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アーレスティ---2Qは売上高横ばいなるも、「ダイカスト事業 アジア」が増収・黒字転換
配信日時:2024/11/19 13:10
配信元:FISCO
*13:10JST アーレスティ---2Qは売上高横ばいなるも、「ダイカスト事業 アジア」が増収・黒字転換
アーレスティ<5852>は12日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.6%増の781.95億円、営業損失が2.53億円(前年同期は6.01億円の利益)、経常損失が5.36億円(同9.38億円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損失が26.96億円(同9.00億円の利益)となった。
「ダイカスト事業 日本」は売上高が前年同期比3.5%減の301.72億円、セグメント損失が1.49億円(前年同期は1.81億円の利益)となった。日本自動車市場では、国内自動車生産の落ち込み等により受注量が減少した。収益面は、受注量の減少に対して原価率改善と販売費及び一般管理費の圧縮を推進したが、アルミ地金価格上昇に伴う原材料価格高騰による調達コストの増加もあり、売上高の減少をカバーするまでには至らなかった。
「ダイカスト事業 北米」は売上高が前年同期比10.5%増の253.89億円、セグメント損失が4.19億円(前年同期は6.93億円の利益)となった。北米自動車市場では、底堅い北米自動車生産による受注量の増加と為替相場の影響があった。収益面においては、米国工場における生産性の悪化に加え、原材料価格、人件費等の製造コストの上昇があった。
「ダイカスト事業 アジア」は売上高が前年同期比5.6%増の172.21億円、セグメント利益が2.56億円(前年同期は9.88億円の損失)となった。アジア自動車市場では、中国工場において主要顧客の販売不振により受注量が減少したが、インド工場において新規製品の量産が開始したことによる受注量の増加と為替相場の影響があった。収益面においては、インド工場における一部製品の生産が安定しないことに伴うコスト高の影響があったが、中国工場における生産体制の合理化による固定費の削減、前期減損損失計上による減価償却費の減少等により第1四半期に続き、第2四半期3か月間でも黒字を維持、対前年同期比黒字転換となる。
「アルミニウム事業」は売上高が前年同期比1.2%減の34.66億円、セグメント利益が同20.1%減の0.70億円となった。販売重量は前年同期比10.5%減となったが、販売単価も上昇した。
「完成品事業」は売上高が前年同期比47.2%減の19.45億円、セグメント利益が同63.1%減の1.79億円となった。半導体関連企業の期中の大型物件の引き渡しが減少した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.2%増の1,602.00億円、営業利益が同33.1%増の30.50億円、経常利益が同11.1%増の28.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.00億円とする10月29日発表の修正計画を据え置いている。
尚、1株当たり配当予想(中間 10 円・期末 18円の合計 28 円)は期初計画値を維持する形で変更なし。
<NH>
「ダイカスト事業 日本」は売上高が前年同期比3.5%減の301.72億円、セグメント損失が1.49億円(前年同期は1.81億円の利益)となった。日本自動車市場では、国内自動車生産の落ち込み等により受注量が減少した。収益面は、受注量の減少に対して原価率改善と販売費及び一般管理費の圧縮を推進したが、アルミ地金価格上昇に伴う原材料価格高騰による調達コストの増加もあり、売上高の減少をカバーするまでには至らなかった。
「ダイカスト事業 北米」は売上高が前年同期比10.5%増の253.89億円、セグメント損失が4.19億円(前年同期は6.93億円の利益)となった。北米自動車市場では、底堅い北米自動車生産による受注量の増加と為替相場の影響があった。収益面においては、米国工場における生産性の悪化に加え、原材料価格、人件費等の製造コストの上昇があった。
「ダイカスト事業 アジア」は売上高が前年同期比5.6%増の172.21億円、セグメント利益が2.56億円(前年同期は9.88億円の損失)となった。アジア自動車市場では、中国工場において主要顧客の販売不振により受注量が減少したが、インド工場において新規製品の量産が開始したことによる受注量の増加と為替相場の影響があった。収益面においては、インド工場における一部製品の生産が安定しないことに伴うコスト高の影響があったが、中国工場における生産体制の合理化による固定費の削減、前期減損損失計上による減価償却費の減少等により第1四半期に続き、第2四半期3か月間でも黒字を維持、対前年同期比黒字転換となる。
「アルミニウム事業」は売上高が前年同期比1.2%減の34.66億円、セグメント利益が同20.1%減の0.70億円となった。販売重量は前年同期比10.5%減となったが、販売単価も上昇した。
「完成品事業」は売上高が前年同期比47.2%減の19.45億円、セグメント利益が同63.1%減の1.79億円となった。半導体関連企業の期中の大型物件の引き渡しが減少した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.2%増の1,602.00億円、営業利益が同33.1%増の30.50億円、経常利益が同11.1%増の28.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.00億円とする10月29日発表の修正計画を据え置いている。
尚、1株当たり配当予想(中間 10 円・期末 18円の合計 28 円)は期初計画値を維持する形で変更なし。
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