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午前:債券サマリー 先物は小幅続落、朝方の売り一巡後は下げ渋る

配信日時:2024/12/30 11:33 配信元:MINKABU
 30日の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続落。27日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが影響したものの、朝方の売りが一巡したあとは下げ渋った。  トランプ米次期大統領の政策がインフレ再燃や財政赤字拡大につながる可能性が意識され米金利の先高観は依然として強い。この日の時間外取引でも米長期金利は高止まりしており、これが国内債の重荷となった。ただ、小高く始まった日経平均株価が下げに転じたことから安全資産とされる債券を選好する動きもあり、債券先物は朝方に一時141円65銭まで軟化したあとは下げ幅を縮小した。とはいえ、年末年始を控えて積極的には動きにくいことから戻りは限定的だった。  午前11時の先物3月限の終値は、前週末比5銭安の141円77銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.005%低下の1.105%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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