注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~4万円固めの展開に期待~
配信日時:2025/07/04 08:47
配信元:FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~4万円固めの展開に期待~
4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■4万円固めの展開に期待
■キユーピー、2Q営業利益 14.4%減 161億円
■前場の注目材料:武田薬品、臨床でビッグデータ駆使、新薬開発コスト半減
■4万円固めの展開に期待
4日の日本株市場は、買い一巡後は4万円固めの展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが344ドル高、ナスダックは207ポイント高だった。6月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比14万7000人増加と、市場予想を上回った。前日のADP雇用統計が予想外に減少したため下振れが警戒されていただけに、安心感につながった。シカゴ日経225先物は大阪比400円高の40120円。円相場は1ドル=144円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物は足もとで、ボリンジャーバンドの+1σが支持線として機能していたが、同バンドから+2σ(40470円)水準が意識されてきた。4日の米国市場は独立記念日の祝日で休場になるため、海外投資家の資金流入は細ることで買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだ。そのため、日経平均株価は4万円の攻防が見込まれるものの、下値の堅さは意識されそうであり、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。
また、米連邦議会下院はトランプ米大統領の大型減税・歳出法案を可決した。半導体企業への税優遇拡大でテック株高を後押しするとの見方などもあるため、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>といった、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援になる可能性がありそうだ。9日に期限を迎える日米通商協議に対する不透明感から積極的な上値追いの動きは限られるものの、ハイテク株が強い動きをみせてくるようであれば、センチメントを明るくさせそうである。
海外勢のフローが限られるものの、商いが膨らみにくいなかで先物主導のインデックス絡みの影響を受けやすくなる。上へのバイアスが強まる局面においては売り方の買い戻しを誘う流れもありそうだ。また、昨日は鉄鋼株など出遅れていたセクターや銘柄などへの買いが目立っていた。ローテーションの動きとみられるが、先高期待が高まるなかで、出遅れ銘柄への見直しが強まるかが注目されよう。
■キユーピー、2Q営業利益 14.4%減 161億円
キユーピー<2809>が発表した2025年11月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比6.3%増の2518億5200万円、営業利益は同14.4%減の161億6400万円だった。売上高は、海外の持続的な成長に加え、タマゴの物量増加、カット野菜の販売増により増収となった。営業利益は、海外での販売増による増益、カット野菜、タマゴの価格改定効果があったものの、主原料高騰等による影響を受け減益となった
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(39785.90、+23.42)
・NYダウは上昇(44828.53、+344.11)
・ナスダック総合指数は上昇(20601.10、+207.97)
・SOX指数は上昇(5647.12、+36.07)
・シカゴ日経225先物は上昇(40120、+400)
・VIX指数は低下(16.38、-0.26)
・為替相場は円安・ドル高(144.90-145.00)
・武田薬品<4502>臨床でビッグデータ駆使、新薬開発コスト半減
・日本ガイシ<5333>実験データを高速生成、素材探索の新手法活用
・ダイキン工業<6367>今年度のルームエアコン世界生産964万台、最高更新
・三菱化工機<6331>川崎発で社会課題解決、脱炭素プロ発足
・日本製鉄<5401>劣後ローン5000億円、USスチール買収で借り換え
・丸紅<8002>豪原料炭に追加出資、製鉄需要増見据え
・トヨタ自<7203>ダイハツ工業、滋賀工場休止、14-18日追加
・三井住友FG<8316>AIで契約業務、リーガルテック新会社
・日機装<6376>アフリカで医療用酸素製造プラント受注
・富士通<6702>DC向け水冷サブスク開始、導入・運用・保守サービス
・ルネサス<6723>GaN事業強化、AIDC電源向け新製品
・東京電力HD<9501>東京都と、東京湾でグリーン水素製造、28年度稼働
・小野建<7414>福山に鋼材拠点、在庫・加工機能で納期短縮
・メンバーズ<2130>自治体の脱炭素支援、地域特性あわせ計画・実行
・三洋化成工業<4471>ガリウム系酸発生剤を拡販
・ENEOSHD<5020>ベンゼン7月契約価格を760ドルに
・不二サッシ<5940>日本サッシ協会、窓断熱で4社連携、猛暑対策、有効性発信
・グンゼ<3002>グンゼメディカル、皮膚疾患を紫外線治療、装置販売
・クリングルファーマ<4884>脊髄損傷向けたんぱく質、米で希少疾病医薬指定
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 5月家計支出(予想:前年比+1.2%、4月:-0.1%)
<海外>
・特になし <ST>
■4万円固めの展開に期待
■キユーピー、2Q営業利益 14.4%減 161億円
■前場の注目材料:武田薬品、臨床でビッグデータ駆使、新薬開発コスト半減
■4万円固めの展開に期待
4日の日本株市場は、買い一巡後は4万円固めの展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが344ドル高、ナスダックは207ポイント高だった。6月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比14万7000人増加と、市場予想を上回った。前日のADP雇用統計が予想外に減少したため下振れが警戒されていただけに、安心感につながった。シカゴ日経225先物は大阪比400円高の40120円。円相場は1ドル=144円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物は足もとで、ボリンジャーバンドの+1σが支持線として機能していたが、同バンドから+2σ(40470円)水準が意識されてきた。4日の米国市場は独立記念日の祝日で休場になるため、海外投資家の資金流入は細ることで買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだ。そのため、日経平均株価は4万円の攻防が見込まれるものの、下値の堅さは意識されそうであり、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。
また、米連邦議会下院はトランプ米大統領の大型減税・歳出法案を可決した。半導体企業への税優遇拡大でテック株高を後押しするとの見方などもあるため、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>といった、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援になる可能性がありそうだ。9日に期限を迎える日米通商協議に対する不透明感から積極的な上値追いの動きは限られるものの、ハイテク株が強い動きをみせてくるようであれば、センチメントを明るくさせそうである。
海外勢のフローが限られるものの、商いが膨らみにくいなかで先物主導のインデックス絡みの影響を受けやすくなる。上へのバイアスが強まる局面においては売り方の買い戻しを誘う流れもありそうだ。また、昨日は鉄鋼株など出遅れていたセクターや銘柄などへの買いが目立っていた。ローテーションの動きとみられるが、先高期待が高まるなかで、出遅れ銘柄への見直しが強まるかが注目されよう。
■キユーピー、2Q営業利益 14.4%減 161億円
キユーピー<2809>が発表した2025年11月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比6.3%増の2518億5200万円、営業利益は同14.4%減の161億6400万円だった。売上高は、海外の持続的な成長に加え、タマゴの物量増加、カット野菜の販売増により増収となった。営業利益は、海外での販売増による増益、カット野菜、タマゴの価格改定効果があったものの、主原料高騰等による影響を受け減益となった
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(39785.90、+23.42)
・NYダウは上昇(44828.53、+344.11)
・ナスダック総合指数は上昇(20601.10、+207.97)
・SOX指数は上昇(5647.12、+36.07)
・シカゴ日経225先物は上昇(40120、+400)
・VIX指数は低下(16.38、-0.26)
・為替相場は円安・ドル高(144.90-145.00)
・武田薬品<4502>臨床でビッグデータ駆使、新薬開発コスト半減
・日本ガイシ<5333>実験データを高速生成、素材探索の新手法活用
・ダイキン工業<6367>今年度のルームエアコン世界生産964万台、最高更新
・三菱化工機<6331>川崎発で社会課題解決、脱炭素プロ発足
・日本製鉄<5401>劣後ローン5000億円、USスチール買収で借り換え
・丸紅<8002>豪原料炭に追加出資、製鉄需要増見据え
・トヨタ自<7203>ダイハツ工業、滋賀工場休止、14-18日追加
・三井住友FG<8316>AIで契約業務、リーガルテック新会社
・日機装<6376>アフリカで医療用酸素製造プラント受注
・富士通<6702>DC向け水冷サブスク開始、導入・運用・保守サービス
・ルネサス<6723>GaN事業強化、AIDC電源向け新製品
・東京電力HD<9501>東京都と、東京湾でグリーン水素製造、28年度稼働
・小野建<7414>福山に鋼材拠点、在庫・加工機能で納期短縮
・メンバーズ<2130>自治体の脱炭素支援、地域特性あわせ計画・実行
・三洋化成工業<4471>ガリウム系酸発生剤を拡販
・ENEOSHD<5020>ベンゼン7月契約価格を760ドルに
・不二サッシ<5940>日本サッシ協会、窓断熱で4社連携、猛暑対策、有効性発信
・グンゼ<3002>グンゼメディカル、皮膚疾患を紫外線治療、装置販売
・クリングルファーマ<4884>脊髄損傷向けたんぱく質、米で希少疾病医薬指定
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 5月家計支出(予想:前年比+1.2%、4月:-0.1%)
<海外>
・特になし <ST>
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