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東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か

配信日時:2025/04/30 08:05 配信元:FISCO
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か 本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯を見込む。前日29日のダウ平均は300.03ドル高の40527.62ドル、ナスダックは95.19ポイント高の17461.32で取引を終了した。関税を巡る不透明感に寄り付き後、まちまち。その後もJOLT求人件数や消費者信頼感指数が予想以上に悪化したため成長減速を警戒した売りに伸び悩んだ。ベッセント財務長官が今後数週間で17か国との会合を予定しており、通商交渉が進展していることを明かにしたほか、商務長官がインタビューで最初の貿易協定を巡り相手国の首相、議会の承認待ちであることを明らかにし貿易摩擦への懸念が緩和し、買戻しが優勢となり、相場は上昇に転じた。終盤にかけ、トランプ大統領も国民の税負担を軽減すると減税策成立を公約し、上げ幅を拡大し、終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は売り買い交錯を見込む。米国株高やVIX指数の低下など、外部環境は良く、買い優勢のスタートが期待される。一方、株価は急落前水準まで回復しており、利益確定売りも警戒される。週足パラボリックが陽転するSAR-H(677pt)を射程圏に捉えているため、上昇加速の可能性に留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt高の674ptで終えている。上値のメドは685pt、下値のメドは665ptとする。

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