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PBシステムズ Research Memo(7):初配当と自己株式取得で株主還元を充実、成長と還元の両立へ
配信日時:2024/12/12 12:07
配信元:FISCO
*12:07JST PBシステムズ Research Memo(7):初配当と自己株式取得で株主還元を充実、成長と還元の両立へ
■株主還元
ピー・ビーシステムズ<4447>は、株主に対する利益還元を経営上の重要課題の1つと位置付けている。その一方、同社は東証グロース市場及び福証Q-Boardに上場し、さらなる拡大を目指す成長過程にあるため、経営体質の強化及び将来の事業展開のための内部留保の充実に重点を置く必要があると考え、配当実施の可能性及びその実施時期については未定とし、これまで配当を実施していなかった。しかし、同社の業績は順調に成長を続けていることを踏まえ、株主への利益還元の開始が可能と判断し、2024年5月14日開催の取締役会において、配当方針の変更及び2024年9月期の配当予想の修正(初配)を行うことについて決議した。今後も、事業拡大のための投資を着実に行いながら、安定した配当の継続実施を目指す方針である。上記、配当方針の変更に伴い、2024年9月期の1株当たり期末配当予想を従来の0円から10円に修正した。配当性向は25.0%となる。2025年9月期については、10〜12.5円の配当を計画する。自社株買いに関しては、2021年以降3回実施しており、総還元性向ベースでみれば同社の株主還元は魅力的な水準と言えよう。
また、投資家に企業理解を深めてもらい、中長期的に株式を保有してもらうことを目的として、毎年9月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主を対象とする株主優待制度も導入している。2024年9月期については、以下の内容で実施した。なお、優待内容は今後変更される可能性がある(毎年8月頃に優待内容について開示)。
■2024年9月期の優待内容
保有株式数:100株以上500株未満…優待内容:QUOカード500円分、特製カレンダー1冊
保有株式数:500株以上1,000株未満…優待内容:QUOカード2,000円分、特製カレンダー1冊
保有株式数:1,000株以上5,000株未満…優待内容:QUOカード3,000円分、特製カレンダー1冊
保有株式数:5,000株以上10,000株未満…優待内容:QUOカード5,000円分、特製カレンダー1冊
保有株式数:10,000株以上…優待内容:QUOカード10,000円分、特製カレンダー1冊
■SDGs及びESGへの取り組み
セキュアクラウドシステム事業を通じたSDGs(Sustainable Development Goals)への貢献は、目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」を中心としている。同目標は、具体的に言えばインフラ、産業化、イノベーションに関連するテーマだ。外務省資料の言葉を借りて、さらに補足すれば「強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」ことだと言えよう。
業務システムとデータをクラウドに集約するほか、クラウド中心の高速かつユーザーフレンドリーなデータ活用基盤の全体構築をも支援し、イノベーションの基礎となるビジネスのデジタル化を推進すると同時に、堅牢なサイバーセキュリティを提供し、システム障害はもちろん、現実の災害などの多様なダメージからの迅速なシステム回復能力を形にする。このように同社は、企業におけるシステム面でのインフラを構築すると同時に、どのような危機的状況でも、事業を継続するためのレジリエンスソリューションを提供することを通じて、目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<HN>
ピー・ビーシステムズ<4447>は、株主に対する利益還元を経営上の重要課題の1つと位置付けている。その一方、同社は東証グロース市場及び福証Q-Boardに上場し、さらなる拡大を目指す成長過程にあるため、経営体質の強化及び将来の事業展開のための内部留保の充実に重点を置く必要があると考え、配当実施の可能性及びその実施時期については未定とし、これまで配当を実施していなかった。しかし、同社の業績は順調に成長を続けていることを踏まえ、株主への利益還元の開始が可能と判断し、2024年5月14日開催の取締役会において、配当方針の変更及び2024年9月期の配当予想の修正(初配)を行うことについて決議した。今後も、事業拡大のための投資を着実に行いながら、安定した配当の継続実施を目指す方針である。上記、配当方針の変更に伴い、2024年9月期の1株当たり期末配当予想を従来の0円から10円に修正した。配当性向は25.0%となる。2025年9月期については、10〜12.5円の配当を計画する。自社株買いに関しては、2021年以降3回実施しており、総還元性向ベースでみれば同社の株主還元は魅力的な水準と言えよう。
また、投資家に企業理解を深めてもらい、中長期的に株式を保有してもらうことを目的として、毎年9月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主を対象とする株主優待制度も導入している。2024年9月期については、以下の内容で実施した。なお、優待内容は今後変更される可能性がある(毎年8月頃に優待内容について開示)。
■2024年9月期の優待内容
保有株式数:100株以上500株未満…優待内容:QUOカード500円分、特製カレンダー1冊
保有株式数:500株以上1,000株未満…優待内容:QUOカード2,000円分、特製カレンダー1冊
保有株式数:1,000株以上5,000株未満…優待内容:QUOカード3,000円分、特製カレンダー1冊
保有株式数:5,000株以上10,000株未満…優待内容:QUOカード5,000円分、特製カレンダー1冊
保有株式数:10,000株以上…優待内容:QUOカード10,000円分、特製カレンダー1冊
■SDGs及びESGへの取り組み
セキュアクラウドシステム事業を通じたSDGs(Sustainable Development Goals)への貢献は、目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」を中心としている。同目標は、具体的に言えばインフラ、産業化、イノベーションに関連するテーマだ。外務省資料の言葉を借りて、さらに補足すれば「強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」ことだと言えよう。
業務システムとデータをクラウドに集約するほか、クラウド中心の高速かつユーザーフレンドリーなデータ活用基盤の全体構築をも支援し、イノベーションの基礎となるビジネスのデジタル化を推進すると同時に、堅牢なサイバーセキュリティを提供し、システム障害はもちろん、現実の災害などの多様なダメージからの迅速なシステム回復能力を形にする。このように同社は、企業におけるシステム面でのインフラを構築すると同時に、どのような危機的状況でも、事業を継続するためのレジリエンスソリューションを提供することを通じて、目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<HN>
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