みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株式分割】銘柄 (3日大引け後 発表分)
配信日時:2025/07/03 18:50
配信元:MINKABU
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みんかぶニュース 市況・概況
【投資部門別売買動向】海外勢は13週連続買い越し、累計買越額は4.4兆円に膨らむ (6月第4週)
●海外勢は13週連続買い越し、累計買越額は4.4兆円に膨らむ
東証が3日に発表した6月第4週(23日~27日)の投資部門別売買動向(現物)によると、中東リスクの後退や半導体株高を背景に、日経平均株価が前週末比1747円高の4万0150円と3週続伸し約5ヵ月ぶりに4万円台を回復したこの週は、海外投資家が13週連続で買い越した。買越額は3398億円と前週の884億円から拡大した。13週間の累計買越額は4兆4009億円となった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で5週連続の買い越しだった。買越額は403億円と前週の1064億円から縮小した。現物と先物の合算でも11週連続で買い越し、買越額は3802億円だった。自社株買いが中心とみられる事業法人は13週連続で買い越し、買越額は420億円だった。
一方、個人投資家は3週連続で売り越し、売越額は5917億円と前週の2326億円から急拡大し、昨年12月第4週以来6ヵ月ぶりの大きさとなった。日経平均が4万円台に浮上する中、逆張り志向の強い個人は利益確定売りを膨らませた格好だ。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行も10週連続で売り越し、売越額は473億円と前週の1073億円から減少した。
日経平均が5ヵ月ぶりに4万円台を回復する中、海外投資家は13週連続買い越し、13週間の累計買越額は4兆4009億円に膨らんだ。
■投資部門別売買代金差額 (6月23日~27日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全49社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
6月 ―――
第4週 3,398 ▲473 ▲5,917 [ ▲4,305 ▲1,611 ] 40,150円 ( +1747 円)
第3週 884 ▲1,073 ▲2,326 [ ▲2,822 496 ] 38,403円 ( +568 円)
第2週 997 ▲251 ▲40 [ ▲1,062 1,022 ] 37,834円 ( +92 円)
第1週 3,985 ▲4,738 1,618 [ 118 1,500 ] 37,741円 ( -223 円)
5月 ―――
第5週 6,165 ▲981 ▲3,567 [ ▲3,986 418 ] 37,965円 ( +804 円)
第4週 2,850 ▲359 ▲550 [ ▲1,696 1,145 ] 37,160円 ( -593 円)
第3週 6,232 ▲2,893 ▲2,579 [ ▲3,553 973 ] 37,753円 ( +250 円)
第2週 3,570 ▲2,680 ▲3,576 [ ▲3,250 ▲325 ] 37,503円 ( +672 円)
第1週 3,946 ▲2,299 ▲1,673 [ ▲2,241 568 ] 36,830円 ( +1124 円)
4月 ―――
第4週 2,881 ▲1,085 ▲3,549 [ ▲3,293 ▲255 ] 35,705円 ( +975 円)
第3週 1,503 919 ▲2,305 [ ▲2,166 ▲139 ] 34,730円 ( +1144 円)
第2週 1,582 1,730 ▲1,177 [ 987 ▲2,164 ] 33,585円 ( -195 円)
第1週 6,011 ▲1,941 7,209 [ 5,226 1,982 ] 33,780円 ( -3339 円)
3月 ―――
第4週 ▲8,416 ▲7,917 4,782 [ 3,069 1,713 ] 37,120円 ( -556 円)
第3週 2,611 ▲755 ▲4,729 [ ▲5,565 836 ] 37,677円 ( +623 円)
第2週 ▲8,085 555 ▲1,309 [ ▲1,002 ▲306 ] 37,053円 ( +165 円)
第1週 ▲1,015 3,342 ▲4,319 [ ▲3,600 ▲718 ] 36,887円 ( -268 円)
2月 ―――
第4週 ▲6,071 ▲393 5,181 [ 2,222 2,959 ] 37,155円 ( -1621 円)
第3週 ▲1,632 ▲339 1,751 [ 417 1,333 ] 38,776円 ( -372 円)
第2週 964 ▲680 ▲1,001 [ ▲1,541 540 ] 39,149円 ( +362 円)
第1週 ▲2,657 637 4,892 [ 2,394 2,497 ] 38,787円 ( -785 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2025/07/03 20:00
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (3日 発表分)
7月3日に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■新設 ――――――――――――――
農業総合研究所 <3541> [東証G] 決算月【8月】 7/3発表(場中)
毎年8月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、農家直送みかん(5000円相当)を贈呈する。また、1000株以上を1年以上継続して保有する株主には新米(5000円相当)を追加で贈呈する。
■拡充 ――――――――――――――
ワールド <3612> [東証P] 決算月【2月】 7/3発表
ナルミヤ・インターナショナル <9275> が完全子会社となることを条件に株主優待制度を拡充。保有株数「1000株以上」の区分を新設し、保有期間半年以上で2万円の優待券、3年以上で年4万円の優待券をそれぞれ贈呈する。また、ナルミヤの展開するキッズブランドでも利用可能となる予定。
霞ヶ関キャピタル <3498> [東証P] 決算月【8月】 7/3発表
8月末割当の1→2の株式分割実施後も保有株数の要件は100株以上を据え置く。実質拡充。保有株数100~199株には株主優待ポイントを保有期間に応じて2500~3750ポイント付与する。また、25年8月期の株主優待商品のラインアップを一部公開。
■廃止 ――――――――――――――
アヲハタ <2830> [東証S] 決算月【11月】 7/3発表
キユーピー <2809> との株式交換が成立することを条件に株主優待制度を廃止する。
ナルミヤ・インターナショナル <9275> [東証S] 決算月【2月】 7/3発表
ワールド <3612> との株式交換が成立することを条件に株主優待制度を廃止する。
株探ニュース
2025/07/03 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】仮条件情報 (3日大引け後 発表分)
※7月24日、東証グロース市場に上場予定のフラー <387A> [東証G]は3日、仮条件を発表した。
●フラー <387A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:7月24日
事業内容:スマートフォンアプリを中心としたデジタル領域全般に
おける事業開発コンサルティング・UI/UXデザイン・シス
テム開発、アプリ利用データ分析等
仮条件:1110円~1170円
想定発行価格:1110円
上場時発行済み株式数:169万5520株
公募:6万株
売り出し:17万8200株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限3万5700株
ブックビルディング期間:7月7日~11日
公開価格決定日:7月14日
申込期間:7月15日~18日
払込日:7月23日
主幹事:SBI証券
[2025年7月3日]
株探ニュース
2025/07/03 19:35
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (3日大引け後 発表分)
○キユーピー <2809> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の6.91%にあたる960万株(金額で240億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月4日から26年5月31日まで。
○クスリアオキ <3549> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の5.96%にあたる600万株(金額で220億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月4日から26年6月30日まで。
○天竜製鋸 <5945> [東証S]
発行済み株式数(自社株を除く)の2.75%にあたる25万株(金額で4億7525万円)を上限に、7月4日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
[2025年7月3日]
株探ニュース
2025/07/03 19:20
みんかぶニュース 市況・概況
東証投資部門別売買動向:6月第4週、外国人・現物は3398億円と13週連続買い越し
東京証券取引所が3日に発表した6月第4週(23~27日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が3398億2220万円と13週連続の買い越しとなった。前週は884億5990万円の買い越しだった。先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では海外投資家は274億円の買い越し。現物・先物の合計では3672億円と11週連続の買い越し。前週は1889億円の買い越しだった。
現物での個人投資家は5917億990万円と3週連続の売り越し。信託銀行は473億2483万円と10週連続で売り越した。事業法人は420億3941万円と13週連続で買い越した。この週の日経平均株価は終値ベースで1747円(4.6%)上昇している。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 17:50
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇91銘柄・下落74銘柄(東証終値比)
7月3日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは185銘柄。東証終値比で上昇は91銘柄、下落は74銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は39銘柄。うち値上がりが20銘柄、値下がりは13銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は85円高と買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の3日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4594> ブライトパス 69.3 +17.3( +33.3%)
2位 <4412> サイエンスA 1347 +300( +28.7%)
3位 <3455> ヘルスケアM 144100 +30000( +26.3%)
4位 <2830> アヲハタ 3147 +500( +18.9%)
5位 <8715> アニコムHD 777 +100( +14.8%)
6位 <7694> いつも 857 +87( +11.3%)
7位 <4892> サイフューズ 785 +77( +10.9%)
8位 <7837> アールシー 492 +40( +8.8%)
9位 <3498> 霞ヶ関C 15385 +1045( +7.3%)
10位 <6469> 放電精密 1776 +120( +7.2%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4891> ティムス 140 -17( -10.8%)
2位 <9275> ナルミヤ 1450 -174( -10.7%)
3位 <8143> ラピーヌ 253 -29( -10.3%)
4位 <8798> Aクリエイト 286 -32( -10.1%)
5位 <2493> イーサポート 895 -35( -3.8%)
6位 <281A> インフォメテ 1040 -34( -3.2%)
7位 <7603> マックハウス 344.6 -10.4( -2.9%)
8位 <4978> リプロセル 192.2 -5.8( -2.9%)
9位 <3549> クスリアオキ 3560 -104.0( -2.8%)
10位 <7370> Enjin 800 -23( -2.8%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <9613> NTTデータ 3968.5 +37.5( +1.0%)
2位 <9501> 東電HD 530 +3.2( +0.6%)
3位 <4042> 東ソー 2176 +12.0( +0.6%)
4位 <4543> テルモ 2477 +11.0( +0.4%)
5位 <6857> アドテスト 10570 +40( +0.4%)
6位 <9107> 川崎汽 2048 +7.5( +0.4%)
7位 <6758> ソニーG 3670 +13.0( +0.4%)
8位 <8253> クレセゾン 3940 +12( +0.3%)
9位 <8591> オリックス 3288 +10.0( +0.3%)
10位 <6146> ディスコ 41570 +120( +0.3%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7205> 日野自 383.2 -3.4( -0.9%)
2位 <1802> 大林組 2140 -12.0( -0.6%)
3位 <9503> 関西電 1773.6 -9.9( -0.6%)
4位 <7201> 日産自 360.1 -2.0( -0.6%)
5位 <8304> あおぞら銀 2103.1 -10.9( -0.5%)
6位 <4005> 住友化 356.6 -1.8( -0.5%)
7位 <6361> 荏原 2724.8 -13.2( -0.5%)
8位 <7267> ホンダ 1443.5 -6.0( -0.4%)
9位 <5401> 日本製鉄 2845 -5.0( -0.2%)
10位 <8053> 住友商 3755 -6( -0.2%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/07/03 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
3日香港・ハンセン指数=終値24069.94(-151.47)
3日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比151.47ポイント安の24069.94と反落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 17:31
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=半導体株物色で見えてきた新潮流
きょう(3日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比23円高の3万9785円と小反発。取引終了直前まで小安く推移していたが、クロージングオークションの5分間でスルリと体勢が入れ替わった。極めて狭いレンジでの値動きに終始し、模様眺めムード一色という地合いだった。個別株も値上がり銘柄数は全体の51%にとどまっている。
目先は米関税政策の行方次第で株式市場を取りまく風景も大きく変化する。日本の場合は直近のトランプ米大統領の発言などから、日本にとってあまり都合のよい形での落としどころは見えてこない。しかし、期待が低いということは失望売りの直撃を浴びにくいということでもある。過度に悲観に傾く必要はなさそうで、きょうのトヨタ自動車<7203.T>の株価推移などが一つの参考となる。市場関係者からは「関税によるコストを販売価格にそのままドンと乗せてしまうという手段もある。日本車の性能の高さをトランプは理解できていない。つまり困るのは米国民であって、国民からの圧力でトランプが政策を間違えたと気付くまでそう時間はかからないだろう」(生保系エコノミスト)という指摘もある。
他方、にわかにマーケットが気にし始めたのが米経済の動向である。日本時間今晩に発表される6月の米雇用統計に対する投資家の関心が高い。前日に発表された6月のADP雇用報告が予想を大きく外れたことで緊張感が高まっている面がある。ADP全米雇用報告は民間就業者数が9万5000人増のコンセンサスに対し、3万3000人の「減少」という結果だった。減少するのは基本的に珍しく、2年3カ月ぶりという。その前日に開示された5月の雇用動態調査(JOLTS)が予想を上振れて好調だったことを考えると、この結果は寝耳に水といった感がある。日本時間今晩発表の米雇用統計についてはADPと連動しない傾向が強く、それほど低調な結果とはならない可能性はあるが、万が一雇用統計も非農業部門の雇用者数が減少に転じた場合、(こちらは4年半ぶりとなるが)またぞろ米リセッション懸念が取り沙汰されることになりそうだ。ただし、減少まではいかなくても想定から大きく下振れた際には、7月29~30日の日程で行われるFOMCで利下げのカードが切られる可能性が高まる。したがって米株市場にはポジティブに働くケースも想定され、いずれにせよイベントドリブン戦略で見切り発車するのも難しいところではあった。
東京市場に目を向けると、7月相場は初日に日経平均が500円安のスタートで、その後も冴えない動きとなっているが、大崩れせず今のところ底堅さも発揮している。前日のエヌビディア<NVDA>を筆頭とした半導体株高を受け、東京市場でも半導体セクターへの押し目買いが活発であることが、日経平均が下値抵抗力を発揮する背景となっている。ただ逆の見方をすれば、日経平均のここからの上値余地がそれほど期待できない場合、例えば4万1000円程度と仮定するならば、指数と連動性の高い半導体製造装置の主力株は、ここからリスクを取るに見合うだけのリターンは期待しにくいという理屈にもなる。
同じ半導体でも物色の流れに変化が出ており、主役交代とまではいかないが足もとで急速に頭角を現し始めたのがルネサスエレクトロニクス<6723.T>だ。24年12月期は営業43%減益と業績面では食指が動くはずもなく、だからこそ株価も出遅れているわけだが、目先はデータセンター向けに次世代パワー半導体(GaN製)の新製品発売を発表しており、これが株価を強く刺激した。やや大袈裟に言えばデータセンターは膨大な電力を呑み込むブラックホールのようなイメージが浸透しているが、データセンターの建設ラッシュは電力と相互性の高いパワー半導体需要を強く喚起することが容易に想像できる。ルネサス人気の流れを汲むパワー半導体関連の銘柄にも改めて目を向けておきたい。個人投資家目線であれば、次世代パワーデバイスのβ型酸化ガリウムで先駆するタムラ製作所<6768.T>がまず思い浮かぶが、このほか三社電機製作所<6882.T>、Mipox<5381.T>などをマークしておくのも一法だ。
これら3銘柄は半導体関連の中で足の速い中小型株であるとともに株価1000円未満に位置していることが共通項となっている。同じく株価3ケタ台の半導体関連で要チェック対象として挙げたいのが巴川コーポレーション<3878.T>だ。PER9倍台でPBRは0.5倍を下回る水準。バリュー株の範疇でも格安の部類に含まれるが、潜在的な業績変化度合いの大きさを考慮すれば、1000円台を地相場としても全く違和感はない。
あすのスケジュールでは、5月の家計調査が朝方取引開始前に開示されるほか、前場取引時間中に3カ月物国庫短期証券の入札が予定されている。また、6月の輸入車販売、6月の車名別新車販売、6月の軽自動車販売が発表される。このほか、個別企業では安川電機<6506.T>の3~5月期決算発表が行われる。また、この日は東証グロース市場にヒット<378A.T>が新規上場する。海外では特に目立ったイベントは見当たらないが、米国では独立記念日の祝日に伴い株式市場や債券市場は休場となる。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/07/03 17:30
みんかぶニュース 市況・概況
【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり小反発、米雇用統計控え様子見ムード (7月3日)
日経平均株価
始値 39796.75
高値 39865.89
安値 39667.82
大引け 39785.90(前日比 +23.42 、 +0.06% )
売買高 19億8848万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆319億円 (東証プライム概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日米交渉の懸念根強く買い手控え
2.先月下旬の相場急上昇の反動も
3.米ハイテク株高受け半導体株堅調
4.6月米雇用統計控え様子見ムードも
5.リバランスに絡み終値は小幅高に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比10ドル安と5日ぶりに小反落した。雇用関連指標が市場予想を下回り、米経済の先行き不透明感が重荷となった。
東京市場では、様子見ムードが強まるなか、日経平均株価は前日終値をはさんだ狭いゾーンでもみ合う時間帯が続いたが、大引けは上昇に転じて着地した。
3日の東京市場は、朝方から方向感に乏しい地合いが続いた。米相互関税の上乗せ分の猶予期限が来週に迫るなか、日米交渉の道筋がいまだ見えていないことへの懸念が根強く、全体相場の重荷となった。6月下旬にかけて相場が急上昇した反動も引き続き意識されたもよう。前日の米ハイテク株高を受けて半導体関連株が堅調だったほか、為替相場がドル高・円安方向に振れるなかで輸出セクターの一角にも買いが流入した。日本時間今晩に6月の米雇用統計の発表を控え、模様眺めの雰囲気は強かった。日経平均は大引け間際までマイナス圏で推移していたが、この日は日経平均採用銘柄の入れ替えに伴うリバランスがあり、これに絡んだ需給要因もあって終値はプラス圏に浮上して引けた。
個別では売買代金上位の東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>など半導体関連株への買いが目立った。トヨタ自動車<7203>、日本製鉄<5401>が高い。任天堂<7974>、三菱商事<8058>が堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>もしっかり。古河機械金属<5715>、曙ブレーキ工業<7238>が物色人気に。日野自動車<7205>、メイコー<6787>が大幅高となった。
半面、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>が軟調。三菱重工業<7011>、IHI<7013>が売られ、ソニーグループ<6758>も軟調。良品計画<7453>、サンリオ<8136>も安い。アドバンスクリエイト<8798>が急落。フジ・メディア・ホールディングス<4676>、日本テレビホールディングス<9404>が大幅安。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、TDK <6762>、信越化 <4063>、トヨタ <7203>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約103円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はコナミG <9766>、SBG <9984>、テルモ <4543>、KDDI <9433>、バンナムHD <7832>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約84円。
東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)非鉄金属、(3)輸送用機器、(4)鉱業、(5)化学。一方、下落率の上位5業種は(1)陸運業、(2)食料品、(3)不動産業、(4)サービス業、(5)その他金融業。
■個別材料株
△トランスGG <2342> [東証G]
「エクソンヒト化マウス」に関する特許が日本で成立。
△マリオン <3494> [東証S]
25年9月期業績予想及び配当予想を上方修正。
△農業総研 <3541> [東証G]
25年8月末日時点の株主から株主優待制度を新設。
△デジプラ <3691> [東証G]
シーラHD <8887> が株主優待として「デジタルギフト」を採用。
△環境フレンド <3777> [東証G]
九州工業大学とペロブスカイト太陽電池に関する共同研究開始へ。
△JCRファ <4552> [東証P]
ハンター症候群向けグローバル治験の進展を好感。
△エレメンツ <5246> [東証G]
「LIQUID eKYC」がマイナ免許証への対応を開始。
△日本製鉄 <5401> [東証P]
主要取引行5行と劣後特約付きタームローン契約を締結。
△オプトエレ <6664> [東証S]
上期経常が赤字縮小で着地・3-5月期は黒字浮上。
△ニューテック <6734> [東証S]
スタートアップ企業と国産軽量LLMで協業。
▼Aクリエイト <8798> [東証P]
今期下方修正と優待一時休止を嫌気。
▼ダイセキ <9793> [東証P]
3-5月期最終減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)古河機金 <5715>、(2)ブレーキ <7238>、(3)日野自 <7205>、(4)メイコー <6787>、(5)レノバ <9519>、(6)千葉興 <8337>、(7)日産自 <7201>、(8)キオクシア <285A>、(9)栗本鉄 <5602>、(10)ミネベア <6479>。
値下がり率上位10傑は(1)Aクリエイト <8798>、(2)フジHD <4676>、(3)ダイセキ <9793>、(4)日テレHD <9404>、(5)シンフォニア <6507>、(6)ギフティ <4449>、(7)日ハム <2282>、(8)スカパーJ <9412>、(9)テレ朝HD <9409>、(10)GMOインタ <4784>。
【大引け】
日経平均は前日比23.42円(0.06%)高の3万9785.90円。TOPIXは前日比2.95(0.10%)高の2828.99。出来高は概算で19億8848万株。東証プライムの値上がり銘柄数は827、値下がり銘柄数は735となった。東証グロース250指数は709.71ポイント(4.30ポイント安)。
[2025年7月3日]
株探ニュース
2025/07/03 16:58
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