注目トピックス 日本株
ティア Research Memo(6):2025年9月期は連続増収増益へ
配信日時:2024/12/16 12:06
配信元:FISCO
*12:06JST ティア Research Memo(6):2025年9月期は連続増収増益へ
■ティア<2485>の今後の見通し
1. 2025年9月期の業績見通し
2025年9月期の連結業績は売上高で前期比13.3%増の21,340百万円、営業利益で同8.1%増の1,555百万円、経常利益で同16.2%増の1,445百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同4.3%増の785百万円と増収増益となる見通し。「ティア」直営店の新規出店効果やTLD事業の増収見通しに加え、グループ2社が通年寄与することが増収要因となる。経常利益は人件費や広告宣伝費の増加があるものの、増収効果に加えて前期に計上したM&A関連の一時費用がなくなることで2ケタ増益を見込む。EBITDAについては同9.1%増の2,895百万円となる見通しだ。
2025年9月期の出店計画は、「ティア」直営店で5店舗、八光殿で3店舗、東海典礼で2店舗のほか、FC店で10店舗を見込んでいる。このうち、「ティア」直営店については2024年10月に名古屋市及び愛知県に各1店舗出店し、残り3店舗についても物件は確定済みとなっている。FC店については新規オーナーの出店も見込んでおり、期末グループ店舗数は20店舗増の222店舗となる見通しだ。なお、八光殿や東海典礼では一部の地域(ティアブランドが強い地域等)については店舗を「ティア」にリブランディングしており(2024年11月時点:八光殿6店舗、東海典礼9店舗)、営業効率の向上や葬儀件数の増加といった効果が期待される。設備投資額は1,079百万円と前期の1,205百万円から若干減少する計画となっている。
業績予想の前提となる葬儀件数は「ティア」直営店で前期比4.5%増の16,125件、葬儀単価で同0.1%上昇の847千円を見込んでいる。これに八光殿と東海典礼の通年寄与分4,217件が加わり、グループ全体の葬儀件数は同11.1%増の20,342件、葬儀単価は同0.5%上昇の873千円となる。この前提を基にした売上増減要因を見ると、「ティア」直営既存店の減収で19百万円、リロケーション・閉鎖による影響で191百万円の減収要因となる一方で、新店の稼働で422百万円、TLD事業で554百万円、FC事業で37百万円、グループ2社の通年寄与で1,697百万円の増収要因となり、合計で前期比2,500百万円の増収となる。
経常利益の増減要因は、「ティア」直営店における広告宣伝費増で110百万円、人件費増で128百万円、のれん償却額の増加で157百万円を見込む一方で、直営店の売上総利益増加で106百万円、その他経費の減少(M&A関連一時費用等)で251百万円、グループ2社の通年寄与で240百万円の増益となり、合計では前期比201百万円の増益を計画している。
売上原価率は前期比2.0ポイント上昇の62.5%を見込んでいる。人事制度の改定に伴い従来、販管費で計上していた人件費の一部を労務費で計上することになり労務費率が同1.7ポイント上昇するほか、商品原価率もグループ2社が通年寄与することで同0.6ポイント上昇する計画となっている。一方、販管費率は同1.7ポイント低下の30.2%を見込んでいる。人件費率や広告宣伝費率は前期並みの水準となるが、M&A関連費用の減少によりその他経費率が低下する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
1. 2025年9月期の業績見通し
2025年9月期の連結業績は売上高で前期比13.3%増の21,340百万円、営業利益で同8.1%増の1,555百万円、経常利益で同16.2%増の1,445百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同4.3%増の785百万円と増収増益となる見通し。「ティア」直営店の新規出店効果やTLD事業の増収見通しに加え、グループ2社が通年寄与することが増収要因となる。経常利益は人件費や広告宣伝費の増加があるものの、増収効果に加えて前期に計上したM&A関連の一時費用がなくなることで2ケタ増益を見込む。EBITDAについては同9.1%増の2,895百万円となる見通しだ。
2025年9月期の出店計画は、「ティア」直営店で5店舗、八光殿で3店舗、東海典礼で2店舗のほか、FC店で10店舗を見込んでいる。このうち、「ティア」直営店については2024年10月に名古屋市及び愛知県に各1店舗出店し、残り3店舗についても物件は確定済みとなっている。FC店については新規オーナーの出店も見込んでおり、期末グループ店舗数は20店舗増の222店舗となる見通しだ。なお、八光殿や東海典礼では一部の地域(ティアブランドが強い地域等)については店舗を「ティア」にリブランディングしており(2024年11月時点:八光殿6店舗、東海典礼9店舗)、営業効率の向上や葬儀件数の増加といった効果が期待される。設備投資額は1,079百万円と前期の1,205百万円から若干減少する計画となっている。
業績予想の前提となる葬儀件数は「ティア」直営店で前期比4.5%増の16,125件、葬儀単価で同0.1%上昇の847千円を見込んでいる。これに八光殿と東海典礼の通年寄与分4,217件が加わり、グループ全体の葬儀件数は同11.1%増の20,342件、葬儀単価は同0.5%上昇の873千円となる。この前提を基にした売上増減要因を見ると、「ティア」直営既存店の減収で19百万円、リロケーション・閉鎖による影響で191百万円の減収要因となる一方で、新店の稼働で422百万円、TLD事業で554百万円、FC事業で37百万円、グループ2社の通年寄与で1,697百万円の増収要因となり、合計で前期比2,500百万円の増収となる。
経常利益の増減要因は、「ティア」直営店における広告宣伝費増で110百万円、人件費増で128百万円、のれん償却額の増加で157百万円を見込む一方で、直営店の売上総利益増加で106百万円、その他経費の減少(M&A関連一時費用等)で251百万円、グループ2社の通年寄与で240百万円の増益となり、合計では前期比201百万円の増益を計画している。
売上原価率は前期比2.0ポイント上昇の62.5%を見込んでいる。人事制度の改定に伴い従来、販管費で計上していた人件費の一部を労務費で計上することになり労務費率が同1.7ポイント上昇するほか、商品原価率もグループ2社が通年寄与することで同0.6ポイント上昇する計画となっている。一方、販管費率は同1.7ポイント低下の30.2%を見込んでいる。人件費率や広告宣伝費率は前期並みの水準となるが、M&A関連費用の減少によりその他経費率が低下する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況
