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<動意株・17日>(大引け)=ジーネクスト、アイデミー、マイクロアドなど

配信日時:2025/06/17 15:33 配信元:MINKABU
 ジーネクスト<4179.T>=後場動意づきストップ高。同社はきょう午後1時30分ごろ、アルメニアのエレブエイトAIと、GPUクラウド構築に関する公式パートナーとして戦略的業務提携契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。エレブエイトは、アルメニアで次世代AIデータセンター基盤を構築している企業。同社は今回の戦略提携で、人工知能(AI)技術協力やエヌビディア製品のサーバー調達、GPUクラウドを活用した高性能な計算リソースの提供、AIのトレーニングや解析の効率化を実現し、企業におけるAI導入のハードルを低くしながら最適なソリューションの提供を目指すとしている。  アイデミー<5577.T>=後場急伸しストップ高。同社はきょう、生成AI時代におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)支援で、ストックマーク(東京都港区)との協業を開始すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。アイデミーが培ってきたAI/DX人材育成に関する豊富なノウハウやコンテンツ、生成AI活用の伴走型支援と、ストックマークが提供するナレッジ活用プラットフォーム「Anews」や、RAG実用化サービス「SAT(Stockmark A Technology)」といった生成AIツールの実践的な活用環境を組み合わせることで、生成AIツール導入におけるマインド醸成~スキル育成~業務実装からモニタリングまでを一気通貫で支援するとしている。  マイクロアド<9553.T>=大幅続伸で年初来高値更新。この日の寄り前、日本における「TikTok Shop」の本格展開に備えて、企業のTikTokにおけるライブコマース参入・販促などを総合的に支援する子会社「UNIVERSE PULSE(ユニバース パルス)」を設立したと発表しており、好材料視されている。同社は今年5月、TikTokライブコマースの運営代行事業を行う中国ピンスペースグループとの合弁会社IZULCAを設立したが、新会社はマイクロアドの有する膨大な消費行動データとIZULCAが持つ販売ノウハウとの連携を強みに、企業におけるTikTok Shopへの早期参入を円滑に後押しする。なお、25年9月期業績への影響は軽微としている。  ライトアップ<6580.T>=上げ足強め新値追い。同社はきょう、中小企業向け「人事7領域 AIエージェント構想」に着手すると発表しており、これが材料視されているようだ。この構想は、従業員の就労場面にあわせて人事領域を7つに分解し、それぞれに特化したAIエージェントとSaaSの開発・提供を段階的に進めるもの。第1弾として「採用」「面談」「育成」「定着」の4領域に対応するAIエージェント(開発済み)を提供するとしている。  トランスジェニックグループ<2342.T>=物色の矛先向かいストップ高。16日取引終了後、これまで開示を延期してきた25年3月期連結決算を発表し、売上高は130億500万円(前の期比0.6%減)、最終損益は10億8900万円の赤字(前の期400万円の黒字)だった。一方、続く26年3月期の売上高は135億円(前期比3.8%増)で、最終損益は4000万円の黒字に転換する見通しを示した。これが買い手掛かりとなっている。前期は主力の創薬支援事業で新規受注を獲得したものの、今期以降に完了する予定のものが多かったため売上高への貢献は限定的となった。損益面では減損損失や退職金制度導入に関する特別損失の計上などが響いた。今期は業績回復を見込む。配当予想は前期に続き無配とした。同社は子会社の一部職員による試験データの不正が判明し、この調査を行うため決算発表を延期していた。  プロレド・パートナーズ<7034.T>=上昇加速。前週末につけた年初来高値580円を払拭し600円台に突入した。企業向けにコスト管理支援(ローコスト戦略)などのコンサルティングを手掛けており、成果報酬型コンサルを軸に近年では固定報酬型にも傾注している。また、投資事業でも実績を重ねている。16日取引終了後、25年10月期中間期(24年11月~25年4月)の決算を発表、営業利益は前年同期比77%増の24億5100万円と急拡大し、通期計画の20億4200万円を大幅に超過した。これを材料視する買いを呼びこんでいる。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS

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