドル高と反発した。米国と欧州連合(EU)の通商交渉の進展期待から買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、日経平均株価は続落。半導体関連株などへの利益確定売りが優勢となり軟調に推移した。
前週末の米株式市場では、米関税政策を巡る通商交渉が前進するとの期待が強まりNYダウが上昇しナスダック指数は最高値を更新した。この米株高を受け、日経平均株価も値を上げてスタートした。この日の早朝に米国と欧州連合(EU)が、関税交渉で枠組み合意に達したと伝わったことも好感された。ただ、買いは続かず朝高後は売りに押される展開。上昇基調を強めてきた半導体関連株などに利益確定売りが膨らみ、全体相場を押し下げた。銀行株も軟調だった。午後3時30分からは自民党の両院懇談会の開催が予定されていることも様子見の要因となった。日経平均株価は午後2時過ぎに、この日の安値をつけ、その後やや下げ渋ったが、大引けにかけ売り直され結局4万1000円台を割り込んだ。
個別銘柄では、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といった大手銀行株も軟調だった。フジクラ<5803>やソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>が値を下げ、良品計画<7453>やサンリオ<8136>も下落。三菱重工業<7011>や信越化学工業<4063>も安い。
半面、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>が高く、リクルートホールディングス<6098>や東京電力ホールディングス<9501>が値を上げた。ファナック<6954>やキーエンス<6861>、安川電機<6506>が買われた。HOYA<7741>やダイキン工業<6367>、霞ヶ関キャピタル<3498>が上昇した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファナック <6954>、リクルート <6098>、TDK <6762>、中外薬 <4519>、日東電 <6988>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約91円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、スクリン <7735>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約486円。うち278円はアドテスト1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)繊維製品、(3)サービス業、(4)精密機器、(5)ガラス・土石。一方、下落率の上位5業種は(1)建設業、(2)証券・商品、(3)その他金融業、(4)卸売業、(5)保険業。
■個別材料株
△Hmcomm <265A> [東証G]
議事録AI「オンプレZMEETING」を材料視。
△ユーグレナ <2931> [東証P]
25年12月期業績予想を営業利益倍額へ上方修正。
△ホギメデ <3593> [東証P]
非公開化検討報道でコメント開示。
△伊勢化 <4107> [東証S]
上期営業利益は42%増で着地。
△エレメンツ <5246> [東証G]
KDDI店舗に「オフラインIC本人確認プラン」提供。
△ブルーイノベ <5597> [東証G]
富田林市で「ELIOS3」を活用した下水道点検技術の検証実施。
△イーグル工 <6486> [東証P]
26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正。
△東光高岳 <6617> [東証P]
4-6月期(1Q)経常は36%増益で着地。
△太平洋工 <7250> [東証P]
MBO発表でTOB価格2050円にサヤ寄せ。
△りたりこ <7366> [東証P]
第1四半期営業益は3.7倍の9億4800万円で着地。
▼オルツ <260A> [東証G]
東証が監理銘柄(審査中)銘柄に指定。
▼スクリン <7735> [東証P]
4-6月期営業減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)太平洋工 <7250>、(2)ユーグレナ <2931>、(3)ホギメデ <3593>、(4)イーグル工 <6486>、(5)りたりこ <7366>、(6)東光高岳 <6617>、(7)GMO-GS <3788>、(8)プリマ <2281>、(9)野村マイクロ <6254>、(10)メタウォータ <9551>。
値下がり率上位10傑は(1)スクリン <7735>、(2)三井松島HD <1518>、(3)アドテスト <6857>、(4)ほくほくFG <8377>、(5)七十七 <8341>、(6)日本調剤 <3341>、(7)日鉄鉱 <1515>、(8)筑波銀 <8338>、(9)芝浦 <6590>、(10)東京きらぼし <7173>。
【大引け】
日経平均は前日比457.96円(1.10%)安の4万0998.27円。TOPIXは前日比21.13(0.72%)安の2930.73。出来高は概算で17億1693万株。東証プライムの値上がり銘柄数は695、値下がり銘柄数は860となった。東証グロース250指数は762.70ポイント(0.41ポイント高)。
[2025年7月28日]
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