注目トピックス 市況・概況

注目銘柄ダイジェスト(前場):ライフドリンクC、TOYO、Aiロボティクスなど

配信日時:2024/11/14 11:45 配信元:FISCO
*11:45JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ライフドリンクC、TOYO、Aiロボティクスなど TOYO<5105>:2465.5円(+282.5円)
大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は287億円で前年同期比21.2%増となり、市場予想を100億円程度上回っている。つれて、通期予想は従来の810億円から860億円、前期比11.8%増に上方修正。年間配当金も105円から110円に引き上げ。通期予想はコンセンサス並みの水準だが、第4四半期の計画は保守的な印象。第2四半期で悪化してきていた米国市場が再度回復の方向となっているもよう。


ライフドリンクC<2585>:2347円(+400円)
ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は30.6億円で前年同期比5.2%増となり、市場予想は小幅に上回ったとみられる。一方、通期予想の58億円、前期比22.0%増は据え置き。決算サプライズは乏しいものの、生産能力の増強策を発表しており、期待材料につながっているもよう。富士山の天然水山中湖が保有する工場を譲受、フル稼働すれば約 7%の能力増強となるようだ。また、子会社既存工場への追加投資なども発表している。


サンウェルズ<9229>:972円 ウ -
ストップ安売り気配。半期報告書の提出期限延長に関する承認申請書を提出と発表。不正に診療報酬請求をしていたとの一部報道における指摘を受け、特別調査委員会を設置して調査を行っているが、調査期限までに調査が完了しないとみられるもよう。延長申請の検討は伝わっていたが、先行き不透明感がより強まる形となっているようだ。また、従来9円を予定していた中間配当は無配とし、期末配当金も未定にするとしている。


フロンティアM<7038>:826円 ウ -
ストップ安売り気配。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は0.9億円で前年同期比89.2%減と大幅減益になり、通期予想は従来の16.2億円の黒字から一転、9.5億円の赤字に下方修正している。M&Aアドバイザリー事業が期初計画から大幅な未達となるほか、再生支援事業も大型案件の終了で減収となる見込みのもよう。下振れは想定線と言え、修正幅の大きさにネガティブなインパクトが先行のようだ。


ビジョン<9416>:1363円 カ -
ストップ高買い気配。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は43.2億円で前年同期比16.1%増となり、上半期の同12.1%増から増益率はやや拡大へ。また、株主優待制度の一部変更を発表、スキンケアシリーズ「KO SHI KA | こしか」の3点セットに関する利用券の贈呈を廃止する代わりに、300株以上の保有者に対して、クオカード15000円分を贈呈するとしている。利回り妙味が高まったとの見方が優勢に。


Aiロボティクス<247A>:2601円(-225円)
反落。25年3月期第2四半期の売上高は前年同期比89.7%増の63.35億円、経常利益は同52.2%増の11.61億円と好調だった。主力ブランドである「Yunth」から「生VCホワイトクリアフォーム」「美白ハンドセラム」を発売しブランドラインナップを拡大、「生VC美白美容液」や美容家電ブランド「Brighte」も好調に販売数を伸ばしている。ただ、ここのところ株価は堅調で13日も年初来高値を更新していることやVC売りの思惑から、本日も年初来高値を更新したあと売りに押されている。


スマートドライブ<5137>:1759円(+67円)
続伸。13日の取引終了後に24年9月期の業績を発表し、好材料視されている。売上高21.73億円(前年同期比27.2%増)、経常利益1.71億円(前年同期は0.26億円の経常損失)と、経常黒字に転換した。リカーリング売上高は3.40億円(前年同期比32%増)と過去最高。リカーリング売上比率も59%(前年同期は58%)と安定的に推移している。あわせて25年9月期通期売上高は30.79億円(前年同期比42%増)、営業利益は3.01億円(同72%増)と予想している。


アイキューブド<4495>:1364円(+16円)
続伸。25年6月期第1四半期の業績を発表、売上高は9.03億円(前年同期比29.7%増)、営業利益は2.11億円(同54.1%増)、経常利益は2.12億円(同54.8%増)と好調だった。売上高は、CLOMO事業でOEM提供による新規顧客の獲得が進んだことに加え、投資事業で営業投資有価証券の売却による売上が発生し前年同期比で増加した。売上原価は、CLOMO事業で製品リリースが減少し、減価償却費も減少したが、投資事業における売上原価の発生により全体としては前年同期比で増加した。 <ST>

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