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【スマサポ】著名投資家DAIBOUCHOU氏が小田社長に質問展開!Vol.3
配信日時:2024/11/28 17:02
配信元:FISCO
*17:02JST 【スマサポ】著名投資家DAIBOUCHOU氏が小田社長に質問展開!Vol.3
【スマサポ<9342>】著名投資家DAIBOUCHOU氏が小田社長に質問展開!Vol.2の続き
●DAIBOUCHOU
次に、「サンキューコール」と「totono」のシナジー効果はどのようなものがあるのでしょうか。
■小田
これまではサンキューコールで売上を上げようとすると、どうしても商材の数を多くすることに向くと、1人の入居者との架電時間が長くなってしまい、入居者に時間を割いていただくことになっていました。当社の「totono」と連携させることで、先に入居者にアプリケーションなどで案内をして電話でサービスを提供することも可能で、その逆になる電話でまず説明させていただきアプリ上で契約していただくという、両方ともあり得ます。こういった形で販売の商材がどんどん増えてきている状態になります。
●DAIBOUCHOU
そういうことなんですね。電話だけで住所とか電話番号とか伝えるのも大変ですからね。それをアプリでできたり、その逆で電話でサポートしてもらったり、説明してもらったりということですね。
■小田
商品によっては動画を見たほうが簡単なもの、言葉で伝えきれないものもあります。
●DAIBOUCHOU
電話のほうが都合がいいときと、アプリが都合いいときと、お客様に合わせて、内容に合わせて対応できるということですね。
■小田
そうですね。
●DAIBOUCHOU
分かりました。ありがとうございます。サンキューコール導入済みの会社でも「totono」がまだ導入されていない管理会社が多いと思いますが、どういう事情で「totono」が導入されてないのでしょうか。必要性とか、他社の入居者アプリが既に導入されているなど、事情について教えてほしいです。
■小田
「サンキューコール」は、非常にライトなサービスです。不動産管理会社は、導入に際して必要なコストは一切発生することなく、まずは送客の連携を行うだけで当社のほうからしっかりと「サンキューコール」をさせていただいて、管理会社に収益を取っていただけるという、ハードル的には非常に低いサービスです。ここは、ある意味他社の参入もあり得る、いわゆるレッドオーシャンのサービスとなるため競合他社も存在します。
一方、「totono」は、従来の入居者とのコミュニケーションをアナログからデジタルに変えるサービスになります。既存の管理会社はデータベースを持っています。このデータベースシステムとの連動・ダウンロードをどうやっていくかということもあり、従来の運用のスキームを大幅に変えるケースも出てきます。入居者対応されていた専門のチームがあったり、専任がいらっしゃったり、そこが「totono」を導入することで今まで電話で簡単に済ませていたものが「totono」というデジタルが入りますので、そこの運用の変更に対する意思決定のハードルが高いと言えば高いです。
その辺の手間とかノウハウは当社が蓄積して提供できるのが当社の最大の強みでもあるので、この部分は他社が参入しづらい参入障壁と思っています。このブルーオーシャンとレッドオーシャンを組み合わせることで、ほかには提供できないような当社だけのサービス提供になるため、これからは加速的に増えていくと期待しています。
●DAIBOUCHOU
そういうことなんですね。確かに「サンキューコール」は入居前だから不動産管理会社からすると、付帯サービスです。入居したあとの不動産管理会社の本来の仕事の部分で運営が既にされて、いろいろデータベースとかシステムを構築されている中で、そこに「totono」を導入するに当たって運営形態とかを大幅に変えなきゃいけないと。そこでコストもかかるし、両方運用するとコストが二重にかかってしまいますからね。そういったところが導入のハードルになっている。ただ、一度導入すると結構やめられないという感じなんですかね。
■小田
完全に運用が軌道に乗ってきて、当社はコストも全体的にみたら必ず回収でき、利益に貢献できるサービスです。使っていただく入居者が増えれば増えるほど管理会社の運用コストが下がるのも確実なのですが、そこに踏み出す第一歩がやはりなかなか出ないことは実際あります。
●DAIBOUCHOU
初期費用がちょっとかかってしまう感じですかね。将来的なコスト削減で回収できると言っても、初期費用がかかってしまうことは管理会社にとってはハードルになってしまうということですかね。
■小田
そうですね。
●DAIBOUCHOU
分かりました。あと、大手企業では自前で「サンキューコール」や入居者アプリを開発することもできると思いますが、自社運用せず貴社を利用する理由はどのようなものがあるのでしょうか。
■小田
おっしゃるように大企業では自社開発のリソースやコストもあるため、ブランドを大切にされる傾向も実際にあります。ただ、実際に入居者と対峙するチームは、大手も中小零細もかかわらず、入居者とのコミュニケーションはストレス濃度が高い仕事になります。トラブルに発展した形が散見されるほか、少子高齢化により1万社ある不動産管理会社も人材を豊富に取りそろえている会社はほとんどなくて、採用に苦慮されています。せっかく採用した人材をストレス濃度の高い入居者対応に充てるのではなく、例えばオーナーと対峙するオーナーサポートチームみたいなものがあった場合には、オーナーのところに訪問をして資産の組み換えだったりとか、リフォームの提案だったり、より良い仕事もあります。
特に、古くなった部屋をどうやってリノベーションして入居者に喜んでもらって家賃を上げるかとか、管理会社の仕事は多岐にわたりますが、その中の1つが入居者対応になります。ここはコストセンターになりがちで、ストレスがどうしても高いため、どんな規模の管理会社であれアウトソーシングしたい仕事となります。当社としては、入居者のことはすべて「totono」をトリガーに当社にお任せくださいという形で、規模の大小にかかわらず非常に今後も注目される、重宝されるサービスだと思っています。
●DAIBOUCHOU
入居者と直接対応する際に、貴社が間に入ってくれると非常にありがたいことなんですかね、不動産の管理会社からすると。
■小田
そうですね。やはり入居者もトラブルが起こっている場合、イライラされているケースが多いと思います。
●DAIBOUCHOU
そうですね。怒っていることが多いですね。
■小田
そうなんですよ。それを電話で謝らないといけないとか、またこちらから連絡しても電話がつながらないとか、そういうものをいかにデジタル化するかが、今後も重要な課題と思っています。
●DAIBOUCHOU
分かりました。そういう意味では、デジタル化して入居者とのアプリでのやり取りになって、それをすばやく工事会社と連携して対応できれば入居者もうれしいし、管理会社の方もストレスが減って助かる形ですかね。
■小田
はい。
●DAIBOUCHOU
分かりました。ありがとうございます。同様のサービスを提供している競合他社もあると思いますが、貴社サービスの有意性を教えていただきたいです。あと、業界内でのシェアや評価などもできれば教えてください。
■小田
ありがとうございます。不動産テックと言われている企業のサービスはたくさんあります。ただ、当社の「totono」と同様のアプリケーションはそれほど多くはないです。その中で当社は、管理会社で従事してきた経営陣なので、管理会社のペインポイントのほか、こうすれば管理会社に対しておもしろい仕事になるとか、もっと儲かるのに、ということは肌身で分かっています。そこから生まれたサービスであること、現場をよく知っているメンバーがそろっているため、そこがいわゆるサービス会社・システム会社が作るサービスとは決定的に違うであると思っています。
●DAIBOUCHOU
システム会社がつくったというよりは、現場の不動産管理会社の経験がある経営者の方々がつくったから管理会社の方が使いやすい仕組みになっている感じですかね。
■小田
そうですね。導入されている管理会社の数、シェアは恐らく1番と思っています。
●DAIBOUCHOU
実際、それぞれ会社の社数は多いですが、やっていることは同じような共通性があると思うので、そういう意味ではシステムは共通できるような感じですかね。
■小田
そうですね。おっしゃるとおりで、例えば水漏れという事象一つ取りましても、例えば札幌で起こった水漏れも、東京で起こった水漏れも、大阪で起こった水漏れも、その後の対応はほぼ一緒です。別にここだからこうなるみたいなことはなくて、そうであれば当社がすべて「totono」で取ってしまって、後工程を当社BPOで今実施させていただいているんですけど、それがかなってくるという形になります。
●DAIBOUCHOU
それほど会社ごとにカスタマイズとかをしなくても標準機能である程度対応できるということですね。
■小田
はい。当社は完全にパッケージのアプリケーションとなっており、個社別の改造開発は請け負っておりません。ただ、それでも一番大きい管理会社で導入いただいている会社が9万戸の管理会社で、一番少ないところが50戸ぐらいの管理会社もありますが、同じアプリケーションが動いています。
●DAIBOUCHOU
それでも大丈夫ということですね。
■小田
大丈夫です。
【スマサポ】著名投資家DAIBOUCHOU氏が小田社長に質問展開!Vol.4に続く
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●DAIBOUCHOU
次に、「サンキューコール」と「totono」のシナジー効果はどのようなものがあるのでしょうか。
■小田
これまではサンキューコールで売上を上げようとすると、どうしても商材の数を多くすることに向くと、1人の入居者との架電時間が長くなってしまい、入居者に時間を割いていただくことになっていました。当社の「totono」と連携させることで、先に入居者にアプリケーションなどで案内をして電話でサービスを提供することも可能で、その逆になる電話でまず説明させていただきアプリ上で契約していただくという、両方ともあり得ます。こういった形で販売の商材がどんどん増えてきている状態になります。
●DAIBOUCHOU
そういうことなんですね。電話だけで住所とか電話番号とか伝えるのも大変ですからね。それをアプリでできたり、その逆で電話でサポートしてもらったり、説明してもらったりということですね。
■小田
商品によっては動画を見たほうが簡単なもの、言葉で伝えきれないものもあります。
●DAIBOUCHOU
電話のほうが都合がいいときと、アプリが都合いいときと、お客様に合わせて、内容に合わせて対応できるということですね。
■小田
そうですね。
●DAIBOUCHOU
分かりました。ありがとうございます。サンキューコール導入済みの会社でも「totono」がまだ導入されていない管理会社が多いと思いますが、どういう事情で「totono」が導入されてないのでしょうか。必要性とか、他社の入居者アプリが既に導入されているなど、事情について教えてほしいです。
■小田
「サンキューコール」は、非常にライトなサービスです。不動産管理会社は、導入に際して必要なコストは一切発生することなく、まずは送客の連携を行うだけで当社のほうからしっかりと「サンキューコール」をさせていただいて、管理会社に収益を取っていただけるという、ハードル的には非常に低いサービスです。ここは、ある意味他社の参入もあり得る、いわゆるレッドオーシャンのサービスとなるため競合他社も存在します。
一方、「totono」は、従来の入居者とのコミュニケーションをアナログからデジタルに変えるサービスになります。既存の管理会社はデータベースを持っています。このデータベースシステムとの連動・ダウンロードをどうやっていくかということもあり、従来の運用のスキームを大幅に変えるケースも出てきます。入居者対応されていた専門のチームがあったり、専任がいらっしゃったり、そこが「totono」を導入することで今まで電話で簡単に済ませていたものが「totono」というデジタルが入りますので、そこの運用の変更に対する意思決定のハードルが高いと言えば高いです。
その辺の手間とかノウハウは当社が蓄積して提供できるのが当社の最大の強みでもあるので、この部分は他社が参入しづらい参入障壁と思っています。このブルーオーシャンとレッドオーシャンを組み合わせることで、ほかには提供できないような当社だけのサービス提供になるため、これからは加速的に増えていくと期待しています。
●DAIBOUCHOU
そういうことなんですね。確かに「サンキューコール」は入居前だから不動産管理会社からすると、付帯サービスです。入居したあとの不動産管理会社の本来の仕事の部分で運営が既にされて、いろいろデータベースとかシステムを構築されている中で、そこに「totono」を導入するに当たって運営形態とかを大幅に変えなきゃいけないと。そこでコストもかかるし、両方運用するとコストが二重にかかってしまいますからね。そういったところが導入のハードルになっている。ただ、一度導入すると結構やめられないという感じなんですかね。
■小田
完全に運用が軌道に乗ってきて、当社はコストも全体的にみたら必ず回収でき、利益に貢献できるサービスです。使っていただく入居者が増えれば増えるほど管理会社の運用コストが下がるのも確実なのですが、そこに踏み出す第一歩がやはりなかなか出ないことは実際あります。
●DAIBOUCHOU
初期費用がちょっとかかってしまう感じですかね。将来的なコスト削減で回収できると言っても、初期費用がかかってしまうことは管理会社にとってはハードルになってしまうということですかね。
■小田
そうですね。
●DAIBOUCHOU
分かりました。あと、大手企業では自前で「サンキューコール」や入居者アプリを開発することもできると思いますが、自社運用せず貴社を利用する理由はどのようなものがあるのでしょうか。
■小田
おっしゃるように大企業では自社開発のリソースやコストもあるため、ブランドを大切にされる傾向も実際にあります。ただ、実際に入居者と対峙するチームは、大手も中小零細もかかわらず、入居者とのコミュニケーションはストレス濃度が高い仕事になります。トラブルに発展した形が散見されるほか、少子高齢化により1万社ある不動産管理会社も人材を豊富に取りそろえている会社はほとんどなくて、採用に苦慮されています。せっかく採用した人材をストレス濃度の高い入居者対応に充てるのではなく、例えばオーナーと対峙するオーナーサポートチームみたいなものがあった場合には、オーナーのところに訪問をして資産の組み換えだったりとか、リフォームの提案だったり、より良い仕事もあります。
特に、古くなった部屋をどうやってリノベーションして入居者に喜んでもらって家賃を上げるかとか、管理会社の仕事は多岐にわたりますが、その中の1つが入居者対応になります。ここはコストセンターになりがちで、ストレスがどうしても高いため、どんな規模の管理会社であれアウトソーシングしたい仕事となります。当社としては、入居者のことはすべて「totono」をトリガーに当社にお任せくださいという形で、規模の大小にかかわらず非常に今後も注目される、重宝されるサービスだと思っています。
●DAIBOUCHOU
入居者と直接対応する際に、貴社が間に入ってくれると非常にありがたいことなんですかね、不動産の管理会社からすると。
■小田
そうですね。やはり入居者もトラブルが起こっている場合、イライラされているケースが多いと思います。
●DAIBOUCHOU
そうですね。怒っていることが多いですね。
■小田
そうなんですよ。それを電話で謝らないといけないとか、またこちらから連絡しても電話がつながらないとか、そういうものをいかにデジタル化するかが、今後も重要な課題と思っています。
●DAIBOUCHOU
分かりました。そういう意味では、デジタル化して入居者とのアプリでのやり取りになって、それをすばやく工事会社と連携して対応できれば入居者もうれしいし、管理会社の方もストレスが減って助かる形ですかね。
■小田
はい。
●DAIBOUCHOU
分かりました。ありがとうございます。同様のサービスを提供している競合他社もあると思いますが、貴社サービスの有意性を教えていただきたいです。あと、業界内でのシェアや評価などもできれば教えてください。
■小田
ありがとうございます。不動産テックと言われている企業のサービスはたくさんあります。ただ、当社の「totono」と同様のアプリケーションはそれほど多くはないです。その中で当社は、管理会社で従事してきた経営陣なので、管理会社のペインポイントのほか、こうすれば管理会社に対しておもしろい仕事になるとか、もっと儲かるのに、ということは肌身で分かっています。そこから生まれたサービスであること、現場をよく知っているメンバーがそろっているため、そこがいわゆるサービス会社・システム会社が作るサービスとは決定的に違うであると思っています。
●DAIBOUCHOU
システム会社がつくったというよりは、現場の不動産管理会社の経験がある経営者の方々がつくったから管理会社の方が使いやすい仕組みになっている感じですかね。
■小田
そうですね。導入されている管理会社の数、シェアは恐らく1番と思っています。
●DAIBOUCHOU
実際、それぞれ会社の社数は多いですが、やっていることは同じような共通性があると思うので、そういう意味ではシステムは共通できるような感じですかね。
■小田
そうですね。おっしゃるとおりで、例えば水漏れという事象一つ取りましても、例えば札幌で起こった水漏れも、東京で起こった水漏れも、大阪で起こった水漏れも、その後の対応はほぼ一緒です。別にここだからこうなるみたいなことはなくて、そうであれば当社がすべて「totono」で取ってしまって、後工程を当社BPOで今実施させていただいているんですけど、それがかなってくるという形になります。
●DAIBOUCHOU
それほど会社ごとにカスタマイズとかをしなくても標準機能である程度対応できるということですね。
■小田
はい。当社は完全にパッケージのアプリケーションとなっており、個社別の改造開発は請け負っておりません。ただ、それでも一番大きい管理会社で導入いただいている会社が9万戸の管理会社で、一番少ないところが50戸ぐらいの管理会社もありますが、同じアプリケーションが動いています。
●DAIBOUCHOU
それでも大丈夫ということですね。
■小田
大丈夫です。
【スマサポ】著名投資家DAIBOUCHOU氏が小田社長に質問展開!Vol.4に続く
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