後場の寄り付き概況

後場の日経平均は1445円安でスタート、川崎重工業やIHIなどが下落

配信日時:2025/03/31 13:01 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;35674.49;-1445.84TOPIX;2665.45;-91.80


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前営業日比1445.84円安の35674.49円と前引け値(35691.52円)
をやや下回って取引を開始した。ランチタイムの日経225先物は若干ながら持ち直す推移。前場の日経平均は、ほぼ全面安商状で大幅に下落して始まった後も、下げ幅を広げて一時1500円超の下落となった。日本の他、韓国や台湾の下げが目立っている通り、アジア株は概ねマイナス圏での推移となるなか、後場寄り付き時点の日経平均は引き続き売り優勢でスタート。4月2日にはトランプ追加関税の発動、週末には米雇用統計発表と重要イベントが控えていることもあり、積極的に買い進む動きは限定的なようだ。なお、内需ディフェンシブ系の銘柄には相対的に底堅さが見られている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱重工業<7011>、フジクラ<5803>、ディスコ<6146>、川崎重工業<7012>、三菱UFJ<8306>、アドバンテスト<6857>、トヨタ自<7203>、IHI<7013>、ソフトバンクG<9984>、DeNA<2432>、東エレク<8035>など引き続き全面安の展開。業種別では、石油石炭、非鉄金属、保険などが下落率上位で推移。

<CS>

Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

ニュースカテゴリ