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ワンキャリア:新卒採用支援メディア「ONE CAREER」を運営、成長余地大きくシェア拡大に注力
配信日時:2025/01/22 09:27
配信元:FISCO
*09:27JST ワンキャリア:新卒採用支援メディア「ONE CAREER」を運営、成長余地大きくシェア拡大に注力
ワンキャリア<4377>は、新卒採用支援メディア「ONE CAREER」及び中途採用支援メディア「ONE CAREER PLUS」などを展開する。求職者の就職活動や企業の採用活動を支援し、利用されることで成功体験談、クチコミ、キャリアデータなどが蓄積されていくビジネスモデルとなっている。業界や企業規模を問わず多様な取引実績を有しており、法人取引累計社数は3,964社を突破。累計求職者会員数は1,899千人。主要サービスである新卒採用サービスは、求人掲載とオプションメニューからなる料金体系となっており、求人掲載がフリープランからライトプラン(初期費用:30万円、月額費用10万円)、スタンダードプラン(初期費用:30万円、月額費用30万円)、スカウト・採用管理・説明会などのオプション機能は5万円から200万円程度で提供している。企業側は、幅広い商品で年間予算を大きく確保するケースから、特定商品のみで低予算で利用されるケースまで様々となる。
2024年12月期第3四半期累計の売上高は前年同期比35.5%増の3,929百万円、営業利益は同42.3%増の1,041百万円で着地した。第3四半期単体の売上高は主に求人掲載、オンライン企業説明会、スカウトが伸長して同61.9%増で着地。営業利益は高い売上高成長により黒字で着地して既に通期計画に対する進捗は85%だが、第4四半期は売上高とセールス&マーケティング投資のバランスをコントロールする想定。マーケットの動向を見ながら、営業人員の採用、販売パートナーとの取り組み強化、ダイレクトマーケティングに投資を行っていくようだ。通期の売上高は前期比44.0%増の5,558百万円、営業利益は同22.8%増の1,222百万円を見込んでいる。
同社は今後、「ONE CAREER」と「ONE CAREER CLOUD」により、新卒採用マーケットにおける強固なポジションを確立していき、新卒採用事業で培ったアセットを基に中途採用事業を次の収益の柱として成長させていく方針である。数値目標では、2026年12月期に売上高10,000百万円、営業利益3,000百万円を目指す。新卒採用領域は営業利益率を維持したトップラインの成長にフォーカスし、特に地域・業界・職種等のカテゴリ強化を実施するようだ。また、キャリアデータを基にAIをはじめとしたテクノロジー活用による事業成長の実現やM&Aも検討していく。市場規模は、新卒採用領域で約1,400億円(同社売上は39億円)、中途採用領域で約6,000億円まだまだ拡大の余地がある中で、具体的に学生数51.7万人(同社32万人)、契約企業数3.8万社(同社約2,900社)と大きな成長余地が存在する。まずは既存領域のシェア拡大の動向に注目しておきたいが、今後中途採用への参入も本格化すると更なるアップサイドが狙えそうだ。
<NH>
2024年12月期第3四半期累計の売上高は前年同期比35.5%増の3,929百万円、営業利益は同42.3%増の1,041百万円で着地した。第3四半期単体の売上高は主に求人掲載、オンライン企業説明会、スカウトが伸長して同61.9%増で着地。営業利益は高い売上高成長により黒字で着地して既に通期計画に対する進捗は85%だが、第4四半期は売上高とセールス&マーケティング投資のバランスをコントロールする想定。マーケットの動向を見ながら、営業人員の採用、販売パートナーとの取り組み強化、ダイレクトマーケティングに投資を行っていくようだ。通期の売上高は前期比44.0%増の5,558百万円、営業利益は同22.8%増の1,222百万円を見込んでいる。
同社は今後、「ONE CAREER」と「ONE CAREER CLOUD」により、新卒採用マーケットにおける強固なポジションを確立していき、新卒採用事業で培ったアセットを基に中途採用事業を次の収益の柱として成長させていく方針である。数値目標では、2026年12月期に売上高10,000百万円、営業利益3,000百万円を目指す。新卒採用領域は営業利益率を維持したトップラインの成長にフォーカスし、特に地域・業界・職種等のカテゴリ強化を実施するようだ。また、キャリアデータを基にAIをはじめとしたテクノロジー活用による事業成長の実現やM&Aも検討していく。市場規模は、新卒採用領域で約1,400億円(同社売上は39億円)、中途採用領域で約6,000億円まだまだ拡大の余地がある中で、具体的に学生数51.7万人(同社32万人)、契約企業数3.8万社(同社約2,900社)と大きな成長余地が存在する。まずは既存領域のシェア拡大の動向に注目しておきたいが、今後中途採用への参入も本格化すると更なるアップサイドが狙えそうだ。
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