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1月31日のNY為替概況

配信日時:2025/02/01 05:05 配信元:FISCO
*05:05JST 1月31日のNY為替概況 31日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円50銭まで弱含んだのち155円22銭まで上昇し引けた。

米12月コアPCE価格指数は予想通りでサプライズなかったが米1月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を下回ったほか、一部メディアで、トランプ政権がカナダ、メキシコへの関税実施を3月まで見送ると報じられ長期金利の低下でドル売りが優勢となった。その後、ホワイトハウスが報道を否定し、カナダ、メキシコ、中国への関税2月1日から開始すると明らかにしたため、長期金利が上昇に転じドル買いに転じた。月末での実需もドル買いを支援したと見られる。

ユーロ・ドルは1.0360ドルまで下落後、1.0434ドルまで上昇、再び下落し、引けた。

ドイツの1月消費者物価指数(CPI)が予想外に鈍化したため利下げ観測を受けたユーロ売りが強まった。

ユーロ・円は160円20銭まで下落後、161円50銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.2472ドルまで上昇後、1.2386ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.9072フランへ下落後、0.9116フランまで上昇した。

【経済指標】

・米・1月シカゴ購買部協会景気指数:39.5(予想:40.0、12月:36.9)
・米・12月コアPCE価格指数:前年比+2.8%(予想:+2.8%、11月:+2.8%)
・米・12月個人所得:前月比+0.4%(予想:+0.4%、11月:+0.3%)
・米・12月個人消費支出(PCE):前月比+0.7%(予想:+0.5%、11月:+0.6%←+0.4%)
・米・10-12月期雇用コスト指数:前期比+0.9%(予想:+0.9%、7-9月期:+0.8%)

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