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米外為市場サマリー:米CPIの鈍化などから一時147円30銭台に軟化

配信日時:2025/05/14 07:54 配信元:MINKABU
 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円48銭前後と前日と比べて1円00銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=164円96銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.3%の上昇となり、3月の2.4%から伸びが鈍化したことがドルの重荷となった。また、トランプ米大統領がSNSに「インフレはない。ガソリン、エネルギー、食料品、その他実質的に全ての物価が下がっている。欧州や中国のように米連邦準備理事会(FRB)は金利を引き下げなくてはならない」と投稿し、FRBに対して改めて利下げを要求したことも影響。ドル円相場は東京市場でつけた147円65銭を下抜け、一時147円38銭まで軟化した。一方、米指標がインフレ鈍化を示したことをきっかけにドル売り・ユーロ買いが流入するとともに対円でもユーロが買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1185ドル前後と前日に比べて0.0100ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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