みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で下げ渋る
配信日時:2025/01/08 12:31
配信元:MINKABU
このニュースを見た人は以下のニュースも見ています
このニュースを見た人は
以下のニュースも見ています
みんかぶニュース 市況・概況
【投資部門別売買動向】海外勢が9585億円買い越す一方、個人や信託銀は利益確定売り (12月第4週)
●海外勢が9585億円買い越す一方、個人や信託銀は利益確定売りを膨らませる
東証が8日に発表した12月第4週(23日~27日)の投資部門別売買動向(現物)によると、週末にかけて為替市場で円安が急速に進行したことが追い風となり、日経平均株価が前週末比1579円高の4万0281円と2週ぶりに大幅反発したこの週は、海外投資家が3週ぶりに買い越した。買越額は4956億円と昨年4月第1週以来およそ8ヵ月半ぶりの大きさとなった。前週は4750億円の売り越しだった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で2週ぶりに買い越した。買越額は4629億円だった。前週は734億円の売り越しだった。現物と先物の合算でも2週ぶりに買い越し、買越額は9585億円と昨年7月第2週以来となる約5ヵ月半ぶりの高水準だった。
一方、個人投資家は2週ぶりに売り越し、売越額は8790億円と昨年1月第2週以来およそ11ヵ月半ぶりの大きさだった。相場の大幅反発を受けて逆張り志向の強い個人は利益確定売りを膨らませたようだ。前週は1561億円の買い越しだった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行が5週ぶりに売り越し、売越額は1934億円だった。投資信託は2週連続で売り越し、売越額は1203億円だった。自社株買いが中心とみられる事業法人は26週ぶりに売り越し、売越額は119億円だった。
海外投資家の9585億円買い越し(現物・先物合算)で日経平均が大幅反発する中、個人投資家や信託銀行は利益確定売りを膨らませた。
■投資部門別売買代金差額 (12月23日~27日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全51社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
12月 ―――
第4週 4,956 ▲1,934 ▲8,790 [ ▲6,781 ▲2,008 ] 40,281円 ( +1579 円)
第3週 ▲4,750 59 1,561 [ ▲1,183 2,744 ] 38,701円 ( -768 円)
第2週 ▲5,092 1,779 ▲3,565 [ ▲3,481 ▲83 ] 39,470円 ( +379 円)
第1週 1,249 2,804 ▲4,806 [ ▲5,363 556 ] 39,091円 ( +883 円)
11月 ―――
第4週 ▲1,794 854 1,409 [ 224 1,184 ] 38,208円 ( -75 円)
第3週 ▲3,300 ▲138 1,784 [ ▲358 2,142 ] 38,283円 ( -359 円)
第2週 1,521 153 14 [ ▲1,557 1,571 ] 38,642円 ( -857 円)
第1週 1,938 766 ▲7,436 [ ▲5,931 ▲1,504 ] 39,500円 ( +1446 円)
10月 ―――
第5週 ▲1,885 1,640 ▲438 [ ▲1,569 1,130 ] 38,053円 ( +139 円)
第4週 ▲206 ▲211 272 [ ▲1,200 1,473 ] 37,913円 ( -1067 円)
第3週 ▲579 ▲84 841 [ ▲973 1,814 ] 38,981円 ( -624 円)
第2週 2,473 ▲490 ▲1,737 [ ▲2,365 628 ] 39,605円 ( +970 円)
第1週 3,955 2,090 1,777 [ ▲767 2,544 ] 38,635円 ( -1193 円)
9月 ―――
第4週 ▲567 1,332 ▲5,869 [ ▲3,818 ▲2,051 ] 39,829円 ( +2105 円)
第3週 ▲5,122 ▲2,963 ▲3,567 [ ▲2,628 ▲939 ] 37,723円 ( +1142 円)
第2週 ▲15,425 ▲559 2,193 [ 1,340 853 ] 36,581円 ( +190 円)
第1週 ▲8,235 1,500 4,672 [ 1,973 2,698 ] 36,391円 ( -2256 円)
8月 ―――
第4週 ▲2,451 2,074 ▲1,106 [ ▲1,839 732 ] 38,647円 ( +283 円)
第3週 ▲3,988 1,347 ▲366 [ ▲1,855 1,488 ] 38,364円 ( +301 円)
第2週 1,872 291 ▲4,041 [ ▲3,112 ▲928 ] 38,062円 ( +3037 円)
第1週 4,953 2,171 ▲553 [ 3,027 ▲3,581 ] 35,025円 ( -884 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2025/01/08 20:00
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (8日大引け後 発表分)
○アスクル <2678> [東証P]
発行済み株式数の0.94%にあたる90万株の自社株を消却する。消却予定日は1月20日。
○サイゼリヤ <7581> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の0.4%にあたる20万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月9日から2月20日まで。
[2025年1月8日]
株探ニュース
2025/01/08 19:20
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【増資・売り出し】銘柄 (8日大引け後 発表分)
○GFA <8783> [東証S]
Seacastle Singaporeなど2先を割当先とする150万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は400円。
[2025年1月8日]
株探ニュース
2025/01/08 18:40
みんかぶニュース 市況・概況
【↓】日経平均 大引け| 反落、米株安を受けリスク回避の売り優勢 (1月8日)
日経平均株価
始値 39879.36
高値 40105.72(13:11)
安値 39705.81(09:35)
大引け 39981.06(前日比 -102.24 、 -0.26% )
売買高 18億5328万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆4624億円 (東証プライム概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は反落、米長期金利の上昇を警戒視
2.エヌビディア急落も半導体関連は朝安後切り返す
3.日経平均は一時プラス圏もその後は買いが続かず
4.引け際軟化、フシ目の4万円大台を割り込んで着地
5.値下がり数は1200超、74%の銘柄が下落する展開
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比178ドル安と続落した。米長期金利が上昇しハイテク株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では、リスク回避目的の売りが幅広い銘柄に出て、日経平均株価は反落。4万円台を再び下回って取引を終えた。
8日の東京市場は、朝方から下値を探る展開を強いられた。前日の米国株市場では、米ISM非製造業景況感指数や米雇用動態調査(JOLTS)など堅調な経済指標を受け、米長期金利が8ヵ月ぶりの水準まで上昇。これを警戒してハイテク株中心に売られ、ナスダック総合株価指数の下落率は1.9%に達した。また、エヌビディアが6%を超える下げとなり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も4日ぶりに反落。これを受けて東京市場でも市場センチメントが冷やされ、利益確定の動きを誘発した。しかし、半導体関連株が前日同様に強い動きで朝安から切り返し、日経平均は下げ渋り、一時小幅プラス圏に浮上する場面もあった。ただ、半導体関連以外は総じて軟調で戻し切れなかった。個別株も値下がり銘柄数が1200を上回り、プライム市場全体の74%を占めた。
個別では、IHI<7013>が大幅安、三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>も冴えない。東京海上ホールディングス<8766>、ファーストリテイリング<9983>が下落、任天堂<7974>も売りに押された。野村マイクロ・サイエンス<6254>も9日ぶりに利食われた。三井松島ホールディングス<1518>が急落、アダストリア<2685>、丹青社<9743>などが大幅安。
半面、売買代金トップとなったディスコ<6146>が大きく上値を追ったほか、売買代金2位となったアドバンテスト<6857>、同3位の東京エレクトロン<8035>、同4位のレーザーテック<6920>と半導体製造装置大手がいずれも上昇した。また、キオクシアホールディングス<285A>は値上がり率トップに買われた。TOWA<6315>も高い。トヨタ自動車<7203>はしっかり、日本郵船<9101>も堅調。このほか日本マイクロニクス<6871>、ワイエイシイホールディングス<6298>なども値を飛ばした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、ディスコ <6146>、リクルート <6098>、オリンパス <7733>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約166円。うち88円はアドテスト1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はTDK <6762>、ファストリ <9983>、中外薬 <4519>、ダイキン <6367>、東京海上 <8766>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約86円。
東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)精密機器、(3)非鉄金属、(4)銀行業、(5)鉄鋼。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)その他金融業、(3)証券商品先物、(4)不動産業、(5)その他製品。
■個別材料株
△JINSHD <3046> [東証P]
12月既存店売上高が23ヵ月連続で前年上回る。
△川本産業 <3604> [東証S]
hMPVの感染拡大懸念で思惑。
△ドリコム <3793> [東証G]
新作ゲームのティザーサイトを公開。
△エルテス <3967> [東証G]
QUOカード1万円年2回贈呈の株主優待を新設。
△ジャストプラ <4287> [東証S]
60万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△BTM <5247> [東証G]
北陸銀行との協業開始を材料視。
△ワイエイシイ <6298> [東証P]
半導体製造装置の出遅れで買い戻し加速。
△TOWA <6315> [東証P]
業績絶好調で半導体製造装置関連の買い戻しの流れに乗る。
△ライトオン <7445> [東証S]
第1四半期決算で営業赤字幅が縮小。
△アイスペース <9348> [東証G]
欧州初の「月面探査ミッション認可」取得を材料視。
▼アダストリア <2685> [東証P]
12月既存店売上高は2ヵ月連続前年上回るも伸び鈍化。
▼丹青社 <9743> [東証P]
株式売出実施による短期的な需給悪化を警戒視。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)キオクシア <285A>、(2)TOWA <6315>、(3)JINSHD <3046>、(4)千葉興 <8337>、(5)リガクHD <268A>、(6)日本マイクロ <6871>、(7)ワイエイシイ <6298>、(8)チェンジHD <3962>、(9)トリケミカル <4369>、(10)楽天グループ <4755>。
値下がり率上位10傑は(1)三井松島HD <1518>、(2)アダストリア <2685>、(3)丹青社 <9743>、(4)アクシージア <4936>、(5)大黒天 <2791>、(6)野村マイクロ <6254>、(7)インターメス <262A>、(8)エアトリ <6191>、(9)理計器 <7734>、(10)セルシス <3663>。
【大引け】
日経平均は前日比102.24円(0.26%)安の3万9981.06円。TOPIXは前日比16.57(0.59%)安の2770.00。出来高は概算で18億5328万株。東証プライムの値上がり銘柄数は389、値下がり銘柄数は1217となった。東証グロース250指数は643.67ポイント(2.73ポイント高)。
[2025年1月8日]
株探ニュース
2025/01/08 18:27
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇100銘柄・下落75銘柄(東証終値比)
1月8日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは195銘柄。東証終値比で上昇は100銘柄、下落は75銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は44銘柄。うち値上がりが25銘柄、値下がりは16銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は70円高と買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の8日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7078> INC 890 +262( +41.7%)
2位 <6635> 大日光 549 +80( +17.1%)
3位 <4331> T&Gニーズ 1088.5 +127.5( +13.3%)
4位 <2962> テクニスコ 463 +50( +12.1%)
5位 <8918> ランド 7.8 +0.8( +11.4%)
6位 <7550> ゼンショHD 9788 +1001( +11.4%)
7位 <5247> BTM 2799.9 +248.9( +9.8%)
8位 <299A> dely 1130 +91( +8.8%)
9位 <7090> リグア 1162 +92( +8.6%)
10位 <9948> アークス 2739.9 +199.9( +7.9%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4935> リベルタ 4390 -1000( -18.6%)
2位 <8783> GFA 537 -100( -15.7%)
3位 <303A> visumo 2090 -250( -10.7%)
4位 <3656> KLab 150.3 -17.7( -10.5%)
5位 <8746> UNBANK 305 -16( -5.0%)
6位 <9275> ナルミヤ 1317 -49( -3.6%)
7位 <3624> アクセルM 174.8 -6.2( -3.4%)
8位 <4427> エデュラボ 314 -10( -3.1%)
9位 <7730> マニー 1830 -50.0( -2.7%)
10位 <278A> テラドローン 3490 -95( -2.6%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4755> 楽天グループ 930.2 +10.1( +1.1%)
2位 <3436> SUMCO 1213 +7.0( +0.6%)
3位 <6526> ソシオネクス 2812 +15.5( +0.6%)
4位 <6920> レーザーテク 16440 +80( +0.5%)
5位 <4507> 塩野義 2224 +10.0( +0.5%)
6位 <6857> アドテスト 10120 +45( +0.4%)
7位 <9984> SBG 9412 +41( +0.4%)
8位 <6146> ディスコ 48800 +200( +0.4%)
9位 <6501> 日立 3980 +15( +0.4%)
10位 <8035> 東エレク 27640 +100( +0.4%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5802> 住友電 2815.2 -10.8( -0.4%)
2位 <9064> ヤマトHD 1774 -6.5( -0.4%)
3位 <4061> デンカ 2196 -8.0( -0.4%)
4位 <2432> ディーエヌエ 2830 -10.0( -0.4%)
5位 <2768> 双日 3180 -11.0( -0.3%)
6位 <5401> 日本製鉄 3124 -10.0( -0.3%)
7位 <9107> 川崎汽 2244.5 -7.0( -0.3%)
8位 <8031> 三井物 3209 -10.0( -0.3%)
9位 <8002> 丸紅 2315.1 -5.9( -0.3%)
10位 <8053> 住友商 3364 -8.0( -0.2%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/01/08 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=“急騰予備軍”目白押しの半導体セクター
きょう(8日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比102円安の3万9981円と反落。4万円大台を挟んだ攻防が続くが、相場の景色には大きな変化が見られる。前日に続いて、順位に若干の入れ替わりはあったとはいえ、きょうも売買代金1位から4位までを半導体製造装置大手が独占した。また、昨年12月18日に新規上場したキオクシアホールディングス<285A.T>がプライム市場の値上がり率トップに買われる人気を博した。
日経平均が大発会からの3営業日で勝ち越すとその年は高いケースが多いという。その伝でいくと、きょうはマイナス圏で着地したので1勝2敗ということになるが、中身をみると文字通りの半導体株フィーバーで、全体の74%の銘柄が下げてもあまり負けた気がしない地合いだった。何と言っても米エヌビディア<NVDA>のGPU向けテスターで指名受注を獲得しているアドバンテスト<6857.T>の輝きが秀逸だった。同社株が東京市場でAI用半導体のシンボルストックのポジションを確保していることは間違いないが、きょうは1万円大台ラインをやすやすと突破し昨年11月の高値をクリア、何と上場来高値更新となった。生成AI市場に戦略的に重点を置くディスコ<6146.T>もこれに負けじと大陽線で上値指向を明示、こちらは最高値ではないが11月の戻り高値を払拭している。
半導体関連については、年明け早々に流れが変わったというか、呪縛が解けた感がある。その前兆はあった。それは昨年12月下旬から始まった野村マイクロ・サイエンス<6254.T>の出直り相場だ。同社株は大発会に500円高のストップ高に買われ、日足一目均衡表でも天を衝くような激アツチャートで雲を完全に突き抜ける格好となった。過去にさかのぼると、野村マイクロは2023年から長期上昇トレンドに突入し、昨年4月には修正後株価で6370円の最高値を形成するなど大相場を演じたが、そこからの下げも想定外だった。今度はまるで鏡に映したように株価を切り下げ、上昇相場以前の株価に逆戻りするという状況を余儀なくされた。業績面ではここまで売り込まれる道理はなく、株式需給の恐ろしさを如実に反映したといえる。この背景には貸株市場を通じた空売りなども影響した。しかし、株価は振り子の原理が働く。その巻き戻しが直近の反騰劇をもたらす原動力となった。
そして、これと同じような現象があちらこちらで起こり始めた。半導体セクターはまだ完全に復活したとは言い切れないが、少なくとも売り方は手仕舞いするよりない時間帯で、つまり利食い急ぎの動き(買い戻し)が顕在化している。こうした事情を睨んで買い方が動き出せば、この流れは当然加速することになる。貸株市場経由の空売り買い戻し云々ではなく、実需の買いが株価を押し上げる主役にバトンタッチする。
足の軽い中小型株はまさに草刈り場となる可能性がある。その候補を探す際には、会社側が今期増益もしくは回復を見込む業績が上向きの銘柄で、株価が行き過ぎに売り込まれているものをピックアップしていく手法が効果的だ。例えば、日本電子材料<6855.T>は今3月期営業利益が前期比4倍化する見通しにある。また、A&Dホロンホールディングス<7745.T>の今3月期営業利益は8期連続の増益を見込んでいる。タムラ製作所<6768.T>も増益トレンドの維持が予想され、株価は500円台と値ごろ感がある。主力のトランスやリアクタはデータセンター向けで需要開拓が進んでいる。
3月決算期企業以外では、アドテック プラズマ テクノロジー<6668.T>が今8月期に27%営業増益を見込んでいるが、株価は大底圏を這っている。仕切り直しの動きが突発的に発生しても不思議はない。また、化合物半導体の研究開発型企業で薄膜形成技術を強みとするサムコ<6387.T>は今7月期に営業2ケタ増益を予想している。株価は既に底入れ一服局面にあるが中長期の大底圏に位置していることに変わりはない。
あすのスケジュールでは、11月の毎月勤労統計、週間の対外・対内証券売買契約が朝方取引開始前に開示される。また、日銀支店長会議が開催されるほか、1月の日銀地域経済報告(さくらリポート)が公表される。このほか、6カ月物国庫短期証券と30年国債の入札、12月の輸入車販売、12月の車名別新車販売、12月の軽自動車販売、12月のオフィス空室率など。海外では11月の豪貿易収支、11月の豪小売売上高、11月のユーロ圏小売売上高、11月の独鉱工業生産指数、11月の米卸売在庫・売上高など。ボウマンFRB理事の講演も予定される。また、カーター元大統領の追悼の日で米国株市場は休場。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/01/08 17:30
みんかぶニュース 市況・概況
8日香港・ハンセン指数=終値19279.84(-167.74)
8日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比167.74ポイント安の19279.84と3日続落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/08 17:27
みんかぶニュース 市況・概況
東証投資部門別売買動向:12月第4週、外国人・現物は4956億円と3週ぶり買い越し
東京証券取引所が8日に発表した12月第4週(12月23~27日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が4956億1590万円と3週ぶりの買い越しとなった。前週は4750億3223万円の売り越しだった。先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では海外投資家は4425億円の買い越し。現物・先物の合計では9381億円と2週ぶりの買い越しとなった。前週は5402億円の売り越しだった。
現物での個人投資家は8790億4050万円と2週ぶりの売り越し。信託銀行は1934億5307万円と5週ぶりに売り越した。事業法人は119億8188万円と26週ぶりに売り越した。
この週の日経平均株価は終値ベースで1579円(4.1%)上昇している。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/08 17:15
みんかぶニュース 市況・概況
ワールド、今期純利益・配当予想を上方修正◇
ワールド<3612.T>はこの日の取引終了後、25年2月期連結業績予想について純利益を85億円から111億円(前期変則決算のため増減率の記載なし)へ上方修正すると発表した。あわせて配当予想を75円から80円に増額した。
第3四半期累計期間の収益が計画を超過したことが寄与する。また、三菱商事ファッションの連結加入(2月予定)や持ち分法適用会社によるライトオン<7445.T>の子会社化、連結子会社だったラクサス・テクノロジーズ<288A.T>の新規上場に伴う影響などを織り込んだ。なお、通期の売上高見通しについては従来予想を据え置いた。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/08 16:42
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況