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午前:債券サマリー 先物は大幅続伸、イスラエルがイラン攻撃 長期金利低下し1.410%で推移

配信日時:2025/06/13 11:24 配信元:MINKABU
 13日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は大幅続伸した。この日、イスラエルがイランの核関連施設に対し空爆を実施したと報じられ、投資家のリスク許容度が低下。安全資産とされる国債に資金を振り向ける流れが強まった。  米国のニュースサイトであるアクシオスは日本時間13日朝にイスラエルがイランに対して攻撃を実施したと報じた。核関連施設やミサイル施設が標的となったもようで、空爆は数十回にわたり実施されたという。他の報道機関も相次いでイスラエルによる空爆を伝えた。  前日のニューヨーク市場で米長期金利が低下(債券価格は上昇)したことも円債相場をサポートする要因となった。米国の5月卸売物価指数(PPI)が前月比0.1%の上昇となり、市場予想を下回った。インフレ懸念が弱まるなかで、米国の30年債入札は堅調な結果となり、債券を選好する姿勢が広がった。  日銀は13日、定例の国債買い入れオペを4本通告した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」。オファー額は予定通りとなった。  先物9月限は前営業日比57銭高の139円39銭で前引けとなった。新発10年債利回り(長期金利)は同0.035ポイント低い1.410%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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