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外為サマリー:一時155円30銭台に軟化、対中トランプ関税報道を受けたドル買い続かず
配信日時:2025/01/22 10:27
配信元:MINKABU
22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円43銭前後と前日の午後5時時点に比べて25銭程度のドル安・円高となっている。
21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円52銭前後と前日に比べて10銭程度のドル安・円高で取引を終えた。20日に米大統領に就任したトランプ氏が選挙戦で掲げていた全面的な関税の発動を初日は見送り、関税で米国のインフレ圧力が高まるとの観測がひとまず後退したことから一時155円20銭台まで下押した。
この日の東京市場は、朝方に「トランプ米大統領は21日、中国からの輸入品に2月1日から10%の関税を課すことを検討していると明らかにした」と伝えられたことに反応。時間外取引で米長期金利が上昇するとともに、ドル円相場は午前8時10分ごろに155円81銭をつける場面があった。ただ、トランプ政権による一律の関税賦課はまだ検討段階にあり、ドルは買い一巡後に再び軟化。日銀が23~24日に開く金融政策決定会合で追加利上げを決めるとの観測も重荷となっているようで、午前9時50分ごろには155円30銭台に押し戻された。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0423ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円00銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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