みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」4位にiF日経Wブ
配信日時:2024/10/16 10:58
配信元:MINKABU
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の16日午前10時現在でiFreeETF 日経平均レバレッジ・インデックス<1365.T>が「売り予想数上昇」で4位となっている。
iFreeETF 日経平均レバレッジ・インデックス<1365.T>は。日経平均株価の変動率に対し2倍の値動きをするETF(上場投資信託)で、ブル型ETFに位置づけられる。日経平均は前日に一時4万円の大台に乗せたものの伸び悩み、終値での4万円台回復には至らなかった。その後の海外市場ではASMLホールディング<ASML>の業績予想引き下げがネガティブ・サプライズとなり、半導体株が総崩れの展開となったことを受け、16日の東京株式市場で日経平均は大幅安を余儀なくされ、下落幅は一時800円を超えた。日足は前日まで5営業日連続で陰線となっており、チャート分析上で「上位の陰線5本」は相場の下落局面入りを警告するシグナルとされている。全体相場の調整色が強まることが懸念されるなかにあって、ブル型ETFからの資金流出を見込んだ投資家の存在が、iF日経Wブにおいて売り予想数の増加につながったようだ。
出所:MINKABU PRESS
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みんかぶニュース 市況・概況
来週の【重要イベント】米新築住宅販売、権利付き最終売買日、米個人所得 (9月22日~28日)
――――――――――――――――――― 9月22日 (月) ――
◆国内経済
・自民党総裁選告示 (10月4日投開票)
・自民党総裁選候補の所見発表演説会
・8月白物家電出荷額 (10:00)
・8月主要コンビニエンスストア売上高 (14:00)
◆国際経済etc
★中国9月最優遇貸出金利 (10:00)
・ユーロ圏9月消費者信頼感 (23:00)
・プラザ合意から40年
――――――――――――――――――― 9月23日 (火) ――
◆国内経済
★国内市場休場 (秋分の日)
・自民党総裁選候補の共同記者会見、公開討論会
◆国際経済etc
・ドイツ9月製造業PMI (16:30)
・ドイツ9月サービス業PMI (16:30)
・ユーロ圏9月製造業PMI (17:00)
・ユーロ圏9月サービス業PMI (17:00)
・米国4-6月期経常収支 (21:30)
・米国9月製造業PMI (22:45)
・米国9月サービス業PMI (22:45)
・米国9月リッチモンド連銀製造業指数 (23:00)
★パウエルFRB (連邦準備制度理事会) 議長が講演 (24日1:35)
・国連総会の一般討論演説 (ニューヨーク、~29日)
・OECD (経済協力開発機構) 中間経済見通し
・米国2年国債入札
【海外決算】
[米]マイクロン・テクノロジー
――――――――――――――――――― 9月24日 (水) ――
◆国内経済
・8月食品スーパー売上高 (13:00)
・自民党総裁選演説会(東京都内)
◆国際経済etc
・ドイツ9月Ifo景況感指数 (17:00)
・米国MBA住宅ローン申請指数 (20:00)
★米国8月新築住宅販売件数 (23:00)
・米国週間石油在庫統計 (23:30)
・米国5年国債入札
◆新規上場、市場変更 など
〇人・夢・技術グループ <9248> :東証P→東証S
〇トライト <9164> [東証G]:上場廃止
――――――――――――――――――― 9月25日 (木) ――
◆国内経済
★日銀金融政策決定会合議事要旨 (7月30・31日開催分、8:50)
・8月企業向けサービス価格指数 (8:50)
・8月全国スーパー売上高 (14:00)
・8月外食売上高 (14:00)
・8月全国百貨店売上高 (14:30)
・トヨタ自動車 <7203> が実証都市「ウーブン・シティ」を静岡県裾野市に開業
・東京ゲームショウ2025 (幕張メッセ、~28日)
・40年国債入札
◆国際経済etc
・ドイツ10月Gfk消費者信頼感 (15:00)
・ユーロ圏8月マネーサプライM3 (17:00)
・米国4-6月期GDP[確報値] (21:30)
・米国新規失業保険申請件数 (21:30)
・米国8月耐久財受注 (21:30)
・米国8月卸売在庫 (21:30)
・米国8月中古住宅販売件数 (23:00)
・スイス中銀が政策金利を発表
・米国7年国債入札
【海外決算】
[米]コストコ・ホールセール、アクセンチュア
◆新規上場、市場変更 など
★オリオンビール <409A> :東証P上場
★GMOコマース <410A> :東証G上場
〇住信SBIネット銀行 <7163> [東証S]:上場廃止
――――――――――――――――――― 9月26日 (金) ――
◆国内経済
・9月東京都区部消費者物価指数 (8:30)
・週間対外及び対内証券売買契約等の状況 (8:50)
★9月末権利付き最終売買日
・自民党総裁選演説会(名古屋)
◆国際経済etc
★米国8月個人所得 (21:30)
★米国8月個人消費支出 (21:30)
・米国9月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報値] (23:00)
◆新規上場、市場変更 など
★UNICONホールディングス <407A> :東証S上場
〇三菱食品 <7451> [東証S]:上場廃止
〇NTTデータグループ <9613> [東証P]:上場廃止
――――――――――――――――――― 9月27日 (土) ――
◆国際経済etc
・中国1-8月工業企業利益 (10:30)
――――――――――――――――――― 9月28日 (日) ――
◆国内経済etc
・第79回国民スポーツ大会 (滋賀県、~10月8日)
◆国際経済etc
・モルドバ議会選挙
※「★」は特に注目されるイベント。カッコ ()内は日本時間。
株探ニュース
2025/09/20 11:30
みんかぶニュース 市況・概況
来週の【新規公開(IPO)銘柄】 オリオン、GMOコマー、ユニコンHD
● 9月25日 ――――――――――――――
◆コード 銘柄名 公開市場 業種
<409A> オリオンビール 東証プライム 食料品
【事業内容】
酒類清涼飲料の製造・販売およびホテルなどの運営
【業績データ】 売上高 営業利益 経常利益 最終利益 1株配当
2025年 3月期 28866 3479 3447 7301 90.00
※単位は、売上高、利益項目が百万円、1株配当は円。
【主幹事】野村證券
【公募・売り出し】
売り出し2756万3200株のほか、
オーバーアロットメントによる売り出し413万4400株を実施する。
【公募・売り出し価格】 850円
【調達資金の使途】-
◆コード 銘柄名 公開市場 業種
<410A> GMOコマース 東証グロース サービス業
【事業内容】
店舗のCX(顧客体験)向上およびDX(デジタル変革)推進を支援する
マーケティングプラットフォームなどの開発、提供
【業績データ】 売上高 営業利益 経常利益 最終利益 1株配当
2024年12月期 1983 348 351 218 22392.77
※単位は、売上高、利益項目が百万円、1株配当は円。
【主幹事】大和証券
【公募・売り出し】
公募156万8400株のほか、
オーバーアロットメントによる売り出し23万5200株を実施する。
【公募・売り出し価格】 1180円
【調達資金の使途】人件費・人材採用費、業務委託費、販売促進費。
● 9月26日 ――――――――――――――
◆コード 銘柄名 公開市場 業種
<407A> UNICONホールディングス 東証スタンダード 建設業
【事業内容】
建設事業(土木事業・建築事業)およびそれに関連する事業を営む
グループ会社の経営管理およびこれに付帯する一切の業務
【業績データ】 売上高 営業利益 経常利益 最終利益 1株配当
2025年 6月期 17620 1710 - 1117 45.00
※単位は、売上高、利益項目が百万円、1株配当は円。
【主幹事】野村證券
【公募・売り出し】
売り出し472万5100株のほか、
オーバーアロットメントによる売り出し70万8700株を実施する。
【公募・売り出し価格】 1060円
【調達資金の使途】-
株探ニュース
2025/09/20 10:30
みんかぶニュース 市況・概況
週間ランキング【業種別 騰落率】 (9月19日)
●今週の業種別騰落率ランキング
※9月19日終値の9月12日終値に対する騰落率
東証33業種 値上がり: 10 業種 値下がり: 23 業種
東証プライム:1615銘柄 値上がり: 674 銘柄 値下がり: 908 銘柄 変わらず他: 33 銘柄
東証33業種 騰落率(%) 【株価】上昇率/下落率 上位3銘柄
1. 石油・石炭(0259) +1.91 富士石油 <5017> 、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020>
2. 卸売業(0276) +1.56 スタティアH <3393> 、内田洋 <8057> 、伊藤忠食 <2692>
3. 電気機器(0266) +0.93 Jディスプレ <6740> 、コクサイエレ <6525> 、レーザーテク <6920>
4. 輸送用機器(0267) +0.59 ティラド <7236> 、三桜工 <6584> 、モリタHD <6455>
5. 銀行業(0278) +0.50 あおぞら銀 <8304> 、京都FG <5844> 、栃木銀 <8550>
6. 化学(0257) +0.26 トリケミカル <4369> 、レゾナック <4004> 、日本高純度 <4973>
7. ガラス・土石(0261) +0.17 日ヒュム <5262> 、フジミインコ <5384> 、特殊陶 <5334>
8. 機械(0265) +0.13 ローツェ <6323> 、ディスコ <6146> 、TOWA <6315>
9. その他金融業(0281) +0.10 イー・ギャラ <8771> 、ネットプロ <7383> 、リコーリース <8566>
10. 食料品(0254) +0.09 カルビー <2229> 、ピックルス <2935> 、ケンコーマヨ <2915>
11. 金属製品(0264) -0.30 三和HD <5929> 、洋缶HD <5901> 、ノーリツ <5943>
12. 情報・通信業(0275) -0.32 WOWOW <4839> 、ラクスル <4384> 、エニーカラー <5032>
13. 証券・商品(0279) -0.36 極東証券 <8706> 、松井 <8628> 、JIA <7172>
14. ゴム製品(0260) -0.38 浜ゴム <5101> 、住友ゴ <5110> 、オカモト <5122>
15. 陸運業(0271) -0.55 京急 <9006> 、JR九州 <9142> 、セイノーHD <9076>
16. 倉庫・運輸(0274) -0.59 三菱倉 <9301> 、渋沢倉 <9304> 、エーアイテイ <9381>
17. 医薬品(0258) -0.64 ペプドリ <4587> 、大塚HD <4578> 、協和キリン <4151>
18. 不動産業(0282) -0.74 パーク24 <4666> 、空港施設 <8864> 、グッドコムA <3475>
19. パルプ・紙(0256) -0.86 レンゴー <3941> 、中越パ <3877> 、北越コーポ <3865>
20. 鉱業(0252) -0.96 INPEX <1605> 、K&Oエナジ <1663> 、日鉄鉱 <1515>
21. 建設業(0253) -0.98 若築建 <1888> 、新日本建 <1879> 、東京エネシス <1945>
22. 非鉄金属(0263) -1.10 SWCC <5805> 、古河機金 <5715> 、大阪チタ <5726>
23. 繊維製品(0255) -1.12 ワールド <3612> 、TSIHD <3608> 、ユニチカ <3103>
24. 海運業(0272) -1.48 川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> 、商船三井 <9104>
25. 小売業(0277) -1.68 T-BASE <3415> 、くら寿司 <2695> 、パルHD <2726>
26. 精密機器(0268) -1.86 テルモ <4543> 、朝日インテク <7747> 、セイコーG <8050>
27. 水産・農林業(0251) -1.93 ニッスイ <1332> 、極洋 <1301> 、マルハニチロ <1333>
28. 鉄鋼(0262) -2.00 東京製鉄 <5423> 、淀川鋼 <5451> 、新日本電工 <5563>
29. 空運業(0273) -2.01 JAL <9201> 、ANAHD <9202>
30. サービス業(0283) -2.60 プロレド <7034> 、HUグループ <4544> 、サンウェルズ <9229>
31. 保険業(0280) -2.83 T&D <8795> 、アニコムHD <8715> 、第一生命HD <8750>
32. 電気・ガス(0270) -4.83 東電HD <9501> 、東ガス <9531> 、北海電 <9509>
33. その他製品(0269) -7.68 任天堂 <7974> 、アシックス <7936> 、TOPPAN <7911>
※上記の『【株価】上昇率/下落率 上位3銘柄』は、業種別指数が前週比プラスの場合は株価上昇率の上位3銘柄、前週比マイナスの場合は株価下落率の上位3銘柄を記載。
株探ニュース
2025/09/20 08:30
みんかぶニュース 市況・概況
米国市場データ NYダウは172ドル高と連日の最高値更新 (9月19日)
― ダウは172ドル高と連日の最高値更新、利下げ継続への期待が引き続き相場をサポート ―
NYダウ 46315.27 ( +172.85 )
S&P500 6664.36 ( +32.40 )
NASDAQ 22631.48 ( +160.76 )
米10年債利回り 4.127 ( +0.020 )
NY(WTI)原油 62.68 ( -0.89 )
NY金 3705.8 ( +27.5 )
VIX指数 15.45 ( -0.25 )
シカゴ日経225先物 (円建て) 45005 ( +275 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 45100 ( +370 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/09/20 07:50
みんかぶニュース 市況・概況
シカゴ日経平均先物 大取終値比 275円高 (9月19日)
シカゴ日経225先物 (円建て) 45005 ( +275 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 45100 ( +370 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/09/20 07:39
みんかぶニュース 市況・概況
【投資部門別売買動向】自己売買が1兆2595億円を買い越す一方、海外勢や個人、信託銀は売り越す (9月第2週)
●自己売買が1兆2595億円を買い越す一方、海外勢や個人、信託銀は売り越す
東証が19日に発表した9月第2週(8日~12日)の投資部門別売買動向(現物)によると、次期政権への期待や半導体関連株の買い人気で、日経平均株価が前週末比1749円高の4万4768円と大幅に3週続伸して史上最高値を更新したこの週は、証券会社の自己売買が2週ぶりに買い越した。買越額は1兆2595億円と3月第4週以来およそ5ヵ月半ぶりの大きさだった。前週は306億円の売り越し。自社株買いが中心とみられる事業法人は24週連続で買い越し、買越額は2077億円と前週の3252億円から縮小した。
一方、海外投資家が2週ぶりに売り越し、売越額は6923億円と3月第4週以来の大きさだった。前週は1314億円の買い越しだった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で3週ぶりに買い越した。買越額は6177億円だった。前週は54億円の売り越し。現物と先物の合算では2週ぶりに売り越し、売越額は745億円だった。個人投資家は4週ぶりに売り越し、売越額は4688億円だった。前週は1657億円の買い越しだった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行は3週連続で売り越し、売越額は1301億円と前週の4220億円から大幅に減少した。
日経平均が大幅に3週続伸して史上最高値を更新する中、自己売買が1兆2595億円を買い越す一方、海外投資家や個人投資家、信託銀行は売り越した。
■投資部門別売買代金差額 (9月8日~12日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全50社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
9月 ―――
第2週 ▲6,923 ▲1,301 ▲4,688 [ ▲4,252 ▲436 ] 44,768円 ( +1749 円)
第1週 1,314 ▲4,220 1,657 [ ▲659 2,317 ] 43,018円 ( +300 円)
8月 ―――
第4週 ▲3,031 ▲4,461 4,134 [ 1,453 2,681 ] 42,718円 ( +85 円)
第3週 ▲1,988 12 1,501 [ ▲2,201 3,703 ] 42,633円 ( -745 円)
第2週 5,737 ▲2,165 ▲11,253 [ ▲10,186 ▲1,067 ] 43,378円 ( +1557 円)
第1週 ▲53 ▲1,165 ▲5,780 [ ▲6,452 671 ] 41,820円 ( +1020 円)
7月 ―――
第5週 ▲1,892 ▲1,002 255 [ ▲1,891 2,146 ] 40,799円 ( -656 円)
第4週 6,023 385 ▲12,190 [ ▲10,214 ▲1,975 ] 41,456円 ( +1637 円)
第3週 1,875 107 ▲879 [ ▲2,154 1,274 ] 39,819円 ( +249 円)
第2週 4,030 ▲353 ▲665 [ ▲1,995 1,330 ] 39,569円 ( -241 円)
第1週 5,456 848 ▲603 [ ▲3,094 2,490 ] 39,810円 ( -339 円)
6月 ―――
第4週 3,398 ▲473 ▲5,917 [ ▲4,305 ▲1,611 ] 40,150円 ( +1747 円)
第3週 884 ▲1,073 ▲2,326 [ ▲2,822 496 ] 38,403円 ( +568 円)
第2週 997 ▲251 ▲40 [ ▲1,062 1,022 ] 37,834円 ( +92 円)
第1週 3,985 ▲4,738 1,618 [ 118 1,500 ] 37,741円 ( -223 円)
5月 ―――
第5週 6,165 ▲981 ▲3,567 [ ▲3,986 418 ] 37,965円 ( +804 円)
第4週 2,850 ▲359 ▲550 [ ▲1,696 1,145 ] 37,160円 ( -593 円)
第3週 6,232 ▲2,893 ▲2,579 [ ▲3,553 973 ] 37,753円 ( +250 円)
第2週 3,570 ▲2,680 ▲3,576 [ ▲3,250 ▲325 ] 37,503円 ( +672 円)
第1週 3,946 ▲2,299 ▲1,673 [ ▲2,241 568 ] 36,830円 ( +1124 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2025/09/20 06:50
みんかぶニュース 市況・概況
今週の【早わかり株式市況】4週続伸、米利下げ再開で最高値更新も週末波乱
■今週の相場ポイント
1.日経平均は4週続伸、4万5000円台乗せ
2.連休明け上昇スタート、米株高に追随
3.米利下げ再開、FOMC通過でリスクオン
4.日銀会合「現状維持」もETF売却に警戒
5.市場ムードは一変、全体相場は波乱展開に
■週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比277円(0.6%)高の4万5045円と、4週連続で上昇した。
今週は米国のハイテク株高・利下げ再開を追い風に日本株は最高値圏をまい進。半導体関連株を中心に値上がりした。良好な相場環境のまま推移するかに思われたが、週末の日銀会合がサプライズに。全体相場は波乱の様相を呈した。
敬老の日を含む3連休明け16日(火)の日経平均は上昇。日本が休場の間に広がりをみせていた米ハイテク株高の流れに追随した。値がさの半導体関連株が牽引役となり、取引時間中に一時4万5000円台を上回った。17日(水)は反落。日本時間翌未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を控え、様子見ムードが広がった。18日(木)は大幅反発。注目されたFOMCでは市場予想通り0.25%の利下げが決定。パウエル議長の記者会見を経て年内の追加利下げに対する期待感が高まり、東京市場にもリスク選好ムードが波及した。日経平均は終値で4万5000円台に乗せ、過去最高値を更新した。19日(金)は値の荒い展開に。エヌビディアによるインテル出資計画を受け、前日の米国株市場では両銘柄をはじめハイテク株全般に買いが流入。この流れを引き継ぎ日経平均も前場こそプラス圏で推移していたが、昼ごろ判明した日銀金融政策決定会合の結果発表でムードが一変。政策金利の「現状維持」とともに保有ETF・REITの売却方針が明らかとなり、警戒感がにわかに台頭。後場に入り一時800円を超える下落に見舞われた。これまで相場を牽引してきた半導体関連株も乱高下。大引けにかけて下げ幅を縮小し、週間ではプラスを維持した。
■来週のポイント
来週は自民党総裁選の動向に注目したい。候補者が出揃うなか、政局動向が相場を左右する場面がありそうだ。日経平均は9月以降、驚異ともいえる強さを発揮しているが、19日は日銀のETF売却発表で動揺する場面があった。週明けトレンドに変化があるか、更に強さを発揮する展開となるか見極めたい。
重要イベントとしては、国内では25日朝に発表される日銀金融政策決定会合議事要旨が注目される。海外では22日に発表される中国9月最優遇貸出金利、23日のパウエルFRB議長講演、24日に発表される米国8月新築住宅販売件数、26日に発表される米国8月の個人所得と個人消費支出に注視が必要だろう。
■日々の動き(9月16日~9月19日)
【↑】 9月16日(火)―― 4日続伸、ハイテク株が買われ一時4万5000円台
日経平均 44902.27( +134.15) 売買高19億8545万株 売買代金 5兆481億円
【↓】 9月17日(水)―― 5日ぶり反落、欧米株安で利益確定売りが優勢
日経平均 44790.38( -111.89) 売買高20億7400万株 売買代金 4兆6178億円
【↑】 9月18日(木)―― 大幅反発、半導体関連株が買われ最高値更新
日経平均 45303.43( +513.05) 売買高17億4799万株 売買代金 4兆8546億円
【↓】 9月19日(金)―― 反落、日銀のETF売却発表で一時大幅安
日経平均 45045.81( -257.62) 売買高30億3750万株 売買代金 8兆7515億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、23業種が値下がり
(2)下落率トップは任天堂 <7974> などその他製品。
(3)ディフェンシブ株は東電HD <9501> など電気・ガスが大幅安、大塚HD <4578>など医薬品、京急 <9006> など陸運も売られた
(4)輸出株はまちまち。テルモ <4543> など精密機器が安いが、アドテスト <6857> など電機、スズキ <7269> など自動車は堅調
(5)金融株もまちまち。T&D <8795> など保険、松井 <8628> など証券が値下がりしたが三菱UFJ <8306> など銀行はしっかり
(6)リクルート <6098> などサービス、ファストリ <9983> など小売、東京エネシス <1945> など建設といった内需株は下落
(7)上昇率トップは出光興産 <5019> など石油
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(2) 人工知能 ── 政府のAI戦略本部が基本計画の骨子案提示
2(1) 下水道
3(3) データセンター ── 米オラクル受注急増で成長力を再認識
4(5) 半導体
5(6) 核融合発電
※カッコは前週の順位
株探ニュース
2025/09/20 06:40
みんかぶニュース 市況・概況
【投資部門別売買動向】自己売買が1兆2595億円を買い越す一方、海外勢や個人、信託銀は売り越す (9月第2週)
●自己売買が1兆2595億円を買い越す一方、海外勢や個人、信託銀は売り越す
東証が19日に発表した9月第2週(8日~12日)の投資部門別売買動向(現物)によると、次期政権への期待や半導体関連株の買い人気で、日経平均株価が前週末比1749円高の4万4768円と大幅に3週続伸して史上最高値を更新したこの週は、証券会社の自己売買が2週ぶりに買い越した。買越額は1兆2595億円と3月第4週以来およそ5ヵ月半ぶりの大きさだった。前週は306億円の売り越し。自社株買いが中心とみられる事業法人は24週連続で買い越し、買越額は2077億円と前週の3252億円から縮小した。
一方、海外投資家が2週ぶりに売り越し、売越額は6923億円と3月第4週以来の大きさだった。前週は1314億円の買い越しだった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で3週ぶりに買い越した。買越額は6177億円だった。前週は54億円の売り越し。現物と先物の合算では2週ぶりに売り越し、売越額は745億円だった。個人投資家は4週ぶりに売り越し、売越額は4688億円だった。前週は1657億円の買い越しだった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行は3週連続で売り越し、売越額は1301億円と前週の4220億円から大幅に減少した。
日経平均が大幅に3週続伸して史上最高値を更新する中、自己売買が1兆2595億円を買い越す一方、海外投資家や個人投資家、信託銀行は売り越した。
■投資部門別売買代金差額 (9月8日~12日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全50社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
9月 ―――
第2週 ▲6,923 ▲1,301 ▲4,688 [ ▲4,252 ▲436 ] 44,768円 ( +1749 円)
第1週 1,314 ▲4,220 1,657 [ ▲659 2,317 ] 43,018円 ( +300 円)
8月 ―――
第4週 ▲3,031 ▲4,461 4,134 [ 1,453 2,681 ] 42,718円 ( +85 円)
第3週 ▲1,988 12 1,501 [ ▲2,201 3,703 ] 42,633円 ( -745 円)
第2週 5,737 ▲2,165 ▲11,253 [ ▲10,186 ▲1,067 ] 43,378円 ( +1557 円)
第1週 ▲53 ▲1,165 ▲5,780 [ ▲6,452 671 ] 41,820円 ( +1020 円)
7月 ―――
第5週 ▲1,892 ▲1,002 255 [ ▲1,891 2,146 ] 40,799円 ( -656 円)
第4週 6,023 385 ▲12,190 [ ▲10,214 ▲1,975 ] 41,456円 ( +1637 円)
第3週 1,875 107 ▲879 [ ▲2,154 1,274 ] 39,819円 ( +249 円)
第2週 4,030 ▲353 ▲665 [ ▲1,995 1,330 ] 39,569円 ( -241 円)
第1週 5,456 848 ▲603 [ ▲3,094 2,490 ] 39,810円 ( -339 円)
6月 ―――
第4週 3,398 ▲473 ▲5,917 [ ▲4,305 ▲1,611 ] 40,150円 ( +1747 円)
第3週 884 ▲1,073 ▲2,326 [ ▲2,822 496 ] 38,403円 ( +568 円)
第2週 997 ▲251 ▲40 [ ▲1,062 1,022 ] 37,834円 ( +92 円)
第1週 3,985 ▲4,738 1,618 [ 118 1,500 ] 37,741円 ( -223 円)
5月 ―――
第5週 6,165 ▲981 ▲3,567 [ ▲3,986 418 ] 37,965円 ( +804 円)
第4週 2,850 ▲359 ▲550 [ ▲1,696 1,145 ] 37,160円 ( -593 円)
第3週 6,232 ▲2,893 ▲2,579 [ ▲3,553 973 ] 37,753円 ( +250 円)
第2週 3,570 ▲2,680 ▲3,576 [ ▲3,250 ▲325 ] 37,503円 ( +672 円)
第1週 3,946 ▲2,299 ▲1,673 [ ▲2,241 568 ] 36,830円 ( +1124 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2025/09/19 20:00
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (19日 発表分)
9月19日に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■新設 ――――――――――――――
コンヴァノ <6574> [東証G] 決算月【3月】 9/19発表(場中)
毎年9月末と3月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、①ビットコイン(保有株数に応じて1000~5000円相当)、②ネイルサロン「FASTNAIL」の優待割引券(2000~1万円分)を年2回贈呈する。なお、26年3月期は特例として基準日を11月末、3月末とする。
■実施 ――――――――――――――
セレス <3696> [東証P] 決算月【12月】 9/19発表(場中)
25年12月末基準日の株主優待は、保有株数100株以上300株未満で暗号資産5000円相当(イーサリアムとジパングコイン各2500円相当)、300株以上保有で暗号資産2万円相当(イーサリアムとジパングコイン各1万円相当)を贈呈する。
■変更 ――――――――――――――
レントラックス <6045> [東証G] 決算月【3月】 9/19発表
26年3月末基準日から「継続保有期間半年以上」の要件を追加。
株探ニュース
2025/09/19 19:50
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