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東京株式(大引け)=300円高と4日ぶり反発、半導体やゲーム関連株など高い

配信日時:2025/06/04 16:06 配信元:MINKABU
 4日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発。米株高を受け半導体関連が買われたほか、防衛やゲーム関連株などが上昇した。  大引けの日経平均株価は前日比300円64銭高の3万7747円45銭。プライム市場の売買高概算は16億2762万株。売買代金概算は4兆854億円となった。値上がり銘柄数は1018と全体の約62%、値下がり銘柄数は536、変わらずは76銘柄だった。  前日の米株式市場では、NYダウが214ドル高と4日続伸。半導体大手のエヌビディア<NVDA>などハイテク株を中心に値を上げた。この流れを受け、東京市場も日経平均株価は反発して始まり、朝方には一時400円を超える上昇となった。為替は1ドル=144円台前半まで円安が進行したことも好感された。半導体などハイテク株や防衛関連株、それにゲーム・知的財産(IP)関連株などが値を上げた。ただ、後場に入ってからは3万7800円前後での一進一退が続いた。今週末に米雇用統計の発表が予定され今晩は米5月ADP雇用統計などが公表されるほか、米中首脳会談も近く実施されるとみられており買い一巡後は様子見姿勢が強まった。  個別銘柄では、アドバンテスト<6857.T>や東京エレクトロン<8035.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>が高く、三菱重工業<7011.T>やIHI<7013.T>がしっかり。フジクラ<5803.T>や古河電気工業<5801.T>が値を上げ、ファーストリテイリング<9983.T>が上昇した。任天堂<7974.T>やサンリオ<8136.T>、ディー・エヌ・エー<2432.T>、バンダイナムコホールディングス<7832.T>、コナミグループ<9766.T>が買われた。  半面、レーザーテック<6920.T>やホンダ<7267.T>が安く、豊田自動織機<6201.T>は前日発表されたTOB価格にサヤ寄せする格好で大幅安となった。ブリヂストン<5108.T>やKDDI<9433.T>、JT<2914.T>が下落し、富士通<6702.T>やSMC<6273.T>、東京地下鉄<9023.T>が値を下げた。 出所:MINKABU PRESS

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