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午後:債券サマリー 先物は続落、日銀オペ結果受け下げ幅縮小

配信日時:2025/02/13 15:14 配信元:MINKABU
 13日の債券市場で、先物中心限月3月限は続落した。前日の米国市場で長期債価格が下落(金利が上昇)した流れを引き継ぐ形で売りが優勢となったが、日銀の国債買い入れオペの結果を受けて下げ幅を縮小した。  日銀が実施した定例の国債買い入れオペは4本で、このうち長期ゾーンとなる「残存期間5年超10年以下」の応札倍率は1.47倍と前回のオペから低下した。長期債の一定の保有ニーズを示す結果となり、買い戻しを誘う形となった。  前日に発表された1月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが前月から拡大し、市場予想を上回ったことで、米国でのインフレ環境の長期化リスクが意識された。国内では日銀が13日に発表した1月の企業物価指数が前年同月比4.2%上昇となった。伸び率は前月を上回り、1年7カ月ぶりの高水準だった。日銀による早期の利上げ観測を強めることとなり、円債相場には重荷となった。  先物3月限は前営業日比11銭安の139円68銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は一時1.370%まで上昇。14年10カ月ぶりの高水準をつけたが、その後は1.350%まで戻した。 出所:MINKABU PRESS

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