本日の注目個別銘柄
アネスト岩田、ゲオHD、ディーエヌエーなど
配信日時:2025/05/12 15:56
配信元:FISCO
<4922> コーセー 5566 -702急落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は67億円で前年同期比15.7%減となり、据え置きの通期予想が200億円、前期比15.2%増である中、想定以上に低調スタートと受けとめられている。市場予想も80億円程度であったとみられる。タルトの北米売上が減少しているほか、在庫引当の計上やセルフブランドの返品廃棄などによる原価率悪化、Puri社の管理費上乗せなどコスト増も重しに。
<2681> ゲオHD 1632 -318急落。先週末に25年3月期の決算を発表、営業利益は113億円で前期比33.1%減となり、従来予想の120億円を下振れ着地。26年3月期は115億円で同2.2%増の見通しにとどまり、従来前期予想も下回る水準。株価が年初来高値圏にある中、想定以上の収益伸び悩みをマイナス視する動きが優勢に。賃上げや電力料金、資材物流価格上昇などのコスト負担増を想定している。
<3088> マツキヨココ 2974 +294急伸。先週末に25年3月期決算を発表、営業利益は821億円で前期比8.4%増となり、市場予想を30億円近く上回る。26年3月期は855億円で同4.2%増の見込み、コンセンサスを10億円強上回る水準に。順調な決算を受けて買い安心感が高まった。また、5か年の中計を策定、最終年度目標として、オーガニック売上高1.3兆円、EBITDAマージン13%以上、ROE12%以上、配当性向50%などとしている。
<9066> 日新 6350 +1000ストップ高比例配分。MBOを実施して株式を非公開化することが分かったと伝わっている。米投資ファンドのべインキャピタルが参画し、買収総額は1000億円超となる見込みのようだ。会社側では、現時点で決定した事実はないものの、「非公開化を検討しているのは事実としている。先週末時点での時価総額は約830億円であり、単純計算でプレミアムは30%程度の水準となる。
<6879> イマジカG 656 +100ストップ高比例配分。MBOの実施を発表している。社長が代表を務める資産管理会社がTOBを実施する。TOB価格は795円で先週末終値に対して43.0%のプレミアムとなっており、TOB価格にサヤ寄せの動きとなっている。TOB期間は5月12日から6月20日まで。TOBが成立ならば上場廃止となる。動画配信の普及で映像業界が急激に変化する中、株式非公開化で迅速な経営判断につなげていきたい考えのようだ。
<6381> アネスト岩田 1403 +300ストップ高比例配分。先週末に中期経営計画を発表、株主還元方針として、新たにDOEを採用し、今期は7.0%~7.5%を目安にするとしている。また、期間中(3カ年)
においては累進的な増配を目指すという。自己株式取得も期間中に総額30億円から35億円規模を実施する計画のようだ。これに伴い、26年3月期の年間配当金は前期比38円増の83円を計画。なお、26年3月期営業利益は前期比6.0%の減益見通し。
<1893> 五洋建 905.2 +66.1大幅続伸。先週末に25年3月期決算を発表。営業利益は217億円で前期比25.6%減となり、従来予想をやや上振れた。一方、26年3月期は395億円で同82.0%増と大幅増益見通しに。25年3月期の受注高は同13%増の6673億円で計画の6205億円を上回り、防衛関連の受注計上なども複数あったもよう。また、株主還元目標を設定、今後3年間で自己株式取得約300億円、配当性向を35%以上にするなど。
<4502> 武田薬 4000 -234大幅続落。本日は医薬品セクターが業種別下落率のトップになっている。トランプ米大統領が薬価を大幅に引き下げるための大統領令に署名すると明らかにしている。「ほぼ即時に30%から80%下がる」と主張しているようだ。薬価引き下げが実現された場合、米国市場での収益力の低下が想定される形となる。なお、トランプ氏は第1次政権中にも薬価引き下げを目指したが、実現できなかった経緯がある。
<5401> 日本製鉄 2883 -115大幅続落。先週末に25年3月期の決算を発表、事業利益は6832億円で前期比21.4%減となり、事前予想6700億円をやや上回る着地となっている。一方、26年3月期は4000億円で同41.5%の大幅減益見通し。年間配当金も前期の160円から120円に減配見通し。米国関税の影響を強めに織り込む保守的な予想と捉えられるが、想定以上の大幅減益・減配ガイダンスをネガティブ視する動きが優勢に。
<2432> ディーエヌエー 3035 -595急落。先週末に25年3月期決算を発表、営業利益は290億円となり、前期283億円の赤字からは大幅黒字に転換。「ポケポケ」の大ヒットが収益大幅改善の要因に。ただ、1-3月期は80億円で前四半期155億円からは大幅減益。通期実績もコンセンサスを30億円程度下振れる形になっている。減損計上や人件費増加が背景のようだ。第3四半期決算にサプライズが強かっただけに、出尽くし感などが先行する状況とみられる。
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<2681> ゲオHD 1632 -318急落。先週末に25年3月期の決算を発表、営業利益は113億円で前期比33.1%減となり、従来予想の120億円を下振れ着地。26年3月期は115億円で同2.2%増の見通しにとどまり、従来前期予想も下回る水準。株価が年初来高値圏にある中、想定以上の収益伸び悩みをマイナス視する動きが優勢に。賃上げや電力料金、資材物流価格上昇などのコスト負担増を想定している。
<3088> マツキヨココ 2974 +294急伸。先週末に25年3月期決算を発表、営業利益は821億円で前期比8.4%増となり、市場予想を30億円近く上回る。26年3月期は855億円で同4.2%増の見込み、コンセンサスを10億円強上回る水準に。順調な決算を受けて買い安心感が高まった。また、5か年の中計を策定、最終年度目標として、オーガニック売上高1.3兆円、EBITDAマージン13%以上、ROE12%以上、配当性向50%などとしている。
<9066> 日新 6350 +1000ストップ高比例配分。MBOを実施して株式を非公開化することが分かったと伝わっている。米投資ファンドのべインキャピタルが参画し、買収総額は1000億円超となる見込みのようだ。会社側では、現時点で決定した事実はないものの、「非公開化を検討しているのは事実としている。先週末時点での時価総額は約830億円であり、単純計算でプレミアムは30%程度の水準となる。
<6879> イマジカG 656 +100ストップ高比例配分。MBOの実施を発表している。社長が代表を務める資産管理会社がTOBを実施する。TOB価格は795円で先週末終値に対して43.0%のプレミアムとなっており、TOB価格にサヤ寄せの動きとなっている。TOB期間は5月12日から6月20日まで。TOBが成立ならば上場廃止となる。動画配信の普及で映像業界が急激に変化する中、株式非公開化で迅速な経営判断につなげていきたい考えのようだ。
<6381> アネスト岩田 1403 +300ストップ高比例配分。先週末に中期経営計画を発表、株主還元方針として、新たにDOEを採用し、今期は7.0%~7.5%を目安にするとしている。また、期間中(3カ年)
においては累進的な増配を目指すという。自己株式取得も期間中に総額30億円から35億円規模を実施する計画のようだ。これに伴い、26年3月期の年間配当金は前期比38円増の83円を計画。なお、26年3月期営業利益は前期比6.0%の減益見通し。
<1893> 五洋建 905.2 +66.1大幅続伸。先週末に25年3月期決算を発表。営業利益は217億円で前期比25.6%減となり、従来予想をやや上振れた。一方、26年3月期は395億円で同82.0%増と大幅増益見通しに。25年3月期の受注高は同13%増の6673億円で計画の6205億円を上回り、防衛関連の受注計上なども複数あったもよう。また、株主還元目標を設定、今後3年間で自己株式取得約300億円、配当性向を35%以上にするなど。
<4502> 武田薬 4000 -234大幅続落。本日は医薬品セクターが業種別下落率のトップになっている。トランプ米大統領が薬価を大幅に引き下げるための大統領令に署名すると明らかにしている。「ほぼ即時に30%から80%下がる」と主張しているようだ。薬価引き下げが実現された場合、米国市場での収益力の低下が想定される形となる。なお、トランプ氏は第1次政権中にも薬価引き下げを目指したが、実現できなかった経緯がある。
<5401> 日本製鉄 2883 -115大幅続落。先週末に25年3月期の決算を発表、事業利益は6832億円で前期比21.4%減となり、事前予想6700億円をやや上回る着地となっている。一方、26年3月期は4000億円で同41.5%の大幅減益見通し。年間配当金も前期の160円から120円に減配見通し。米国関税の影響を強めに織り込む保守的な予想と捉えられるが、想定以上の大幅減益・減配ガイダンスをネガティブ視する動きが優勢に。
<2432> ディーエヌエー 3035 -595急落。先週末に25年3月期決算を発表、営業利益は290億円となり、前期283億円の赤字からは大幅黒字に転換。「ポケポケ」の大ヒットが収益大幅改善の要因に。ただ、1-3月期は80億円で前四半期155億円からは大幅減益。通期実績もコンセンサスを30億円程度下振れる形になっている。減損計上や人件費増加が背景のようだ。第3四半期決算にサプライズが強かっただけに、出尽くし感などが先行する状況とみられる。
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