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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反発、じり高の展開だが商いは低迷
配信日時:2024/11/22 12:33
配信元:FISCO
*12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反発、じり高の展開だが商いは低迷
22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は反発、じり高の展開だが商いは低迷
・ドル・円は下げ渋り、一時154円割れ
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>
■日経平均は反発、じり高の展開だが商いは低迷
日経平均は反発。前日比389.15円高(+1.02%)の38415.32円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。
21日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は461.88ドル高の43870.35ドル、ナスダックは6.28ポイント高の18972.42で取引を終了した。地政学的リスク懸念が緩和し、寄り付き後、上昇。グールズビー・シカゴ連銀総裁が来年の金利が「現状を下回るだろう」との考えを示すと、金利先安感に買われ、相場を押し上げた。ナスダックは長期金利の上昇が重しとなり伸び悩んだが半導体のエヌビディアの決算を好感した買いが下支えとなり、かろうじてプラス圏を維持し、終了。
米国株高を材料に東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は38100円台でスタートした後は、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体株の上昇に引っ張られ、38400円台まで上げ幅を拡大。前場の高値圏で取引を終えたが、38500円水準での上値の重さなどが意識されて、商いを伴っての強い上昇とはならなかった。
日経平均採用銘柄では、三井化学<4183>、トクヤマ<4043>、UBE<4208>など化学関連株が上昇。大林組<1802>が証券会社のポジティブなレポートを材料に上場来高値を更新。半導体株では、東京エレクトロン、アドバンテストのほか、ディスコ<6146>が買われた。このほか、クレディセゾン<8253>、横河電機<6841>、レゾナック<4004>、ニトリHD<9843>、太平洋セメント<5233>などが上昇した。
一方、太陽誘電<6976>、オムロン<6645>、ニデック<6594>など電気機器関連が弱かったほか、IHI<7013>、三菱重<7011>など防衛関連銘柄がやや軟調。このほか、SOMPOホールディングス<8630>、三越伊勢丹<3099>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、スズキ<7269>などが下げた。
業種別では、石油・石炭、繊維、サービス、非鉄金属、卸売などが上昇した一方、医薬品、電気・ガス、海運の3セクターのみ下落した。
ランチタイムの為替は1ドル154円台半ばで朝方比では目立った動きは観測されず。日経平均は前日終値水準を上回って推移しているが、プライム市場の売買代金は先週比では減少しており力強さには欠ける展開が継続している。決算発表一巡やトランプ次期政権への不透明感などが売買手控え要因として意識されている様子だ。今週は20日まで38500円水準で上げ一服となっていることから、薄商いの状況下、後場の日経平均も38500円水準で上値は重くなろう。
■ドル・円は下げ渋り、一時154円割れ
22日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。早朝に154円52銭から米金利安・ドル安に振れ、一時153円97銭まで下落。日本のインフレ指標が想定ほど鈍化せず、日銀の12月利下げ観測で円買いが強まった。ただ、日本株高で円売りがドルを支えた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は153円97銭から154円52銭、ユーロ・円は161円20銭から161円83銭、ユーロ・ドルは1.0466ドルから1.0477ドル。
■後場のチェック銘柄
・オルツ<260A>、GMOアドパートナーズ<4784>の、2銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・10月消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.3%(予想:+2.2%、9月:+2.4%)
【要人発言】
・王・中国商務次官
「尊重を基礎とした米国との協力に意欲」
「他国が課す関税い夜消費者物価の上昇を警告」
「中国は外部からの影響に耐えられる」
・石破首相
「総合経済対策、事業規模は39兆円程度、国の一般会計は13.9兆円」
「補正予算を速やかに編成し早期成立を目指す」
<国内>
・特になし
<海外>
・16:00 英・10月小売売上高(自動車燃料含む)(前月比予想:-0.4%、9月:+0.3%)
・16:00 独・7-9月期GDP改定値(前年比予想:+0.2%、速報値:+0.2%)
<CS>
・日経平均は反発、じり高の展開だが商いは低迷
・ドル・円は下げ渋り、一時154円割れ
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>
■日経平均は反発、じり高の展開だが商いは低迷
日経平均は反発。前日比389.15円高(+1.02%)の38415.32円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。
21日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は461.88ドル高の43870.35ドル、ナスダックは6.28ポイント高の18972.42で取引を終了した。地政学的リスク懸念が緩和し、寄り付き後、上昇。グールズビー・シカゴ連銀総裁が来年の金利が「現状を下回るだろう」との考えを示すと、金利先安感に買われ、相場を押し上げた。ナスダックは長期金利の上昇が重しとなり伸び悩んだが半導体のエヌビディアの決算を好感した買いが下支えとなり、かろうじてプラス圏を維持し、終了。
米国株高を材料に東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は38100円台でスタートした後は、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体株の上昇に引っ張られ、38400円台まで上げ幅を拡大。前場の高値圏で取引を終えたが、38500円水準での上値の重さなどが意識されて、商いを伴っての強い上昇とはならなかった。
日経平均採用銘柄では、三井化学<4183>、トクヤマ<4043>、UBE<4208>など化学関連株が上昇。大林組<1802>が証券会社のポジティブなレポートを材料に上場来高値を更新。半導体株では、東京エレクトロン、アドバンテストのほか、ディスコ<6146>が買われた。このほか、クレディセゾン<8253>、横河電機<6841>、レゾナック<4004>、ニトリHD<9843>、太平洋セメント<5233>などが上昇した。
一方、太陽誘電<6976>、オムロン<6645>、ニデック<6594>など電気機器関連が弱かったほか、IHI<7013>、三菱重<7011>など防衛関連銘柄がやや軟調。このほか、SOMPOホールディングス<8630>、三越伊勢丹<3099>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、スズキ<7269>などが下げた。
業種別では、石油・石炭、繊維、サービス、非鉄金属、卸売などが上昇した一方、医薬品、電気・ガス、海運の3セクターのみ下落した。
ランチタイムの為替は1ドル154円台半ばで朝方比では目立った動きは観測されず。日経平均は前日終値水準を上回って推移しているが、プライム市場の売買代金は先週比では減少しており力強さには欠ける展開が継続している。決算発表一巡やトランプ次期政権への不透明感などが売買手控え要因として意識されている様子だ。今週は20日まで38500円水準で上げ一服となっていることから、薄商いの状況下、後場の日経平均も38500円水準で上値は重くなろう。
■ドル・円は下げ渋り、一時154円割れ
22日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。早朝に154円52銭から米金利安・ドル安に振れ、一時153円97銭まで下落。日本のインフレ指標が想定ほど鈍化せず、日銀の12月利下げ観測で円買いが強まった。ただ、日本株高で円売りがドルを支えた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は153円97銭から154円52銭、ユーロ・円は161円20銭から161円83銭、ユーロ・ドルは1.0466ドルから1.0477ドル。
■後場のチェック銘柄
・オルツ<260A>、GMOアドパートナーズ<4784>の、2銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・10月消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.3%(予想:+2.2%、9月:+2.4%)
【要人発言】
・王・中国商務次官
「尊重を基礎とした米国との協力に意欲」
「他国が課す関税い夜消費者物価の上昇を警告」
「中国は外部からの影響に耐えられる」
・石破首相
「総合経済対策、事業規模は39兆円程度、国の一般会計は13.9兆円」
「補正予算を速やかに編成し早期成立を目指す」
<国内>
・特になし
<海外>
・16:00 英・10月小売売上高(自動車燃料含む)(前月比予想:-0.4%、9月:+0.3%)
・16:00 独・7-9月期GDP改定値(前年比予想:+0.2%、速報値:+0.2%)
<CS>
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