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米外為市場サマリー:FRB議長発言を受け一時145円20銭台に戻す

配信日時:2025/06/19 07:56 配信元:MINKABU
 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円13銭前後と前日と比べて15銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=166円62銭前後と同15銭程度のユーロ安・円高だった。  この日に発表された5月の米住宅着工件数が5年ぶりの低水準となったほか、前週分の米新規失業保険申請件数が高い水準にとどまり、米景気減速が示されたことからドルは弱含みでスタートした。米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の想定通り政策金利の据え置きが決まり、FOMC参加者の政策金利見通し(ドットチャート)で25年末の予想の中央値が0.25%の利下げ2回を織り込む水準を維持したことが分かると、ドル売りが更に強まり一時144円30銭台まで軟化した。ただ、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が記者会見で「当面は、政策スタンスの調整を検討する前に、経済の方向性について一段の情報を得るまで待つ良い位置にある」と述べ、利下げに慎重な姿勢を改めて示すと145円20銭台まで値を戻す場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1480ドル前後と前日と比べて横ばいだった。 出所:MINKABU PRESS

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