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為替週間見通し:弱含みか、米インフレ鈍化と日銀早期追加利上げを意識
配信日時:2025/02/22 14:38
配信元:FISCO
*14:38JST 為替週間見通し:弱含みか、米インフレ鈍化と日銀早期追加利上げを意識
【今週の概況】
■ドル反落、日銀による早期追加利上げの可能性高まる
今週の米ドル・円は反落。週初に152円台前半までドルは戻したが、日本銀行の高田審議委員が2月19日に行った講演で「物価の上振れや金融が過熱するリスクを踏まえ、さらなる利上げが必要」との考えを示したことを受けて日銀による早期追加利上げ観測が広がり、米ドル売り・円買いが拡大した。ウクライナ戦争の早期終結への期待が一時後退したことを嫌気したリスク回避的な米ドル売りも観測された。21日に発表された日本の1月消費者物価コア指数は、前年比+3.2%と市場予想を上回ったことを受けて日銀による早期追加利上げ観測はさらに強まり、米ドル・円は一時150円を下回った。ただ、日銀植田総裁は同日、衆院予算委員会に出席し、「長期金利が例外的に急上昇する場合には機動的に国債買い入れを増額する」との考えを改めて表明したことを受けて、リスク回避の円買いは一服。米ドル・円は150円台後半まで反発した。
21日のニューヨーク外為市場で米ドル・円は一時149円を下回った。米S&Pグローバルが発表した2月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は1月実績を大幅に下回り、2023年9月以来の低水準となったことから、米国経済の減速に対する警戒感が高まり、長期金利は低下したことから、リスク回避のドル売り・円買いが再び活発となった。米国株式の下落もドル売り材料となったようだ。米ドル・円は149円28銭この週の取引を終えた。米ドル・円の取引レンジ:148円93銭-152円39銭。
【来週の見通し】
■弱含みか、米インフレ鈍化と日銀早期追加利上げを意識
来週のドル・円は弱含みか。米インフレ指標の伸びは鈍化が予想され、追加利下げの思惑が広がっていること、日本銀行による早期追加利上げ観測が高まっていることから、リスク回避的な米ドル売り・円買いは継続する可能性がある。2月19日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨(1月開催分)は一段の緩和に慎重だった。追加利下げの前にインフレ鈍化を確認するとの内容で、次回3月の会合も金利据え置きの公算が大きい。
一方、来週28日に発表される1月米コアPCE価格指数は前年比+2.6%程度と予想されており、前回実績の+2.8%から上昇率は鈍化する見込み。市場予想と一致または下回った場合、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げを想定した米ドル売りがやや強まり、米ドル・円はさらに水準を切り下げる可能性がある。28日には2月東京都区部消費者物価コア指数も発表される。インフレ率が前回を上回れば、日銀による早期追加利上げが意識され、米ドル安円高の流れは継続しよう。
【日・2月東京都区部消費者物価コア指数】(28日発表予定)
2月28日発表の2月東京都区部消費者物価コア指数は、前回の前年比+2.5%を上回るか注目される。前回実績と一致または、上回った場合、早期追加利上げへの期待で円買いが強まる可能性がある。
【米・1月コアPCE価格指数】(28日発表予定)
2月28日発表の米1月コアPCE価格指数は現時点で前年比+2.6%程度と、前回の+2.8%から鈍化の見通し。想定通りなら追加利下げを見込んだドル売りが見込まれる。
予想レンジ:147円00銭-151円00銭
<FA>
■ドル反落、日銀による早期追加利上げの可能性高まる
今週の米ドル・円は反落。週初に152円台前半までドルは戻したが、日本銀行の高田審議委員が2月19日に行った講演で「物価の上振れや金融が過熱するリスクを踏まえ、さらなる利上げが必要」との考えを示したことを受けて日銀による早期追加利上げ観測が広がり、米ドル売り・円買いが拡大した。ウクライナ戦争の早期終結への期待が一時後退したことを嫌気したリスク回避的な米ドル売りも観測された。21日に発表された日本の1月消費者物価コア指数は、前年比+3.2%と市場予想を上回ったことを受けて日銀による早期追加利上げ観測はさらに強まり、米ドル・円は一時150円を下回った。ただ、日銀植田総裁は同日、衆院予算委員会に出席し、「長期金利が例外的に急上昇する場合には機動的に国債買い入れを増額する」との考えを改めて表明したことを受けて、リスク回避の円買いは一服。米ドル・円は150円台後半まで反発した。
21日のニューヨーク外為市場で米ドル・円は一時149円を下回った。米S&Pグローバルが発表した2月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は1月実績を大幅に下回り、2023年9月以来の低水準となったことから、米国経済の減速に対する警戒感が高まり、長期金利は低下したことから、リスク回避のドル売り・円買いが再び活発となった。米国株式の下落もドル売り材料となったようだ。米ドル・円は149円28銭この週の取引を終えた。米ドル・円の取引レンジ:148円93銭-152円39銭。
【来週の見通し】
■弱含みか、米インフレ鈍化と日銀早期追加利上げを意識
来週のドル・円は弱含みか。米インフレ指標の伸びは鈍化が予想され、追加利下げの思惑が広がっていること、日本銀行による早期追加利上げ観測が高まっていることから、リスク回避的な米ドル売り・円買いは継続する可能性がある。2月19日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨(1月開催分)は一段の緩和に慎重だった。追加利下げの前にインフレ鈍化を確認するとの内容で、次回3月の会合も金利据え置きの公算が大きい。
一方、来週28日に発表される1月米コアPCE価格指数は前年比+2.6%程度と予想されており、前回実績の+2.8%から上昇率は鈍化する見込み。市場予想と一致または下回った場合、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げを想定した米ドル売りがやや強まり、米ドル・円はさらに水準を切り下げる可能性がある。28日には2月東京都区部消費者物価コア指数も発表される。インフレ率が前回を上回れば、日銀による早期追加利上げが意識され、米ドル安円高の流れは継続しよう。
【日・2月東京都区部消費者物価コア指数】(28日発表予定)
2月28日発表の2月東京都区部消費者物価コア指数は、前回の前年比+2.5%を上回るか注目される。前回実績と一致または、上回った場合、早期追加利上げへの期待で円買いが強まる可能性がある。
【米・1月コアPCE価格指数】(28日発表予定)
2月28日発表の米1月コアPCE価格指数は現時点で前年比+2.6%程度と、前回の+2.8%から鈍化の見通し。想定通りなら追加利下げを見込んだドル売りが見込まれる。
予想レンジ:147円00銭-151円00銭
<FA>
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