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米外為市場サマリー:有事のドル買いで一時145円70銭台に上伸

配信日時:2025/06/20 07:56 配信元:MINKABU
 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円45銭前後と前日と比べて30銭強のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=167円16銭前後と同55銭程度のユーロ高・円安だった。  米ブルームバーグ通信は日本時間19日午前に「米当局者らが数日以内にイランに攻撃する可能性に備えている」と報じ、イスラエルとイランの軍事衝突に米国が介入する可能性が意識されるなか、ドル円相場は「有事のドル買い」に押し上げられるかたちで一時145円77銭まで上伸した。ただ、この日は米国が奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で休場だったことから模様眺めムードが広がりやすく、その後はドル買いが一服。米ホワイトハウスのレビット報道官が「近い将来、イランとの交渉が行われる可能性がかなりあるという事実に基づき、トランプ米大統領が今後2週間以内にイスラエルとイランの紛争に米国が介入するかどうかを決定する」と述べたことが伝わると、中東情勢を巡る過度な警戒感が和らぐとともに一時145円30銭台まで伸び悩んだ。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1495ドル前後と前日に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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