みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の下げ幅が600円を超える
配信日時:2025/01/14 10:24
配信元:MINKABU
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みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (14日引け後 発表分)
1月14日引け後に、株主優待制度について新設や拡充、変更、廃止を発表した銘柄を取り上げた。
■新設 ―――――――――――――――――
INGS <245A> [東証G] 決算月【8月】 1/14発表
毎年2月末と8月末時点で100株以上を半年以上保有する株主を対象に、保有株数に応じて2000~1万円相当の食事券を贈呈する。
ベースフード <2936> [東証G] 決算月【2月】 1/14発表
毎年8月末時点で100株以上を6ヵ月以上継続保有する株主を対象に、自社ホームページで利用可能な1500円分の優待クーポンを贈呈する。
ペットゴー <7140> [東証G] 決算月【3月】 1/14発表
毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、ペットゴーポイントを一律5000ポイント付与する。
識学 <7049> [東証G] 決算月【2月】 1/14発表
毎年2月末と8月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、QUOカード5000円分を年2回贈呈する。
■拡充/変更 ――――――――――――――
北の達人コーポレーション <2930> [東証P] 決算月【2月】 1/14発表
1年以上継続保有者を対象とする長期保有特典を追加。2000円分の金券を贈呈する。
ランディックス <2981> [東証G] 決算月【3月】 1/14発表
保有株数の要件を従来の300株以上→200株以上に引き下げる。また、保有株数「400株以上700株未満」のポイント付与数を増やす。
ジェーソン <3080> [東証S] 決算月【2月】 1/14発表
25年2末月から長期保有株主優待制度を導入。新制度では500株以上を保有する株主を対象に、選択制で優待券(保有期間に応じて1万~2万2000円分)、天然水(5~12箱)などを贈呈する。
ラクト・ジャパン <3139> [東証P] 決算月【11月】 1/14発表
継続保有期間「2年以上」の要件を追加。新制度では100株以上を2年以上保有する株主を対象に、カタログ商品(保有株数300株未満で3000円相当、300株以上で5000円相当)を贈呈する。
ワイエスフード <3358> [東証S] 決算月【3月】 1/14発表
従来の株主優待に加え、2500株以上を保有する株主に、保有株数に応じて5000~20万円分のQUOカードを贈呈する。また、周年記念特別優待を実施。25年3月末時点で1000株以上を1年以上継続保有する株主を対象に、5500円分のQUOカードを贈呈する。
SUMINOE <3501> [東証P] 決算月【5月】 1/14発表
2月末割当の1→2の株式分割実施に伴い、株主優待制度を変更する。新制度では300株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて4000~1万円相当のオリジナルカタログギフトを贈呈する。
データ・アプリケーション <3848> [東証S] 決算月【3月】 1/14発表
保有株数「1000株以上2000株未満」「2000株以上」の区分を追加。株主優待ポイントを保有株数と保有期間に応じて1万5000~2万3000ポイント付与する。
ゼリア新薬 <4559> [東証P] 決算月【3月】 1/14発表
1000株以上を3年以上継続保有する株主に、「ヘパリーゼW プレミアム極」10本を贈呈する。また、優待コースの内容を一部変更。
シンメンテホールディングス <6086> [東証G] 決算月【2月】 1/14発表
2月末割当の1→2の株式分割実施後も保有株数の要件は「100株以上」を据え置く。実質拡充。
■検討 ―――――――――――――――――
サイバーステップ <3810> [東証S] 決算月【5月】 1/14発表
「ミームコイン交換権利付きNFT」付与に伴う株主優待制度の検討を開始。
株探ニュース
2025/01/14 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (14日大引け後 発表分)
○パソナG <2168> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の4.97%にあたる200万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月15日から26年1月14日まで。
○TKP <3479> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の5.05%にあたる214万株(金額で35億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月15日から5月23日まで。
○ココナラ <4176> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の2.1%にあたる50万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月15日から3月31日まで。
○プライムスト <5250> [東証S]
発行済み株式数(自社株を除く)の0.85%にあたる3万株(金額で4500万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月15日から3月31日まで。
○東洋電 <6505> [東証S]
発行済み株式数(自社株を除く)の3.3%にあたる30万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月15日から12月30日まで。
○オープンG <6572> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の13.95%にあたる850万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月15日から26年1月14日まで。
○ラストワンM <9252> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の1.23%にあたる4万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月15日から2月28日まで。
○モリト <9837> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の4.5%にあたる120万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月15日から26年1月14日まで。
[2025年1月14日]
株探ニュース
2025/01/14 19:20
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株式分割】銘柄 (14日大引け後 発表分)
●SMINOE <3501> [東証P]
2月28日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
●シンメンテ <6086> [東証G]
2月28日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
[2025年1月14日]
株探ニュース
2025/01/14 18:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【増資・売り出し】銘柄 (14日大引け後 発表分)
○スピー <4499> [東証S]
65万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限19万5000株の第三者割当増資を実施するほか、既存株主による65万株の株式売り出しを行う。発行価格は1月21日から24日までの期間に決定される。
○ノート <5243> [東証G]
Google Internationalを割当先とする98万4200株の第三者割当増資を実施する。発行価格は508円。
○アイスペース <9348> [東証G]
CVI Investmentsを割当先とする275万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は802円。
[2025年1月14日]
株探ニュース
2025/01/14 18:40
みんかぶニュース 市況・概況
【↓】日経平均 大引け| 4日続落、半導体関連株を中心に売り優勢 (1月14日)
日経平均株価
始値 39010.96
高値 39054.35(09:15)
安値 38305.91(13:11)
大引け 38474.30(前日比 -716.10 、 -1.83% )
売買高 19億5723万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆5554億円 (東証プライム概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は大幅安で4日続落、終値で700円超下落
2.米雇用統計発表後の米金利上昇を警戒する地合いに
3.FRBの利下げピッチが鈍化するとの思惑が売り誘発
4.バイデン米政権の半導体輸出規制強化も嫌気される
5.値下がり銘柄数8割超、日経平均は1ヵ月半ぶり安値
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比358ドル高と反発した。前週末の大幅下落を受けて自律反発狙いの買いが優勢となった。
東京市場では、リスク回避目的の売りが噴出、日経平均株価は前週半ばから4営業日続けて下値を探る展開で下げ幅も加速している。
14日の東京市場は、日米で金利上昇が警戒されるなか、半導体関連などを中心に波乱含みに売りに晒される格好となった。前週末10日に発表された12月の米雇用統計は雇用者数の伸びが事前予想を大幅に上回るなど強い内容で、FRBの利下げピッチが鈍化することへの警戒感が強まった。週明けの取引ではNYダウが反発したものの、前週末の急落の残像が残るなか、本日の東京市場ではリスク許容度の低下した海外機関投資家や先物主導のインデックス売りが全体指数を押し下げた。ここにきてバイデン米政権が改めて先端半導体の輸出規制強化の動きをみせていることもネガティブ視された格好だ。日経平均は約1ヵ月半ぶりの安値圏に沈んだ。値下がり銘柄数も1300を上回り、プライム市場全体の約82%を占めている。
個別では、売買代金トップのディスコ<6146>が大幅安、同2位のアドバンテスト<6857>も急落した。東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体主力株の下げが目立つ。なお、日本マイクロニクス<6871>は値下がり率トップとなった。フジクラ<5803>が売られ、ファーストリテイリング<9983>の下値模索も続く。ソフトバンクグループ<9984>も売りに押された。リクルートホールディングス<6098>が軟調。サンウェルズ<9229>、技研製作所<6289>も大幅に水準を切り下げた。
半面、IHI<7013>が商いを伴い堅調、任天堂<7974>も頑強な値動き。良品計画<7453>が大きく上値を伸ばし、東京海上ホールディングス<8766>も買いを集めた。ディー・エヌ・エー<2432>も高い。PR TIMES<3922>が値上がり率首位となる人気で、SMK<6798>、インターアクション<7725>、IDホールディングス<4709>なども値を飛ばした。ワキタ<8125>も物色人気に。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、中外薬 <4519>、良品計画 <7453>、京セラ <6971>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約34円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、SBG <9984>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約518円。
東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)保険業、(3)石油石炭製品、(4)ゴム製品、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)電気機器、(2)機械、(3)ガラス土石製品、(4)非鉄金属、(5)電気・ガス業。
■個別材料株
△ワッツ <2735> [東証S]
9~11月期営業4割増益達成し利益率の改善も評価。
△プレサンス <3254> [東証S]
オープンH <3288> がTOB実施し完全子会社化へ。
△コスモス薬品 <3349> [東証P]
第2四半期営業益29%増で通期計画進捗率64%。
△農業総研 <3541> [東証G]
9~11月期営業94%増益達成と自社株買い発表。
△PRTIME <3922> [東証P]
主力サービス伸び3~11月期増収増益。
△モビルス <4370> [東証G]
9~11月期営業赤字縮小。
△チムスピ <4397> [東証G]
9~11月期営業黒字転換。
△クリングル <4884> [東証G]
第1種医薬品製造販売業の許可取得。
△良品計画 <7453> [東証P]
25年8月期業績予想及び配当予想を上方修正。
△インターアク <7725> [東証P]
25年5月期業績予想を上方修正。
▼安川電 <6506> [東証P]
受注想定下回り今期業績予想を下方修正。
▼アドテスト <6857> [東証P]
エヌビディアの変調を受け利益確定売り。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)PRTIME <3922>、(2)SMK <6798>、(3)インターアク <7725>、(4)IDHD <4709>、(5)コスモス薬品 <3349>、(6)Aクリエイト <8798>、(7)ワキタ <8125>、(8)良品計画 <7453>、(9)松竹 <9601>、(10)ニッケ <3201>。
値下がり率上位10傑は(1)日本マイクロ <6871>、(2)サンウェルズ <9229>、(3)技研製 <6289>、(4)アドテスト <6857>、(5)イオンファン <4343>、(6)日東紡 <3110>、(7)野村マイクロ <6254>、(8)ディスコ <6146>、(9)芝浦 <6590>、(10)ニチアス <5393>。
【大引け】
日経平均は前日比716.10円(1.83%)安の3万8474.30円。TOPIXは前日比31.54(1.16%)安の2682.58。出来高は概算で19億5723万株。東証プライムの値上がり銘柄数は262、値下がり銘柄数は1343となった。東証グロース250指数は636.92ポイント(7.80ポイント安)。
[2025年1月14日]
株探ニュース
2025/01/14 18:19
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇131銘柄・下落98銘柄(東証終値比)
1月14日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは248銘柄。東証終値比で上昇は131銘柄、下落は98銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は40銘柄。うち値上がりが31銘柄、値下がりは6銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は165円高と買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の14日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3358> YSフード 102 +21( +25.9%)
2位 <3608> TSIHD 1260 +254( +25.2%)
3位 <276A> ククレブ 1572 +300( +23.6%)
4位 <5243> ノート 628 +100( +18.9%)
5位 <5139> オープンW 850 +120( +16.4%)
6位 <3823> WHDC 32.4 +4.4( +15.7%)
7位 <277A> グロービング 8300 +1050( +14.5%)
8位 <4016> ミット 880 +110( +14.3%)
9位 <2975> スターマイカ 839 +90( +12.0%)
10位 <5885> ジーデップ 2235 +234( +11.7%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <205A> ロゴスHD 1827 -500( -21.5%)
2位 <135A> ヴレインS 1730 -360( -17.2%)
3位 <4499> スピー 4485 -895( -16.6%)
4位 <5595> QPS研究所 978.2 -182.8( -15.7%)
5位 <3223> SLD 913 -146( -13.8%)
6位 <9812> テーオーHD 232.1 -29.9( -11.4%)
7位 <280A> TMH 1500 -193( -11.4%)
8位 <3627> テクミラ 307 -39( -11.3%)
9位 <4198> テンダ 900 -99( -9.9%)
10位 <6182> メタリアル 620 -67( -9.8%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7453> 良品計画 3740 +40.0( +1.1%)
2位 <9501> 東電HD 425 +2.6( +0.6%)
3位 <6857> アドテスト 9475 +51( +0.5%)
4位 <7261> マツダ 1040 +5.5( +0.5%)
5位 <7912> 大日印 2223 +11.5( +0.5%)
6位 <3861> 王子HD 591.2 +2.9( +0.5%)
7位 <9064> ヤマトHD 1759.5 +8.5( +0.5%)
8位 <8697> 日本取引所 1693.6 +8.1( +0.5%)
9位 <9202> ANAHD 2800 +13.0( +0.5%)
10位 <9301> 三菱倉 1099 +5.0( +0.5%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4751> サイバー 1033 -6.0( -0.6%)
2位 <6971> 京セラ 1579.5 -4.5( -0.3%)
3位 <7201> 日産自 438.7 -1.2( -0.3%)
4位 <4755> 楽天グループ 899.9 -1.8( -0.2%)
5位 <2432> ディーエヌエ 2747.2 -4.3( -0.2%)
6位 <2914> JT 3900 -2( -0.1%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/01/14 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=金利高の呪縛とペロブスカイトという呪文
きょう(14日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比716円安の3万8474円と大幅安で4営業日続落。全体相場が上昇している時はポジティブな解釈が後からついてくるし、下値模索の場面では追い討ちをかけるように懸念材料がハヤされる。これまで3万8000~4万円のレンジを何往復したのか分からなくなるくらい、ボックス圏での上下動をひたすら繰り返しているが、その都度もっともらしい説明がなされる。しかし、相場の値動きを左右しているのは理屈よりも、AIアルゴのベクトルの向きであることは投資家も薄々気付いている。したがって日経平均が3万8000円近辺まで下押したら、難しく考えずAIになったつもりで、例えば日経レバ<1570.T>などを対象に機械的に押し目買いを入れておくくらいの投資スタンスで、結果オーライとなる可能性は高い。事実、昨年秋口以降はそのパターンの繰り返しであった。
ただし、今回の日米株の調整局面でセンチメントを悪化させているのは、長期金利の上昇である。こういう言い方は変だが、株安を誘導する材料として金利動向は王道であり、この類いのネガティブ材料は連綿としてなかなか振りほどくことが難しい。なぜなら、今の米国のようにイールドスプレッドの逆ザヤが下げ相場の底流にある場合、その流れを変えるには、株式のリスクプレミアムが正常に機能する状態に戻る必要があるからで、10年債利回りが低下するか、あるいは企業業績(利益)の伸びが長期金利の上昇を凌駕するかのいずれかが条件となってくる。
イールドスプレッドの逆転現象イコール売りではないが、近い将来これが修正されるというコンセンサスが失われてきた場合には厄介だ。今は、米国の株式益利回りが10年債利回りよりも高いというイレギュラー状態が解消される可能性よりも、広がっていく可能性の方が高そうだというコンセンサスが生じている。結論から言えば、米国株はまだ調整不十分で、今後も下値リスクは付いて回る。
今月20日に米国でトランプ新政権が発足する。緊急事態宣言を発令してまで就任早々に一律で関税引き上げを行う、といった過激な政策スタンスを標榜している点が警戒されている。そういうセンシティブな相場環境にあって日本では23~24日に日銀の金融政策決定会合、米国では28~29日にFOMCが行われるわけで、この日米の中央銀行が採る選択肢に耳目が集まるのは当然だ。しかし、今のメインシナリオは日銀が0.25%の利上げを決め、FRBは0.25%の利下げを見送るというのがド本命。連勝複式ならオッズは2倍未満というところで、今回の日米の会合はネガティブサプライズ要素には乏しい。
問題は物色対象である。全体指数を売買するのであれば、前出した日経レバで事足りるが、個別で考えた場合は、日経平均寄与度の高い半導体製造装置の主力銘柄で東京エレクトロン<8035.T>やアドバンテスト<6857.T>、あるいはファーストリテイリング<9983.T>という銘柄の逆張りが妥当である。正直なかなか食指が動きにくいが、需給面で空売りもかなり乗っているということを考慮しておく必要がある。
一方、日経平均に連動しない中小型材料株を狙っていくという手法もある。目先的には好決算発表を好感されたエヌ・ピー・シー<6255.T>がストップ高カイ気配に買われた。同社は国内太陽電池メーカー向けでペロブスカイト用開発装置の売り上げが伸びていることに言及、これが決算内容よりもむしろ材料株素地を開花させる呪文となった。最近の原油価格の上昇なども、投資マネーの潜在意識に働きかけた面があったかもしれない。エヌピーシー以外では、中低位株ではフジプレアム<4237.T>。また同テーマで常連となっている伊勢化学工業<4107.T>なども押し目は改めてマークしておくところ。
あすのスケジュールでは、12月のマネーストックが朝方取引開始前に開示され、午後取引時間中には11月の特定サービス産業動態統計が発表される。このほか12月の工作機械受注額や、取引終了後には12月の訪日外客数が注目される。海外ではインドネシア中銀が政策金利を発表、12月の英消費者物価指数(CPI)も開示される。また、米国では12月のCPIにマーケットの関心が高い。1月のNY連銀製造業景況指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)なども発表予定。これ以外ではウィリアムズNY連銀総裁が米経済団体のイベントで講演を予定しており、その発言内容に注目が集まる。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/01/14 17:30
みんかぶニュース 市況・概況
14日香港・ハンセン指数=終値19219.78(+345.64)
14日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比345.64ポイント高の19219.78と7営業日ぶりに反発した。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/14 17:28
みんかぶニュース 市況・概況
TKPが業績予想を下方修正、貸会議室事業の想定下振れ 上限5%の自社株買いも◇
ティーケーピー<3479.T>は14日の取引終了後、25年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。今期の売上高予想は30億円減額して590億円(前期比61.4%増)、最終利益予想は15億円減額して40億円(前期は69億7500万円)に見直した。一方で、取得総数214万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.05%)、取得総額35億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。取得期間は1月15日から5月23日まで。
貸会議事業の需要は着実に回復しているものの、同社の想定に対しては下振れて推移しているという。連結子会社化したリリカラ<9827.T>の事業において、販売量の低下や一部売上高の期ずれが発生したことも響く。第3四半期累計の売上高は前年同期比46.4%増の401億3000万円、最終利益は同48.9%減の33億1500万円だった。同社は三井住友ファイナンス&リース(東京都千代田区)から、ブライダル事業を手掛けるエスクリ<2196.T>の発行済み優先株3000株を取得すると発表した。取得価額は30億円。TKPは政策投資目的で、エスクリの普通株式170万株(議決権所有割合12.59%)をすでに保有している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/14 17:25
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