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午前:債券サマリー 先物は続伸、長期金利一時1.120%と約3カ月ぶり低水準

配信日時:2025/04/07 11:44 配信元:MINKABU
 7日の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸。トランプ米政権の関税政策を巡る混乱が続くなか、相対的に安全資産とされる債券が買われた。  中国政府は4日、米国の相互関税への対抗措置として10日から全ての米国製品に34%の追加関税を課すと発表した。貿易摩擦の激化が世界経済を下押しするとの懸念から投資家がリスク回避姿勢を強めており、債券先物は寄り付き直後に一時142円95銭まで上伸した。ただ、足もとで急激に買われたことから一段の上値追いには慎重なムード。この日の時間外取引で米長期金利の低下が一服していることもあり、前引け前には141円87銭まで上げ幅を縮小する場面があった。  午前11時の先物6月限の終値は、前週末比34銭高の141円99銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時1.120%と約3カ月ぶりの低水準をつけ、その後は前週末比0.075%低い1.125%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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