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外為サマリー:一時143円90銭台へ下落、国内金利上昇でドル売り・円買いも

配信日時:2025/06/16 15:42 配信元:MINKABU
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=144円06銭前後と前週末午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=166円49銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。  ドル円は、午前9時時点では144円50銭前後で推移していたが、午前10時10分過ぎには144円10銭台まで下落。その後、午後にかけ値を戻したが、午後2時50分過ぎには143円90銭台と144円ラインを割り込んだ。13日にイスラエルがイランの核施設などを攻撃。イランも報復に出るなど中東での地政学リスクが高まった。先週末のニューヨーク市場では「有事のドル買い」の動きが強まった。ただ、週明けの東京市場では、債券市場で国内長期金利が上昇し、日米金利差縮小を意識するドル売り・円買いが流入した。今日から日銀金融政策決定会合が開催され、明日にはその結果が発表されることから、持ち高調整の動きも膨らんだ。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1557ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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