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午後:債券サマリー 先物は反落、持ち高調整の売り 長期金利1.425%で推移

配信日時:2025/07/02 15:41 配信元:MINKABU
 2日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落した。日銀の国債買い入れオペの結果を受けた売りが出たほか、時間外取引で米金利に上昇(債券価格に下落)圧力が掛かったことも、円債相場の重荷となった。  日銀が2日に実施した国債買い入れオペは4本で、オファー額は6月の金融政策決定会合で示された予定額と同額となった。応札倍率は超長期ゾーンとなる「残存期間10年超25年以下」が3.60倍と前回オペに比べて上昇。需給の緩みを警戒する向きも一部にあって、先物は午後に一時139円08銭まで下落した。  午前中はプラス圏で推移する場面もあった。日米交渉を巡り、トランプ米大統領が合意は困難との見解を示し、関税の引き上げを示唆した。これを受け安全資産とされる国債に資金を配分しようとする姿勢がみられた。  先物9月限は前営業日比10銭安の139円12銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は午後3時過ぎの時点において1.425%で推移。一時1.410%をつけたが上昇圧力が加わった。 出所:MINKABU PRESS

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