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No.1 Research Memo(7):2025年2月期は期初予想を据え置き、増収ながら一旦減益となる想定
配信日時:2024/12/04 13:07
配信元:FISCO
*13:07JST No.1 Research Memo(7):2025年2月期は期初予想を据え置き、増収ながら一旦減益となる想定
■No.1<3562>の業績見通し
1. 2025年2月期の業績予想
2025年2月期の連結業績予想について同社は、期初予想を据え置き、売上高を前期比4.8%増の14,100百万円、営業利益を同24.3%減の930百万円、経常利益を同24.8%減の915百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同35.3%減の573百万円と、増収ながら戦略的成長投資の影響により減益を見込んでいる。
引き続き好調な情報セキュリティ機器の販売や「No.1ビジネスサポート」の積み上げなどに取り組むとともに、OZ MODEの連結効果等が増収に寄与する想定である。
一方、利益面で一旦減益となるのは、企業価値向上に向けた基盤づくりを優先する方針のもと、人財・システム・新規事業・M&Aへの積極投資が理由であり、営業利益率も6.6%(前期は9.1%)に低下する期初想定を据え置いている。
2. 弊社の見方
通期予想の達成のためには、下期売上高7,276百万円、営業利益451百万円が必要となる。弊社では、情報セキュリティ機器への需要が根強いことやストック収益が積み上がっていることを勘案すれば、売上高予想の達成は十分に可能であると見ている。一方、利益予想の達成については上期の進捗より判断して難しい水準とは言えないが、今期を助走期間として位置付けていることを勘案すれば、先行費用のかけ方次第と言えるだろう。したがって、来期以降の成長加速に向けて、どういった分野にどのくらいの費用をかけるのかといった視点からフォローしたい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<HN>
1. 2025年2月期の業績予想
2025年2月期の連結業績予想について同社は、期初予想を据え置き、売上高を前期比4.8%増の14,100百万円、営業利益を同24.3%減の930百万円、経常利益を同24.8%減の915百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同35.3%減の573百万円と、増収ながら戦略的成長投資の影響により減益を見込んでいる。
引き続き好調な情報セキュリティ機器の販売や「No.1ビジネスサポート」の積み上げなどに取り組むとともに、OZ MODEの連結効果等が増収に寄与する想定である。
一方、利益面で一旦減益となるのは、企業価値向上に向けた基盤づくりを優先する方針のもと、人財・システム・新規事業・M&Aへの積極投資が理由であり、営業利益率も6.6%(前期は9.1%)に低下する期初想定を据え置いている。
2. 弊社の見方
通期予想の達成のためには、下期売上高7,276百万円、営業利益451百万円が必要となる。弊社では、情報セキュリティ機器への需要が根強いことやストック収益が積み上がっていることを勘案すれば、売上高予想の達成は十分に可能であると見ている。一方、利益予想の達成については上期の進捗より判断して難しい水準とは言えないが、今期を助走期間として位置付けていることを勘案すれば、先行費用のかけ方次第と言えるだろう。したがって、来期以降の成長加速に向けて、どういった分野にどのくらいの費用をかけるのかといった視点からフォローしたい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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