みんかぶニュース 為替・FX

外為サマリー:一時145円20銭台に上昇、中東情勢の行方意識の展開に

配信日時:2025/06/19 15:39 配信元:MINKABU
 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=145円11銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=166円24銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。  ドル円は、午前9時時点では144円90銭前後で推移していたが、午前10時頃には144円70銭台まで下落する場面があった。その後、値を戻し午前11時50分過ぎには145円20銭近辺まで上昇した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利の据え置きが発表され、年内は2回の利下げとの見方が有力だった。市場の予想に沿った内容で、関心は中東情勢に向かった。米国が対イラン軍事攻撃に加わるかどうかを巡りトランプ米大統領は「やるかもしれないし、やらないかもしれない」と語ったと報道された。また、「米当局者らは数日以内にイランに攻撃する可能性に備えている」とも伝えられるなか、「有事のドル買い」でドルは底堅い値動きとなっている。今晩は米国が奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日となることから、午後にかけやや様子見姿勢も強まった。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1456ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ