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IIF Research Memo(7):長短の手元流動性に問題はなく、財務の健全性は高い
配信日時:2024/12/26 11:07
配信元:FISCO
*11:07JST IIF Research Memo(7):長短の手元流動性に問題はなく、財務の健全性は高い
■インターネットインフィニティー<6545>の業績動向
2. 財務状況と経営指標
2025年3月期中間期末の総資産は前期末比74百万円減の3,676百万円となった。このうち流動資産は同30百万円減の2,572百万円となった。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が13百万円、現金及び預金が1百万円それぞれ減少したことなどによるものである。固定資産は、有形固定資産が18百万円、無形固定資産が38百万円それぞれ減少した一方で、投資その他の資産が12百万円増加したなどにより、同44百万円減の1,103百万円となった。負債合計は同204百万円減の2,158百万円となった。このうち流動負債は、前期に計上したソフトウェアの製作費の支払等により未払金が含まれるその他が186百万円、1年内返済予定の長期借入金が47百万円それぞれ減少した一方で、短期借入金が100百万円増加したことなどにより、同185百万円減の1,895百万円となった。固定負債は、長期借入金が19百万円減少したことなどにより、同19百万円減の263百万円となった。純資産は、親会社株主に帰属する中間純利益の計上等により利益剰余金が116百万円増加したことに加え、自己株式が13百万円減少したことなどにより、同129百万円増の1,517百万円となった。これらの結果、自己資本比率は同4.3ポイント上昇の41.3%、流動比率は同10.6ポイント上昇の135.7%、固定比率は同10.0ポイント低下の72.7%となり、すべての指標が改善した。自己資本比率も健全な値であり、流動比率、固定比率も問題のない水準であることから長短の手元流動性に問題はないと弊社は見ている。
2025年3月期中間期の営業活動によるキャッシュ・フローは162百万円の収入となった。これは主に、税金等調整前中間純利益227百万円、減価償却費53百万円等による資金の増加が、法人税等の支払額63百万円等による資金の減少を上回ったことによる。投資活動によるキャッシュ・フローは167百万円の支出となった。これは主に、無形固定資産の取得による支出158百万円などによる資金の減少による。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額が100百万円の増加となったこと等による資金の増加が、長期借入金の返済による支出66百万円、配当金の支払額26百万円等による資金の減少を上回ったことなどにより、3百万円の収入となった。これらの結果、現金及び現金同等物は前期末比1百万円減少し、中間期末残高は1,561百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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2. 財務状況と経営指標
2025年3月期中間期末の総資産は前期末比74百万円減の3,676百万円となった。このうち流動資産は同30百万円減の2,572百万円となった。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が13百万円、現金及び預金が1百万円それぞれ減少したことなどによるものである。固定資産は、有形固定資産が18百万円、無形固定資産が38百万円それぞれ減少した一方で、投資その他の資産が12百万円増加したなどにより、同44百万円減の1,103百万円となった。負債合計は同204百万円減の2,158百万円となった。このうち流動負債は、前期に計上したソフトウェアの製作費の支払等により未払金が含まれるその他が186百万円、1年内返済予定の長期借入金が47百万円それぞれ減少した一方で、短期借入金が100百万円増加したことなどにより、同185百万円減の1,895百万円となった。固定負債は、長期借入金が19百万円減少したことなどにより、同19百万円減の263百万円となった。純資産は、親会社株主に帰属する中間純利益の計上等により利益剰余金が116百万円増加したことに加え、自己株式が13百万円減少したことなどにより、同129百万円増の1,517百万円となった。これらの結果、自己資本比率は同4.3ポイント上昇の41.3%、流動比率は同10.6ポイント上昇の135.7%、固定比率は同10.0ポイント低下の72.7%となり、すべての指標が改善した。自己資本比率も健全な値であり、流動比率、固定比率も問題のない水準であることから長短の手元流動性に問題はないと弊社は見ている。
2025年3月期中間期の営業活動によるキャッシュ・フローは162百万円の収入となった。これは主に、税金等調整前中間純利益227百万円、減価償却費53百万円等による資金の増加が、法人税等の支払額63百万円等による資金の減少を上回ったことによる。投資活動によるキャッシュ・フローは167百万円の支出となった。これは主に、無形固定資産の取得による支出158百万円などによる資金の減少による。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額が100百万円の増加となったこと等による資金の増加が、長期借入金の返済による支出66百万円、配当金の支払額26百万円等による資金の減少を上回ったことなどにより、3百万円の収入となった。これらの結果、現金及び現金同等物は前期末比1百万円減少し、中間期末残高は1,561百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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