みんかぶニュース 市況・概況
22日香港・ハンセン指数=終値23544.31(-283.47)
配信日時:2025/05/22 17:26
配信元:MINKABU
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みんかぶニュース 市況・概況
【投資部門別売買動向】海外勢が6232億円と巨額に買い越す一方、個人と信託銀は売り越す (5月第3週)
●海外勢が6232億円と巨額に買い越す一方、個人と信託銀は売り越す
東証が22日に発表した5月第3週(12日~16日)の投資部門別売買動向(現物)によると、米中の関税協議が進展したことが好感され、日経平均株価が前週末比250円高の3万7753円と5週連続で上昇したこの週は、海外投資家が7週連続で買い越した。買越額は6232億円と前週の3570億円から大きく膨らみ昨年4月1週以来およそ1年1ヵ月ぶりの高水準だった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で2週連続の買い越しだった。買越額は462億円と前週の2280億円から縮小した。現物と先物の合算でも5週連続で買い越し、買越額は6695億円と前週の5850億円から増加した。自社株買いが中心とみられる事業法人も7週連続で買い越し、買越額は2560億円と前週の1565億円から拡大した。
一方、個人投資家は6週連続で売り越し、売越額は2579億円と前週の3576億円から縮小した。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行も4週連続で売り越し、売越額は2893億円と前週の2680億円から増加した。
日経平均が5週続伸する中、海外投資家が6232億円と巨額に買い越す一方、個人投資家と信託銀行は売り越した。
■投資部門別売買代金差額 (5月12日~16日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全49社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
5月 ―――
第3週 6,232 ▲2,893 ▲2,579 [ ▲3,553 973 ] 37,753円 ( +250 円)
第2週 3,570 ▲2,680 ▲3,576 [ ▲3,250 ▲325 ] 37,503円 ( +672 円)
第1週 3,946 ▲2,299 ▲1,673 [ ▲2,241 568 ] 36,830円 ( +1124 円)
4月 ―――
第4週 2,881 ▲1,085 ▲3,549 [ ▲3,293 ▲255 ] 35,705円 ( +975 円)
第3週 1,503 919 ▲2,305 [ ▲2,166 ▲139 ] 34,730円 ( +1144 円)
第2週 1,582 1,730 ▲1,177 [ 987 ▲2,164 ] 33,585円 ( -195 円)
第1週 6,011 ▲1,941 7,209 [ 5,226 1,982 ] 33,780円 ( -3339 円)
3月 ―――
第4週 ▲8,416 ▲7,917 4,782 [ 3,069 1,713 ] 37,120円 ( -556 円)
第3週 2,611 ▲755 ▲4,729 [ ▲5,565 836 ] 37,677円 ( +623 円)
第2週 ▲8,085 555 ▲1,309 [ ▲1,002 ▲306 ] 37,053円 ( +165 円)
第1週 ▲1,015 3,342 ▲4,319 [ ▲3,600 ▲718 ] 36,887円 ( -268 円)
2月 ―――
第4週 ▲6,071 ▲393 5,181 [ 2,222 2,959 ] 37,155円 ( -1621 円)
第3週 ▲1,632 ▲339 1,751 [ 417 1,333 ] 38,776円 ( -372 円)
第2週 964 ▲680 ▲1,001 [ ▲1,541 540 ] 39,149円 ( +362 円)
第1週 ▲2,657 637 4,892 [ 2,394 2,497 ] 38,787円 ( -785 円)
1月 ―――
第4週 ▲3,133 ▲940 1,424 [ ▲909 2,333 ] 39,572円 ( -359 円)
第3週 3,911 ▲309 ▲4,586 [ ▲2,975 ▲1,611 ] 39,931円 ( +1480 円)
第2週 ▲46 ▲1,300 4,513 [ 2,356 2,157 ] 38,451円 ( -738 円)
第1週 3,435 ▲5,318 7,277 [ 4,135 3,142 ] 39,190円 ( -704 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2025/05/22 20:00
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (22日引け後 発表分)
5月22日引け後に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■継続 ――――――――――――――
イード <6038> [東証G] 決算月【6月】 5/22発表
25年6月末に創立25周年記念株主優待を実施するが、26年6月末以降も株主優待を継続する。毎年6月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、QUOカード(継続保有期間1年未満で1万円分、1年以上で1万5000円分)を贈呈する。
■拡充 ――――――――――――――
バロックジャパンリミテッド <3548> [東証P] 決算月【2月】 5/22発表
新制度では毎年8月末と2月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて年間4000~5万2000円相当(従来は4000~8000円相当)の株主優待券を贈呈する。
■変更 ――――――――――――――
昭文社ホールディングス <9475> [東証S] 決算月【3月】 5/22発表
継続保有期間「1年以上」の要件を追加。27年3月末の基準日から適用。
■廃止 ――――――――――――――
トラスト <3347> [東証S] 決算月【3月】 5/22発表
TOB成立を条件に株主優待制度を廃止する。
株探ニュース
2025/05/22 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】情報 (22日大引け後 発表分)
●北里コーポレーション <368A>
上場市場:東証プライム市場
上場予定日:6月25日
事業内容:不妊治療に関する医療機器等の製造販売
仮条件決定日:6月9日
想定発行価格:1220円
上場時発行済み株式数:4000万株
売り出し:1400万株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限210万株
ブックビルディング期間:6月10日~13日
公開価格決定日:6月16日
申込期間:6月17日~20日
受渡期日:6月25日
主幹事:野村證券、SMBC日興証券
[2025年5月22日]
株探ニュース
2025/05/22 19:45
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本日の【自社株買い】銘柄 (22日大引け後 発表分)
○スタティアH <3393> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の1.51%にあたる15万株(金額で4億5000万円)を上限に、5月23日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
○久光薬 <4530> [東証P]
発行済み株式数の13.70%にあたる1000万株の自社株を消却する。消却予定日は6月12日。
○野崎紙 <7919> [東証S]
発行済み株式数(自社株を除く)の3.20%にあたる53万株(金額で1億0017万円)を上限に、5月23日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
○ライフコーポ <8194> [東証P]
発行済み株式数の8.49%にあたる840万株の自社株を消却する。消却予定日は5月30日。
○サカイHD <9446> [東証S]
発行済み株式数の24.94%にあたる229万4700株(金額で9億0016万4800円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は5月23日から6月19日まで。買い付け価格は384円。
[2025年5月22日]
株探ニュース
2025/05/22 19:20
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【増資・売り出し】銘柄 (22日大引け後 発表分)
○海帆 <3133> [東証G]
FGA TRUSTを割当先とする138万6900株の第三者割当増資を実施する。発行価格は721円。
[2025年5月22日]
株探ニュース
2025/05/22 18:40
みんかぶニュース 市況・概況
【↓】日経平均 大引け| 続落、米株安や円高で3万7000円台割れ (5月22日)
日経平均株価
始値 36,931.89
高値 37,100.45
安値 36,855.83
大引け 36,985.87(前日比 -313.11 、 -0.84% )
売買高 16億7379万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆0935億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、米株安と円高進行を嫌気する展開に
2.前日のNYダウは金利上昇を警戒、一時900ドル弱下落
3.為替は1ドル=143円台前半まで円が買われ逆風材料に
4.イスラエルとイランの対立激化で地政学リスクも重荷
5.下げ渋るも3万7000円台割れ、売買代金4兆円台は維持
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比816ドル安と続落した。財政悪化を巡る懸念や長期金利の上昇が嫌気され売りが優勢となった。
東京市場では、終始売り優勢の地合いで、日経平均株価は続落しフシ目の3万7000円台を終値で割り込んだ。
22日の東京市場は、前日の米株安を引き継いでリスク回避の展開を強いられた。米国株市場では、米長期金利の上昇を警戒する動きが強まり、NYダウは一時900ドル近く下げる場面があった。トランプ米大統領が掲げる大型減税政策を背景に米財政悪化懸念が金利高に反映されている。また、イスラエルとイランの対立先鋭化で地政学リスクも手控えムードを助長した。東京市場では外国為替市場で1ドル=143円台前半まで円高が進行したことも、輸出セクター中心にネガティブ材料となっている。日経平均は一時440円あまりの大幅安となる場面もあったが、その後は下げ渋った。値下がり銘柄数は1000を超えプライム市場全体の65%を占めた。売買代金も盛り上がりを欠いたが、フシ目の4兆円台はかろうじてキープした。
個別では、川崎重工業<7012>が利食われ、フジクラ<5803>も軟調。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>なども売りに押された。サンリオ<8136>も冴えない。トヨタ自動車<7203>が売り優勢だったほか、ファーストリテイリング<9983>も安い。京成電鉄<9009>が急落、日本光電<6849>は大幅安。インターメスティック<262A>も大きく下値を探る展開に。ミスミグループ本社<9962>が下落、アイシン<7259>も値を下げた。
半面、きょうも断トツの売買代金をこなした三菱重工業<7011>が堅調、IHI<7013>も買いが優勢だった。古河電気工業<5801>は大幅高となった。ソシオネクスト<6526>が上値を追い、ローム<6963>が大きく水準を切り上げた。アシックス<7936>が高く、中外製薬<4519>が上昇し、第一三共<4568>もしっかり。gumi<3903>、GMOインターネット<4784>がいずれもストップ高に買われたほか、セレス<3696>、マネックスグループ<8698>が物色人気。カーリット<4275>、デクセリアルズ<4980>の上げ足も目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519>、ソシオネクス <6526>、塩野義 <4507>、トレンド <4704>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約28円。うち15円は中外薬1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、SBG <9984>、KDDI <9433>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約186円。
東証33業種のうち上昇は6業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)海運業、(3)医薬品、(4)倉庫・運輸、(5)その他製品。一方、下落率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)ガラス・土石、(3)電気機器、(4)その他金融業、(5)鉄鋼。
■個別材料株
△フルッタ <2586> [東証G]
同社のアサイー使用商品が上島珈琲店やタリーズで限定販売へ。
△ミタチ産業 <3321> [東証S]
25年5月期配当予想を増額修正。
△プレイド <4165> [東証G]
ラインヤフーパートナープログラムに認定。
△エクサWiz <4259> [東証G]
医療機関向け歩行分析AIアプリを開発。
△エーアイ <4388> [東証G]
自社株買いを好感。
△キッズバイオ <4584> [東証G]
厚労省の助成対象事業者に採択。
△GMOインタ <4784> [東証P]
東証が信用規制を解除。
△古河電 <5801> [東証P]
中計進捗説明会資料を公表。
△コクヨ <7984> [東証P]
SMBC日興証券が目標株価3700円に引き上げ。
△三菱倉 <9301> [東証P]
タイでの物流施設開発進出を材料視。
▼日本光電 <6849> [東証P]
バリューアクトの保有割合が減少。
▼京成 <9009> [東証P]
26年3月期一転減益へ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)gumi <3903>、(2)GMOインタ <4784>、(3)古河電 <5801>、(4)セレス <3696>、(5)マネックスG <8698>、(6)ローム <6963>、(7)ギフティ <4449>、(8)Jディスプレ <6740>、(9)カーリット <4275>、(10)ソシオネクス <6526>。
値下がり率上位10傑は(1)京成 <9009>、(2)日本光電 <6849>、(3)インターメス <262A>、(4)ヤマタネ <9305>、(5)キオクシア <285A>、(6)ミスミG <9962>、(7)ドリームI <4310>、(8)オープンドア <3926>、(9)サンウェルズ <9229>、(10)アイシン <7259>。
【大引け】
日経平均は前日比313.11円(0.84%)安の3万6985.87円。TOPIXは前日比15.79(0.58%)安の2717.09。出来高は概算で16億7379万株。東証プライムの値上がり銘柄数は510、値下がり銘柄数は1067となった。東証グロース250指数は713.89ポイント(2.68ポイント安)。
[2025年5月22日]
株探ニュース
2025/05/22 18:21
みんかぶニュース 市況・概況
東証投資部門別売買動向:5月第3週、外国人・現物は6232億円と7週連続買い越し
東京証券取引所が22日に発表した5月第3週(5月12~16日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が6232億7893万円と7週連続の買い越しとなった。前週は3570億1033万円の買い越しだった。先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では海外投資家は483億円の買い越し。現物・先物の合計では6716億円と5週連続の買い越し。前週は5817億円の買い越しだった。
現物での個人投資家は2579億7630万円と6週連続の売り越し。信託銀行は2893億1654万円と4週連続で売り越した。事業法人は2560億6581万円と7週連続で買い越した。この週の日経平均株価は終値ベースで250円(0.7%)上昇している。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/22 17:57
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇62銘柄・下落182銘柄(東証終値比)
5月22日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは270銘柄。東証終値比で上昇は62銘柄、下落は182銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は52銘柄。うち値上がりが11銘柄、値下がりは35銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は変わらずの2万3600円。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の22日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3350> メタプラ 1310 +227( +21.0%)
2位 <2170> LINK&M 645.9 +97.9( +17.9%)
3位 <6836> ぷらっと 925 +133( +16.8%)
4位 <3548> バロック 799 +88( +12.4%)
5位 <6038> イード 950 +94( +11.0%)
6位 <3266> ファンクリG 90 +7( +8.4%)
7位 <2009> 鳥越粉 965 +74( +8.3%)
8位 <7731> ニコン 1475 +103.5( +7.5%)
9位 <4586> メドレックス 66 +4( +6.5%)
10位 <8918> ランド 7.4 +0.4( +5.7%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6542> FCHD 732 -300( -29.1%)
2位 <2840> iFEナ百無 1343.1 -399.9( -22.9%)
3位 <3807> フィスコ 184 -40( -17.9%)
4位 <6550> ユニポス 197 -40( -16.9%)
5位 <6210> TOYOイノ 509 -92( -15.3%)
6位 <6634> ネクスG 168 -30( -15.2%)
7位 <3903> gumi 545.1 -65.9( -10.8%)
8位 <3825> リミックス 630.2 -70.8( -10.1%)
9位 <3747> インタートレ 371 -40( -9.7%)
10位 <2315> CAICAD 64.2 -6.8( -9.6%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7731> ニコン 1475 +103.5( +7.5%)
2位 <9022> JR東海 3099 +49.0( +1.6%)
3位 <3436> SUMCO 970 +3.8( +0.4%)
4位 <6326> クボタ 1583 +4.5( +0.3%)
5位 <3382> セブン&アイ 2195 +5.0( +0.2%)
6位 <4661> OLC 3118 +3.0( +0.1%)
7位 <7013> IHI 13765 +10( +0.1%)
8位 <9432> NTT 151 +0.1( +0.1%)
9位 <5803> フジクラ 5960 +2( +0.0%)
10位 <8591> オリックス 2959 +0.5( +0.0%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <8354> ふくおかFG 3680 -203( -5.2%)
2位 <4506> 住友ファーマ 790 -15( -1.9%)
3位 <8035> 東エレク 22400 -280( -1.2%)
4位 <2432> ディーエヌエ 2822 -28.0( -1.0%)
5位 <6526> ソシオネクス 2009.9 -19.6( -1.0%)
6位 <7974> 任天堂 11100 -100( -0.9%)
7位 <6753> シャープ 730 -6.5( -0.9%)
8位 <4188> 三菱ケミG 732.3 -4.8( -0.7%)
9位 <7261> マツダ 886.9 -5.6( -0.6%)
10位 <3659> ネクソン 2484.7 -15.3( -0.6%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/05/22 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=量子技術周辺のネクストブレーク銘柄は
きょう(22日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比313円安の3万6985円と続落。寄り付き時点で3万6000円台に売り込まれ、終日軟調な値動きで一時400円以上下落する場面もあった。しかし、後場の後半に下げ渋る動きとなり3万7000円大台ラインを巡る攻防が続いた。個別では防衛関連の旗艦銘柄である三菱重工業<7011.T>が、きょうも一頭地を抜く売買代金をこなし終盤の大口買いで堂々の6日続伸と気を吐いている。半導体関連も強くはないが高安まちまちで、リスクオフ相場の逆風を何とか凌いだ。
全体相場は再び下値模索局面に入っている。株価の方向性を左右する相場環境は元来曖昧なもので、上がればそれなりの買い材料が囃されるが、同じ時間軸でも下がれば下がったで、もっともらしい理由がついてくる。経済全体のファンダメンタルズは短時日で変わるものではないが、相場の方向性は常に変わるため、どうしても後講釈的な傾向が強くなる。
4月初旬の急落は世界同時株安的なリスクオフだったが、4月中旬のNYダウ急落局面においては、米株市場の独歩安的な色彩が強かった。これを受けて米国からの資金逃避、フライ・トゥ・クオリティーが取り沙汰された。実際、米国では株式、債券、ドルが同時に売り込まれるトリプル安の様相を呈したのだが、ショート筋がかなり体重をかけて売り乗せていたのも事実で、結果はその後に鮮烈な踏み上げ相場に発展した。東京市場もその流れに乗って日経平均は3万8000円台まで怒涛の戻り相場を演じた。今は、そのリバウンド祭りが一巡した場面となっている。米国では10年債利回りだけではなく、20年債、30年債といった超長期債利回りの急上昇に焦点が当たり、有無を言わさず財政規律問題が俎上に載せられ、またぞろトリプル安というワードが躍り始めた。
日経平均も上下にボラティリティが高いが、CTAによるAIアルゴリズム順張りトレードの影響もあってか、ひとたび動き出すと全体指数はしばらく止まらない傾向がある。今は、高速道路の下り路線に乗ったところで、次のインターチェンジまで、しばらくは辛抱という時間帯にあるようだ。カギを握るのは半導体セクターである。企業の決算発表ラッシュを通過したことで、ガイダンスリスクも含め概ね株価への織り込みが進み、主力どころは大底圏から急速に株価水準を切り上げた。しかし、需給的側面でみると空売りのアンワインドが終了し、今は勢いが止まった状態となっている。半導体関連が相場の華であることに変わりはない。投資家にとって今の踊り場がイコール買い場なのかどうかが肝要であり、これは来週28日に予定される米エヌビディア<NVDA>の決算が大きな意味を持つことになる。ここから投資対象を半導体関連の中から探していくのであれば、実態の良い中小型株に照準を合わせるのが戦上手といえそうだ。
個別株戦略としては、半導体にかかわらず、しばらくは中小型株の局地戦のイメージが強い。内需系であれば、小売りやサービスよりも、デジタルトランスフォーメーション(DX)やサイバーセキュリティー、あるいは量子コンピューター関連など“バーチャル空間”を舞台とする銘柄の方が全体指数に惑わされず、ポジティブな値動きが期待できる。最近で言えばビットコイン関連のメタプラネット<3350.T>などは、既に観賞用の領域に入ってしまっているが、これは一つのバーチャル系全般のモメンタムの強さを暗示した動きでもある。
量子コンピューターについては、今更ながらと言いたいところではあるが石破首相が今年を「量子産業化元年」と位置付けスタートアップ支援を宣言した。引き続き目抜き通りを行くテラスカイ<3915.T>の押し目買いの機をうかがいながら、フィックスターズ<3687.T>、HPCシステムズ<6597.T>、エヌエフホールディングス<6864.T>などに目を配っておきたい。また、サイバーセキュリティーをテーマとする銘柄群にも動兆著しいものが増えている。業績高変化が際立つテリロジーホールディングス<5133.T>は、75日移動平均線ブレークで号砲を鳴らし、上値を慕う動きが鮮明だ。株価はまだ300円台ソコソコで参戦しやすい。一方、ネットセキュリティー専業のバリオセキュア<4494.T>も今期業績はトップラインから利益まで2ケタ伸長で回復色を強める見通し。更に官公庁向けで強みを発揮するSIGグループ<4386.T>は、大陽線形成後にひと押し入れているが、滞留出来高の多い800円大台ラインをクリアすれば、天井も高く本格的な上昇も視野に入りそうだ。
あすのスケジュールでは、4月の全国消費者物価指数(CPI)が朝方取引開始前に総務省から発表されるほか、前場取引時間中に3カ月物国庫短期証券の入札が行われる。後場取引時間中には日本百貨店協会から4月の全国百貨店売上高が開示され注目されそうだ。海外では4月の英小売売上高のほか、米国では4月の新築住宅販売件数が発表され、その内容にマーケットの関心が高い。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/05/22 17:30
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