注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~暗号資産(仮想通貨)関連物色が強まる~
配信日時:2024/11/19 08:51
配信元:FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~暗号資産(仮想通貨)関連物色が強まる~
19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■暗号資産(仮想通貨)関連物色が強まる
■大光、25/5上方修正 純利益 9.8億円←6.6億円
■前場の注目材料:大王製紙、26年度の研究費1.5倍、次世代素材開発を推進
■暗号資産(仮想通貨)関連物色が強まる
19日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。18日の米国市場はNYダウが55ドル安、ナスダックは111ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)が12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを見送るとの観測が重荷となるなか、利益確定の売りが出やすかった。そのなかで、テスラの上昇がナスダック指数を押し上げる形となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の38340円。円相場は1ドル154円60銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い優勢の展開から始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始後ほどなくして38140円まで下げる場面もみられたが、米国市場の取引開始後にリバウンド基調が強まり、一時38530円まで買われた。終盤にかけて軟化したものの、プラス圏をキープして終えており、前日の下げに対する自律反発の動きが意識されそうである。
ただし、エヌビディアは、次世代の人工知能(AI)向け半導体「ブラックウェル」に過熱問題が生じたと伝わり、投入遅延が懸念されて売られた。20日には決算発表を控えていることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重荷となる可能性から、自律反発の域は脱せないだろう。昨日の日経平均株価は200日線を割り込んだが、自律反発が期待されるなか、同線が抵抗線として意識されやすいとみられる。
物色としてはトランプ次期政権の政策などに関連した物色に向かわせそうだ。テスラについても、トランプ次期政権が自動運転の規制緩和を模索していると報じたことが材料視された形である。また、トランプ氏のメディア企業であるトランプ・メディア&テクノロジーは、暗号通貨取引企業のバックトの買収に向けて最終段階の交渉を行っていると伝わった。
これを受けてトランプ・メディアは16%超の上昇、バックト(バックトHD)は162%超の急伸だった。東京市場においてもマネックスG<8698>など暗号資産(仮想通貨)に関連した銘柄には、個人投資家主体の値幅取り狙いの資金が集中しそうだ。
■大光、25/5上方修正 純利益 9.8億円←6.6億円
大光<3160>は2025年5月期業績予想の修正を発表。当期純利益を6.60億円から9.80億円に上方修正した。東京電力HD<9501>に対してALPS処理水放出に伴い諸外国からの禁輸措置などによって生じた損害について、損害賠償請求を行いその賠償金について合意したため、第2四半期において3.94億円の特別利益を計上することとなった。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(18791.81、+111.69)
・1ドル=154.60-70円
・シカゴ日経先物は上昇(38340、+80)
・SOX指数は上昇(4888.77、+55.18)
・VIX指数は低下(15.58、-0.56)
・米原油先物は上昇(69.16、+2.14)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・大王製紙<3880>26年度の研究費1.5倍、次世代素材開発を推進
・UACJ<5741>栃木・小山工場を拡充、航空宇宙・防衛向け深耕
・NTT<9432>NTT東西、IOWN活用サービス開始へ、拠点間通信毎秒800ギガビット
・東北電力<9506>来年2・3月分の電気代割引、女川原発稼働で
・三井不動産<8801>設立したクロスユーなど、宇宙産業交流イベント開催
・レゾナック<4004>表面保護用フィルム事業をサンエー化研に売却
・伊藤忠<8001>サウジ環境インフラと協業、中東・アフリカで共同プロ
・M&Aキャピ<6080>公正なM&A後押し、新プラットフォーム公開
・大阪ガス<9532>丸紅と、GHG排出枠の品質評価で提携
・NTT<9432>NTTコム、サイバー対策に生成AI、アプリで助言・提案
・エイチワン<5989>福島・郡山事業所の機能移管、収益・成長力改善
・パイオラックス<5988>ドイツ事務所を年内閉鎖
・オカダアイヨン<6294>小型圧砕機の外注を拡大、大型機に集中
・島津製作所<7701>バイオ発電新興に出資、グリーン領域拡大
・富士通<6702>独SAP Fioneerと、保険業DXで連携、共通業務を標準化
・NEC<6701>NEC Bioと、T細胞受容体をAI予測、がん免疫療法に活用
・野村総合研究所<4307>旧式システム最新化コンサル、ITコスト・リスク減
・ユーグレナ<2931>再生燃料の調達拡大、アジア大手と基本合意
・レゾナック<4004>AIで原料を最適配合、探索システム導入
・三菱ケミG<4188>半導体関連など注力、高機能材料の成長カギ
・住友化学<4005>核酸医薬強化、原薬でペプチスターに出資
・ENEOS<5020>グループのJX金属、独拠点に先端半導体向け設備
・AGC<5201>断熱ガラス性能向上、リノベ向け試験販売
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■暗号資産(仮想通貨)関連物色が強まる
■大光、25/5上方修正 純利益 9.8億円←6.6億円
■前場の注目材料:大王製紙、26年度の研究費1.5倍、次世代素材開発を推進
■暗号資産(仮想通貨)関連物色が強まる
19日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。18日の米国市場はNYダウが55ドル安、ナスダックは111ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)が12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを見送るとの観測が重荷となるなか、利益確定の売りが出やすかった。そのなかで、テスラの上昇がナスダック指数を押し上げる形となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の38340円。円相場は1ドル154円60銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い優勢の展開から始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始後ほどなくして38140円まで下げる場面もみられたが、米国市場の取引開始後にリバウンド基調が強まり、一時38530円まで買われた。終盤にかけて軟化したものの、プラス圏をキープして終えており、前日の下げに対する自律反発の動きが意識されそうである。
ただし、エヌビディアは、次世代の人工知能(AI)向け半導体「ブラックウェル」に過熱問題が生じたと伝わり、投入遅延が懸念されて売られた。20日には決算発表を控えていることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重荷となる可能性から、自律反発の域は脱せないだろう。昨日の日経平均株価は200日線を割り込んだが、自律反発が期待されるなか、同線が抵抗線として意識されやすいとみられる。
物色としてはトランプ次期政権の政策などに関連した物色に向かわせそうだ。テスラについても、トランプ次期政権が自動運転の規制緩和を模索していると報じたことが材料視された形である。また、トランプ氏のメディア企業であるトランプ・メディア&テクノロジーは、暗号通貨取引企業のバックトの買収に向けて最終段階の交渉を行っていると伝わった。
これを受けてトランプ・メディアは16%超の上昇、バックト(バックトHD)は162%超の急伸だった。東京市場においてもマネックスG<8698>など暗号資産(仮想通貨)に関連した銘柄には、個人投資家主体の値幅取り狙いの資金が集中しそうだ。
■大光、25/5上方修正 純利益 9.8億円←6.6億円
大光<3160>は2025年5月期業績予想の修正を発表。当期純利益を6.60億円から9.80億円に上方修正した。東京電力HD<9501>に対してALPS処理水放出に伴い諸外国からの禁輸措置などによって生じた損害について、損害賠償請求を行いその賠償金について合意したため、第2四半期において3.94億円の特別利益を計上することとなった。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(18791.81、+111.69)
・1ドル=154.60-70円
・シカゴ日経先物は上昇(38340、+80)
・SOX指数は上昇(4888.77、+55.18)
・VIX指数は低下(15.58、-0.56)
・米原油先物は上昇(69.16、+2.14)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・大王製紙<3880>26年度の研究費1.5倍、次世代素材開発を推進
・UACJ<5741>栃木・小山工場を拡充、航空宇宙・防衛向け深耕
・NTT<9432>NTT東西、IOWN活用サービス開始へ、拠点間通信毎秒800ギガビット
・東北電力<9506>来年2・3月分の電気代割引、女川原発稼働で
・三井不動産<8801>設立したクロスユーなど、宇宙産業交流イベント開催
・レゾナック<4004>表面保護用フィルム事業をサンエー化研に売却
・伊藤忠<8001>サウジ環境インフラと協業、中東・アフリカで共同プロ
・M&Aキャピ<6080>公正なM&A後押し、新プラットフォーム公開
・大阪ガス<9532>丸紅と、GHG排出枠の品質評価で提携
・NTT<9432>NTTコム、サイバー対策に生成AI、アプリで助言・提案
・エイチワン<5989>福島・郡山事業所の機能移管、収益・成長力改善
・パイオラックス<5988>ドイツ事務所を年内閉鎖
・オカダアイヨン<6294>小型圧砕機の外注を拡大、大型機に集中
・島津製作所<7701>バイオ発電新興に出資、グリーン領域拡大
・富士通<6702>独SAP Fioneerと、保険業DXで連携、共通業務を標準化
・NEC<6701>NEC Bioと、T細胞受容体をAI予測、がん免疫療法に活用
・野村総合研究所<4307>旧式システム最新化コンサル、ITコスト・リスク減
・ユーグレナ<2931>再生燃料の調達拡大、アジア大手と基本合意
・レゾナック<4004>AIで原料を最適配合、探索システム導入
・三菱ケミG<4188>半導体関連など注力、高機能材料の成長カギ
・住友化学<4005>核酸医薬強化、原薬でペプチスターに出資
・ENEOS<5020>グループのJX金属、独拠点に先端半導体向け設備
・AGC<5201>断熱ガラス性能向上、リノベ向け試験販売
☆前場のイベントスケジュール
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