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ギグワークス Research Memo(8):働き方改革の推進を通じてESGに貢献
配信日時:2025/01/22 11:08
配信元:FISCO
*11:08JST ギグワークス Research Memo(8):働き方改革の推進を通じてESGに貢献
■ESGへの取り組み
ギグワークス<2375>は創業当初からESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)の理念を宣言し、本業やCSR活動を通じて実践してきた。以下に事例を示す。
(1) E(Environment:環境)
同社は、企業行動指針、CSR基本方針、環境ポリシーにおいて、社内外でLED・ペーパーレス化、環境にやさしい技術、再生可能エネルギーなどの普及・促進を宣言し実践している。本業においては、オンデマンドエコノミー事業において産業用太陽光発電システムの設置などを行っている。また、シェアリングエコノミー事業を展開するなど、シェアリングエコノミーの普及を通じてリソースの効率利用に貢献している。
(2) S(Social:社会)
同社は、「労働市場に革命を起こす!」ことをビジョンに掲げており、主力のオンデマンドエコノミー事業において、副業・学生・主婦・フリーランスなど多彩な人材の自由自在な活躍を創出し、働き方改革を推進している。ダイバーシティ・女性活躍を積極的に推進しており、女性活躍推進企業として「なでしこ銘柄」に5年連続選定(2021年3月)されている。また、毎年、最終利益の1%を貧困の撲滅や人々が生きるための食物や医療費へ寄付する方針の下、過去8年間に(公財)SBS鎌田財団をはじめ、日本赤十字社や各自治体などに対して2,013万円を寄付している。2024年5月には、子会社のギグワークス・アドバンス(株)が障がい者アートレンタル事業「ハートフルブリッジ」を新たにスタートした。
(3) G(Governance:ガバナンス)
企業統治においても様々な取り組みを行っている。その一例として、1) 社外取締役の高い構成比(10名のうち5名)、2) コーポレート・ガバナンス報告書や統合報告書を通じた情報開示、3) セキュリティ水準の向上のため、ISO/IEC27001規格認証及びプライバシーマークなどを取得している。
■株主還元策
2024年10月期の配当金は年1.00円。2025年10月期は年2.00円(前期比1.00円増)を予想。DOEを重視する政策により、業績下振れ時も配当を継続
1. 配当予想
同社は、重点分野への積極的な投資などにより確固たる競争力を早期に築くことを重要な課題と認識しつつ、同時に株主に対する利益還元についても重要な経営の課題として認識している。2024年10月期は損失を計上したものの配当を継続し、配当金は年1.00円(前期比3.00円減)となった。同社は株主還元の1つの指標としてDOE(純資産配当率)を重視しており、株主還元の視点では業績下振れ時も配当が維持されている。2025年10月期は収益性の改善を背景に配当金年2.00円(前期比1.00円増)を予想する。
2. 株主優待制度
同社は、株式への投資の魅力を高めるとともに、株式の中長期的な保有を促進することを目的として、2018年10月期から株主優待制度を導入している。日本直販を子会社化したことを機に、2022年10月期より株主優待制度をリニューアルしており、毎年10月31日現在の株主を対象に、日本直販のWebサイトで1年間利用可能な割引クーポン(30%割引、割引金額の上限は累計(合算)で30万円(税抜))を贈呈する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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ギグワークス<2375>は創業当初からESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)の理念を宣言し、本業やCSR活動を通じて実践してきた。以下に事例を示す。
(1) E(Environment:環境)
同社は、企業行動指針、CSR基本方針、環境ポリシーにおいて、社内外でLED・ペーパーレス化、環境にやさしい技術、再生可能エネルギーなどの普及・促進を宣言し実践している。本業においては、オンデマンドエコノミー事業において産業用太陽光発電システムの設置などを行っている。また、シェアリングエコノミー事業を展開するなど、シェアリングエコノミーの普及を通じてリソースの効率利用に貢献している。
(2) S(Social:社会)
同社は、「労働市場に革命を起こす!」ことをビジョンに掲げており、主力のオンデマンドエコノミー事業において、副業・学生・主婦・フリーランスなど多彩な人材の自由自在な活躍を創出し、働き方改革を推進している。ダイバーシティ・女性活躍を積極的に推進しており、女性活躍推進企業として「なでしこ銘柄」に5年連続選定(2021年3月)されている。また、毎年、最終利益の1%を貧困の撲滅や人々が生きるための食物や医療費へ寄付する方針の下、過去8年間に(公財)SBS鎌田財団をはじめ、日本赤十字社や各自治体などに対して2,013万円を寄付している。2024年5月には、子会社のギグワークス・アドバンス(株)が障がい者アートレンタル事業「ハートフルブリッジ」を新たにスタートした。
(3) G(Governance:ガバナンス)
企業統治においても様々な取り組みを行っている。その一例として、1) 社外取締役の高い構成比(10名のうち5名)、2) コーポレート・ガバナンス報告書や統合報告書を通じた情報開示、3) セキュリティ水準の向上のため、ISO/IEC27001規格認証及びプライバシーマークなどを取得している。
■株主還元策
2024年10月期の配当金は年1.00円。2025年10月期は年2.00円(前期比1.00円増)を予想。DOEを重視する政策により、業績下振れ時も配当を継続
1. 配当予想
同社は、重点分野への積極的な投資などにより確固たる競争力を早期に築くことを重要な課題と認識しつつ、同時に株主に対する利益還元についても重要な経営の課題として認識している。2024年10月期は損失を計上したものの配当を継続し、配当金は年1.00円(前期比3.00円減)となった。同社は株主還元の1つの指標としてDOE(純資産配当率)を重視しており、株主還元の視点では業績下振れ時も配当が維持されている。2025年10月期は収益性の改善を背景に配当金年2.00円(前期比1.00円増)を予想する。
2. 株主優待制度
同社は、株式への投資の魅力を高めるとともに、株式の中長期的な保有を促進することを目的として、2018年10月期から株主優待制度を導入している。日本直販を子会社化したことを機に、2022年10月期より株主優待制度をリニューアルしており、毎年10月31日現在の株主を対象に、日本直販のWebサイトで1年間利用可能な割引クーポン(30%割引、割引金額の上限は累計(合算)で30万円(税抜))を贈呈する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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